足を上げて寝るだけでむくみを解消!疲労回復や美肌効果も期待できます

足と枕

1日中立ちっぱなしや、歩き過ぎて疲れてむくみ、パンパンになった足。こうなった足の疲労回復、滞ったリンパの流れをスムーズにし、むくみ解消から美脚効果まであるといわれている「足あげ」ですが、腰痛防止にもなるといわれています。今回は、より効果的な足の上げ方や、他の効果について、ご紹介したいと思います。

足を上げて寝ることで得られる効果

足上げ

足、ふくらはぎ、腿には大きな筋肉が集中しています。疲れやむくみ対策からダイエットまで、幅広く影響のある場所ですが、「足を上げて寝る」ことで、疲労回復、むくみの解消、ダイエット、美脚などの効果が期待できます。足を上げて寝ることで得られる効果についてご紹介いたします。

疲労回復とむくみ解消

滞ったリンパや血液の流れを良くすることで疲労回復とむくみ解消の効果があります。

人間は、二本足歩行をしているため下半身や末端の足に血液やリンパ液が停滞してしまいむくみの原因になります。放っておくと足がどんどん太くなってしまったり…足をまっすぐに伸ばした状態で寝ていると、膝から下はわずかに浮いた状態になります。

この状態で横になっていますと、体の重みが足の負担となり、眠っている間にも疲労が溜まっていきます。足を上げて寝ることで、リンパや血液の流れを循環させ、むくみの解消や疲労回復につながります。

ダイエット&美肌効果

足を上げて寝ることでむくみが改善され、ダイエット効果も期待できます。体内水分の代謝がスムーズになることで、老廃物の排出が活発になります。余計な水分の代謝と老廃物の代謝の働きが良くなることで、ダイエット効果があると言えます。

脂肪と老廃物とが固まってしまい、肌表面がボコボコして見える、頑固なセルライトも、体内の水分や血流がよくなることで、新陳代謝が促されますので、防ぐことが可能ですし、美肌効果も期待できそうです。

リラックスして熟睡

足を上げて寝ることで、ぐっすりと眠れるようになり質の良い睡眠も期待できます。むくみがとれず、血流が悪くなると、睡眠の質も悪くなります。睡眠の質が悪いと、寝起きの際に、疲れや倦怠感が残ってしまうことがあるかと思います。

質の良い睡眠がとれれば、寝起き時に疲労感なく、すっきりと起きることができます。足を上げて寝ることで体液や血液が全身にいきわたり、全身がリラックスでき、質の良い睡眠を手に入れることができます。

腰痛を和らげる

足を高く寝ることで、足の疲れを取り、腰痛を和らげる効果があります。朝起きたて、起き上がる際などに、腰が痛い…なんとなくだるい…などといったことがある方も多いかと思います。

これは、寝相などに問題がある場合があります。足を上げて寝ることで、腰周りの筋肉の緊張をとることで、筋肉がほぐれるため、腰痛をやわらげたり、防止する働きがあります。

足を上げて寝るときの正しい姿勢

足上げ寝

足を上げて寝ることの効果についてご紹介いたしましたが、いかがしょうか。疲れ切ったときの足は、朝に比べてパンパンに太くなり、ジーンズや靴がきつくなっている…なんていうことはみなさんご経験あるのではないでしょうか。

是非、一定期間お試しいただきたいのですが、では、この足を上げて寝る際、正しい方法はあるのでしょうか…?効果があるはずなのに返って気を使ってしまい眠れなくなってしまったり、朝起きたら余計足がだるくなっている…なんてことにならないために、ここでは足を上げて寝る際のポイントについてご紹介いたします。

膝より下にクッションや足枕を置く

足を高くして眠る際は、膝より下の辺りにクッションや市販の足枕などを置いて眠りましょう。

体を横たえた際に、ちょうど浮いている状態になる膝下に、クッションや足枕などで、その隙間を埋めるような感じになります。(足首から下だけをクッションに乗せても効果はありませんし、返って疲れてしまいますのでご注意を!)

足の高さは心臓と同じくらいから少し下が良いといわれています。

頭よりも高い低い位置に足を置く

足を上げる高さに注意!頭よりも高い位置に足を置くと頭に血が上ってしまいNGです。足を上げ寝る際に注意したいのは高さ。だいたい10~15㎝程度で十分です。無理に足を高く上げて眠る必要はありません。自然な姿勢で就寝することが大事です。

極端に高くしてしまうと、足の付け根の静動脈が圧迫されてしまいますので、逆効果になってしまいます。特に、普段から血圧が高めの方はご注意ください。頭痛をなどの原因にもなり得ますので、必要以上に高くしないようにしましょう。

