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子どもは壮大な夢を持っている
子どもは、大人の想像を超える壮大で想像力豊かな夢を抱いています。まだ世間の荒波にもまれていないからこそ抱く子どもの夢は、大人の常識の範疇にはとらわれない自由なものばかりです。
夢と希望の入り混じった子どもの夢を、大人が踏みにじってしまうのはNG!無意識に子どもの夢を傷つけないためにも、避けるべき行為を把握しておきましょう。
子どもの夢を壊してしまう『絶対NG行為』5選
子どもの夢を崩してしまう、大人が言ってしまいがちなNGな言葉は以下の通りです。
1.論破する
子どもの夢を正論で論破してしまうのはNG!
- 身分が違うから無理
- お金持ちしかなれない
- 努力では難しい夢など
上記のような言葉かけは、一瞬で子どもの夢を潰す可能性があるので要注意です。
2.現実を突きつける
人間は、アニメやテレビの中のヒーローやヒロインのような特殊な能力を、使いこなせるわけではありません。でも、子どもは使える日がやってくると信じています。
- あんなのやったら体がどうかなっちゃうよ
- あんな武器があったら世界が滅ぶ
- あれは犯罪行為だからなど
夢を潰し、まだ見ぬ現実を子どもに突き付けるのはやめましょう。
3.もう達成したことにする
子どもの夢を、一瞬で終わらせてしまうような声掛けは絶対NG。
- お姫様になりたい…我が家のお姫様だから叶ってるね
- 戦隊ヒーローになりたい…おもちゃを買ってあげたから、もうなったでしょなど
大人の一言で、今まで大切にしてきた夢を一瞬で失った子どもは、絶望と夢を失う経験を同時に味わうことになります。
4.無理だと決めつけて相手にしない
現実にある職業であっても、就くことが限られている職種はあるものです。それになりたいと子どもが行ったとき、大人が子どもの夢を分断するようなことをいってしまうのはさけましょう。
- 医者になりたい…医者になるには大金が必要だから無理
- 俳優やモデルになりたい…普通の人はなれないから無理
- 特殊な職業に就きたい…才能がないからあきらめるべきなど
無理だと決めつける前に、子どもの夢を応援してサポートしてあげるのが大人の務めです。
5.自分の夢を押し付ける
子ども自身が夢を持っているにもかかわらず、それを無視して自分がなれなかった職業や理想の自分像を子どもに押し付けるのは絶対NG。子どもが自分の意見を封印してしまう原因を作ることにつながります。
子どもの夢を潰さないようにするために
子どもの夢を潰さないためにも、子どもと関わる大人は以下のことに注意しておきましょう。
- 子どもに現実を突き付けるようなことはいわない
- 子どもの夢を否定しない
- 子どもの世界を壊さない
- 子どもの夢に首を突っ込み、困らせない
- 勝手に子どもの抱く夢を完結させない
- 子どもの話を馬鹿にしない
子どもの世界は年を重ねるごとに現実味を帯び始め、夢から現実に意識が移っていきます。夢と現実のはざまにいる年齢に抱く夢は、子どもにとっての宝です。それを丸ごと否定し、現実を押し付けるようなことをいってしまうのはNG。
子どもの夢に寄り添い、キラキラ輝く子どもの笑顔を守るのが親を含める大人のすべき行動といえます。
まとめ
子どもは夢と現実のはざまに大きな夢を抱きつつ、大人の反応もしっかりと観察しています。夢を抱く子どもに夢は突きつけず、子どもの夢にできるだけ寄り添って上げましょう。