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『メルカリ』は中古品を手軽に売り買いできる人気フリマアプリ
皆さんはスマホアプリ『メルカリ』をご存知でしょうか。使わなくなった中古品を手軽に出品することができるアプリです。利用者は出品者にも購入者にもなることができ、知らない者同士でも簡単にやり取りすることができます。
自分で出品物を撮影し、必要な記載項目を埋めるだけで出品ページが完成します。購入者が現れたら、発送の準備を行い、購入されたタイミングで発送すれば完了です。商品が到着すると、出品者に購入金額が入る仕組みです。
出品物の中には禁止項目も…ルール違反すると?
とても便利なメルカリですが、出品物の中には禁止項目もあります。過去にはフリマアプリを利用して犯罪紛いな行為が行われることもあったため、その幾度、多くの利用者が安心して利用できるように禁止項目が追加されています。
もしもこのルールに違反した場合、アプリの利用停止やアカウント凍結などの処置が取られる可能性があります。
メルカリで絶対に売ってはいけない『8つの商品』
では、メルカリで禁止されている出品物にはどのようなものがあるのでしょうか。間違えて出品しそうな絶対に売ってはいけない商品を8つご紹介するので、メルカリをこれから利用しようと考えている人、すでに利用している人は確認しておきましょう。
1.開封済みのサプリや薬
すでに開封してしまったサプリメントや、薬局などで処方された薬を販売することはできません。もしも薬や対象のサプリメントを出品してしまった場合、医薬品医療機器等法に触れてしまう恐れがあるからです。
例えば、医薬品に該当する成分が含まれているものや、安全性が確保されていない海外の輸入品などは、安全を確保するため、メルカリで販売することができません。
2.使用済みの制服や体操服
学生時代に使っていた制服や体操服を使わなくなったという理由で、メルカリに出品しようと考える人は多くいます。しかし、使用済みの制服や体操服もメルカリでは禁止出品物の対象です。
なぜならば、利用者の中に使用済みの制服や体操服を本来の使用目的とは異なる目的で入手しようする犯罪者が紛れ込んでいる可能性があるからです。
3.使用済みの下着
使用済みの下着も制服や体操服と同様の理由で出品できません。クリーニング済みの下着であっても、すでに着用している場合は出品できないので、気をつけましょう。
ただし、洗濯済みのブライダルインナーや補正下着などは出品可能です。補正下着に関しては、ブラジャータイプのものは出品できないので、ご注意ください。
4.現金や記念硬貨
以前、現金が実際の金額よりも高値で販売される事態を受け、メルカリでは記念硬貨を含む現金類すべての取引が禁止となっています。
現在流通している国内の貨幣や使用可能な海外紙幣、さらにプリペイドカード類などのお金の代わりとなるものも禁止です。
5.商品券やギフト券
現金と同じ理由で商品券やギフト券の取引も禁止されています。航空券や乗車券、宝くじ、オンラインギフト券(iTunesなど)も対象になるので、使わないから現金に換えてもらおうとメルカリを利用するのはやめましょう。
近くの金券ショップなどに行くと、ギフト券などの金券を現金に換えてもらえます。
6.使用期限が切れている化粧品
メルカリでは、多くの化粧品が取引されています。「一度使ったけれど、あまり私には合わなかった」というような化粧品も売買できるので便利ですよね。
しかし、すでに使用期限が切れている化粧品は、皮膚の安全上、出品禁止物の対象となっています。普段は気にしている人が少ない使用期限ですが、メルカリで出品する際は重要項目となってきます。
7.アイドルやキャラクターのハンドメイドグッズ
人気アイドルやアニメやゲームの人気キャラクターなど、ハンドメイドグッズを作って売買する人がいましたが、現在は禁止となっています。
これは、アイドルやアニメの制作会社などに著作権があり、勝手に商材を使用してグッズを作成し、販売する行為は違法となるからです。
8.危険性のある護身・防犯グッズ
女性が護身用などに使うスタンガンや催涙スプレーなども禁止対象となります。メルカリでは、殺傷能力があり武器と使用される物は、取引が全般的に禁止されているからです。
ただし、スポーツ競技用として作成されたもの(アーチェリーや弓道の弓、ヌンチャクなど)や、日常的な生活に必要なもの(ハサミや調理包丁など)は対象外となります。
ルールを正しく守って安全・便利に利用しよう
いかがでしたか。「これもダメなの?」と驚く禁止物も中にはあったかもしれません。法律を遵守しながら安全にアプリを利用するためにも、利用者はこうした禁止物以外の物を出品・購入し、便利に楽しみましょう。