健康に不安な方や、かかりつけのお医者様がいらっしゃる方は、医学的な面から、足を上げて寝る際のアドバイスを求めてみるのも良いかもしれませんね。

足を上げて寝るときに便利なグッズ

足上げ

近年では、大型店においても、睡眠関連の売り場が設けられるほど、寝る時間に注目が集まっています。

足を上げて寝る際は、適度な高さのクッションや座布団など、自宅にあるものがサイズ的にちょうどよければ、そちらをご使用いただければOK!ではありますが、お気に入りの便利なグッズを見つけて、より質の良い眠りに繋げたいですね。

以下では足を上げて寝るときに便利かな…と思われるグッズについてご紹介いたしたいと思います。

着圧ソックスを併用

骨盤矯正 着圧ソックス メディキュット

骨盤矯正 着圧ソックス メディキュット 寝ながら ボディシェイプ スパッツ 骨盤サポート M

足を上げて寝ることと併用することでより効果的なのが着圧ソックス。効果の内容は、足を上げて寝ることと重なりますが、特に冬場、冷えからも血流は悪くなりますので、着圧ソックスとの併用で血流をよりスムーズにし、保温効果で冷えの対策にもなりますので、お薦めです。

足枕

コジット のびのび腰痛対策 脚クッション

コジット のびのび腰痛対策 脚クッション スモーキーブルー スモーキーブルー 57cm 90672

アストロ 足枕

アストロ 足枕 男女兼用 オレンジ ストライプ柄 パイル地カバー付 まるごと洗える 304-22

ここでお薦めしたいのは、「適切な角度や高さで足や脚に負担がかからずに適切なポジションを確保してくれる」枕になります。前に記述していますが、足首から下だけを高くしたりなど、適切でない上げ方をしてしまうと、返って負担になり、効果がのぞめませんので、適切なものを選びましょう。

足を上げて寝るための足枕の選び方

二人で足枕

①足だけでなく「脚」全体を適切な高さに維持してくれる枕

お尻の下のあたりから太もも裏側の方にむかって徐々に高くなり、太ももから膝に到達するまでに高さがピークになり、そこから足首までは均一の高さが維持されているものが良いでしょう。この際には、ピークの高さが10センチ~15センチで維持されているかどうか、チェックしてみてください。

②脚が落ちにくい、幅の広い枕

1を考慮したうえで、脚が落ちにくいよう幅の広い枕を選ぶことをおすすめします。多少の寝返りでは落ちることがありませんので、効果が期待できますね。

③柔らか過ぎず、固すぎない素材の枕

肌触りが良くても柔らかすぎる枕ですと、寝ている間に脚の重みで枕が沈んでしまい、適した高さに足を置いておくことが出来なくなり、効果が期待できませんので、適度な固さの素材を選びましょう。

固すぎてもまた、反発が強すぎて返って疲れがたまってしまいますので、注意しましょう。

ここでお薦めなのは、多少値がはりますが、ウレタン製のものです。脚の形にフィットしてくれますので、理想的な高さで足に負担をかけずに朝まで支えてくれます。

価格帯は、5,000円~10,000円程度のものが多いようです。決して安くはありませんので、まずは、自宅にある大判のバスタオルやクッションなどで試してみてからでも良いかもしれませんね。

足を上げて寝るときの注意点

足上げ寝

疲労回復やむくみの解消、ダイエット効果など良い点がたくさんありそうですが、脚を上げて寝る際には注意点があります。注意点に気を付けて、適切な睡眠を確保しましょう。

寝やすい楽な姿勢を見つけましょう

足を上げて寝る際の効果や方法、グッズなどについて紹介してきました。最終的に一番大切なことは、「リラックスして良質な睡眠をとる」ことです。

寝る際の姿勢や高さにとらわれ過ぎて、動いちゃいけない、枕からずれてはいけない!など気にしすぐてしまうと、熟睡できなくなり、返ってストレスになりますし、疲れがとれませんので、ご自身にとって、寝やすい、楽な姿勢をまずはチェックしてみてください。

足(脚)の高さは心臓のある高さを目安にしましょう

先にもご紹介した中で、寝る際の足の高さは10~15㎝程度と記述いたしました。この高さは、大体ですが心臓のある位置程度になるかと思われます。

足は上げ過ぎないようにすることがポイントです。足を上げすぎると、逆に足のほうへの血液が流れにくくなり、返って逆効果になりますので、ご注意ください。

まとめ

眠る

足を上げて寝ることの効果や方法、グッズや注意点についてご紹介してきました。疲れをためずにしっかりとることで、血流や代謝を上げ、ダイエットや健康にも繋がります。

足を上げるのはせいぜい10~15㎝までですので是非、試してみてくださいね。ご自身のスタイルにあったグッズなどを見つけて、毎日楽にリラックスできると良いですね。

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