不吉な数字は何番?世界中のアンラッキーナンバーを集めてみた

アンラッキーナンバー

古くから日本では「4」「9」などが不吉な数字と言われています。このように縁起の悪いとされる数字のことを忌み数ともいいます。では日本以外の国には悪い数字があるのでしょうか?あるとしたら一体どんな数字でしょうか?今回は世界で不吉と言われている数字に注目して、世界中のアンラッキーナンバーを集めてみました。なぜ不吉な数字と言われるようになったのか、その由来も一緒に国ごとにご紹介していきます。

なぜ世界中に不吉な数字が存在するの?

666

不吉な数字を調べていくと、その国々によって不吉と言われる数字が様々だとわかります。それではなぜ国によって、不吉な数字が違うのでしょう?

不吉な数字はその国々の文化や宗教から生まれるものが多いようです。

そのため国ごとに不吉な数字が違い、不吉だと思っていた数字が他の国では逆にいい数字、なんてこともあります。数字を紐解いていくとその国の歴史や文化を理解する助けになりそうです。

キリスト教圏の不吉な数字

最後の晩餐

「13」

「13」が忌み数として怖がられていることは日本でも有名ですよね。13は映画などの影響もあって、世界に不吉というイメージが根付いています。特にキリスト教圏では避けられることが多いそうです。

その由来はイエス・キリストを裏切ったのが13番目の弟子だったからなど諸説あります。イタリアではテーブルを囲む時に13人である場合はテーブルを2つに分けたり、席に人形を置いたりして13になることを必ず避けるよう徹底されているそうです。

「666」

「666」もキリスト教圏で古くから悪い数字という歴史があります。それは聖書にあるヨハネの黙示録に666という数字が出てくるからです。ヨハネの黙示録によると、この世の終末に獣が現れ、その獣が人々に刻む数字が666とされているそうです。そのためキリスト教圏では666が恐れられているそうです。

英語圏の不吉な数字

111

「11」「111」

英語圏で共通して避けられている数字があります。それは「11」や「111」という1のゾロ目です。1のゾロ目は蛇の目言われ、不吉な数とされているそうです。ホテルなどの部屋番号には111を使わないところもあると言われています。

日本の不吉な数字

4

「4」「9」「49」

冒頭でもご紹介しましたが、日本では4や9という数字が不吉な数字と言われています。ではなぜ不吉と言われているのでしょうか?

それは、4は「死」という言葉と同じ音読みであり、死を連想してしまうため昔から不吉と言われています。4は漢字文化の中国と韓国でも同じ理由で忌み数と言われています。

9は「苦」しみを連想させるので不吉と言われています。こういった風潮から病院では4や9がつく部屋番号は使わないそうです。

また4と9が組み合わされる「49」は「死苦」「始終苦」「轢く」など連想させやはり、好まれません。車のナンバープレートは希望がない限り49という数字が使われることがないそうです。

アメリカの不吉な数字

飛行機事故

「191」

アメリカでは「191」が不吉な数字と考えられています。それは191という数字にまつわる飛行機事故が多発しているからだそうです。

191にまつわる飛行機事故

  • 1967年にX-15フライトNo.191が墜落事故
  • 1972年にピリンエアーのフライトNo.191がマケドニアで墜落事故
  • 1979年にアメリカン・エアラインのフライトNo.191が空港で墜落事故
  • 1985年にデルタ航空のフライトNo.191がデトロイトで墜落事故
  • 2012年にジェットブルー航空のフライトNo.191がテキサスで緊急着陸

これだけ191にまつわる飛行機事故があると、とても偶然の一言で片付けられませんよね。デルタ空港では191という数字を、フライトにつけることをなくしたそうです。

中国の不吉な数字

7

「4」

先ほどご紹介しましたが、中国でも日本と同じで「4」という数字は死を連想させるため忌み数と言われています。逆に「9」は「久」と同じ音読みで永久という意味に捉えられ、吉の数字と言われているそうです。

「7」

よくラッキーセブンと言われるほど「7」にはラッキーナンバーのイメージが強いですが、中国では不吉な数字として定着しています。

それは中国の7月が幽霊月とされているため、あの世から幽霊が来る月として怖がられているからだそうです。また、中国読みで7は「棄」「期」と同じため、棄は廃棄、期はくぎりという意味を連想させ、7という数字は不吉と言われています。

「250」

これは「eri bai wu」と読み、「大馬鹿野郎」と同じ読み方をするそうです。そのため中国では250は人を侮辱する数字として嫌われています。

インドの不吉な数字

地震でひび割れた道路

「26」

インドもアメリカのように、災害が多発することから不吉と言われるようになった数字があります。それは「26」です。インドの自然災害、人災など大災害と呼ばれるものは26日に起こるものが多いそうです。

26日におきた災害

  • 2001年1月26日、グジャラート州で2万人が死亡する大地震
  • 2004年12月26日、インド洋で23万人が死亡する大津波
  • 2007年5月26日、インド北西部のグワハティで大爆発発生
  • 2008年7月26日、アフマダーバードの町で大爆発発生
  • 2008年11月26日、200人以上の死傷者を出すムンバイ同時多発テロ発生

2000年代に起きた事故ばかりで記憶に新しいものが多いです。大規模の災害ばかりで人の記憶に残り、新たに忌み数が生まれてしまったものです。

イタリアの不吉な数字

17

「17」

イタリアでは「17」を徹底して避ける傾向にあるそうです。17はローマ数字にすると「XVII」となり、これを並び換えると「VIXI」となります。

これはラテン語で「私は生きていた」という意味で、お墓に刻まれる言葉だそうです。

死を暗示する数字のため「17」は不吉と言われています。イタリアの国営の航空には17便も17搭乗口も席に17列も存在しないそうです。

ロシアの不吉な数字

お葬式の花

「同じもの偶数個あるプレゼント」

ロシアは数字の中で偶数を縁起が悪いと考えることが多いようです。お葬式では同じ花を偶数本お供えする習わしがあるそうです。そのため同じものが偶数本あるプレゼントなどを避ける風習があります。

何も知らないと日本人の場合、偶数本のバラの花束のプレゼントなど渡してしまうかもしれませんね。日本人女性ならとても喜ばれるでしょうが、ロシアの方にはとても失礼なプレゼントになってしまうので注意しましょう。花の種類が揃っていないなら大丈夫だそうです。

ブルガリアの不吉な数字

携帯電話

「0888 888 888 の携帯番号」

ブルガリアには都市伝説に、「0888 888 888」の携帯番号の携帯を持った人は10年以内に死ぬというものがあります。

過去この番号の携帯番号を持った3人が次々と暗殺されているという噂が広まったことから、この都市伝説が生まれたようです。この都市伝説があまりにも広がり過ぎたため、ブルガリアの通信会社は「0888 888 888」を永久欠番にしたそうです。

まとめ

不吉そうな数字

世界のアンラッキーナンバーをご紹介しました。色々調べてみると国ごとに違って本当に面白いですね。文化や宗教の違いから数字の意味合いがまったく違っていましたね。

また事故や災害などが重なると、都市伝説となり不吉な数字と言われる場合もあるようです。これから不吉と言われる数字が生まれてくることも有り得ますね。

数字を知るとその国の文化や歴史を知るいい機会になるかと思います。普段なかなか意識しない数字ですが、知らないうちにロシアのプレゼントの例のように相手を不愉快な気持ちにさせてしまうこともあるかもしれません。

これから海外旅行に行くときや、海外の友人に会うときは事前にその国の不吉な数字を調べておくことをおすすめします。

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