目次
加湿器内の掃除を怠ると…
加湿器を使うとき、特に気を付けたいのが給水タンクの中にカビが発生していないかという点です。給水タンク内にカビが発生している場合、カビが浮いた水を蒸気にして散布すると人体に害を及ぼす危険があります。
給水タンクないの水は、できるだけ毎日取り換えましょう。水か残っていたとしても、新しい水に取り換え、カビの発生を毎日確認しながら使用してくださいね。
加湿器にカビが生えてしまう原因3選!
加湿器にカビが発生してしまう原因は、以下のものが考えられます。
1.水の交換をしない
加湿器は、基本的に毎日水の交換をしながら使用するものです。前日の水が給水タンクにたくさん残っているとなると、水を捨てるのはもったいないと感じて水がなくなるまで継続使用してしまいがち。
カビは、条件さえそろえばあっという間に繁殖してしまうため、1日以上置いた水を継続使用するのは危険です。水は毎日取り換え、タンク内にカビが生えていないかをチェックしながら使用しましょう。
2.水道水以外の水を加湿器に使用している
水道水にはカルキが含まれているため、よりきれいな状態の浄水器の水やミネラルウォーターを使用したいと感じている人もいるでしょう。
しかし、殺菌成分が含まれていない浄水器の水は、劣化しやすくカビが生えやすいので、加湿機との相性がよくありません。劣化しにくく、殺菌成分が含まれている水道水を使用する方が、カビの発生リスクを抑えられるので安全といえます。
3.長期間使用しなかった
加湿器が活躍するのは、秋以降の季節。春を過ぎると、加湿器はシーズンオフになるので、押し入れなどに収納する人が多いのではないでしょうか。
加湿器を長期間使わない場合は、最後にしっかりと乾燥させなければ、あっという間にカビが繁殖してしまいます。給水タンク内はもちろん、吹き出し口などにもカビが発生するリスクがあるので、収納前にはしっかりと乾燥させましょう。
加湿器をキレイにする方法&カビ予防策
加湿器の中にカビが発生してしまったときは、以下の方法でカビを完全に取り切りましょう!
- クエン酸や重曹で洗浄する
- カビが取り切れない場合は、消毒用エタノールでカビを拭き取る…プラスチックを溶かす可能性があるので、長時間の放置は不可
- 陽イオン界面活性剤を薄めて、カビを拭き取る…頑固な黒カビに有効
カビは、いったん発生してしまうと根絶するのに時間がかかる場合があります。特に黒カビは頑固なので、赤カビを見つけたら黒カビを呼ぶ前に根絶するよう心がけましょう。
カビを発生させないためには、使用中の水の交換、水道水の使用、不使用時の乾燥が不可欠です!使わない時期になったからといって、放置してしまうのは危険。収納する前にしっかりと乾燥させることで、加湿器を長く使用しやすくなります。
まとめ
加湿器は水を使うものなので、カビの発生リスクが高いアイテムです。一度カビが生えると、根絶するのは一苦労!カビをはやさないために知識を身に着け、安心して加湿器を使用しましょう。