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室内の湿度を保つ必須アイテムである加湿器
加湿器は、冬場の室内の乾燥を防ぐのに必須のアイテムです。室内の乾燥を防ぐだけでなく、感染症を防ぐ効果も期待が高いため、使用している家庭は多いのではないでしょうか。
冬場は毎日使用するという人もいるので、正しい使い方はぜひ把握しておきたいものです。まずは、NGな使用方法を把握して、安全面に配慮した使い方を身に着けましょう。
加湿器を使う時にしてはいけない『NG行為』4選
加湿器を使用するときにすべきではない、NGな使い方をまとめました。
1.蒸気が出る部分に顔や手を近づける
加湿器の蒸気は、高温状態になっていることがあります。手や顔を近づけても問題ものでない限り、蒸気の吹き出し口に手や顔を近づけるのはNG。
高温の蒸気に触れることで、火傷を負ってしまう可能性が高まります。特に小さな子どもは皮膚が薄いため、思った以上にひどいやけどを負ってしまうかもしれません。
2.水以外のものを入れたまま稼働させる
加湿器の中を洗浄しようと思い、ハイターなどを入れたままにして放置しておくのはNG。洗浄していることを忘れて、洗剤が入った液体を蒸気として空気中に散布してしまう可能性があります。
洗剤や薬剤を霧状にして散布してしまうと、人体に多大な影響を及ぼす恐れがあり非常に危険です。
3.紙類の近くで使用する
仕事の資料や漫画、本などの紙類を、加湿器の根元周辺の近くに置いておくのはNG!吹き上げられた蒸気が紙に付着し、紙がよれてしまう原因につながります。
4.適切な水分量を守らず、タンクにたくさん水を入れる
給水タンク内の指定された水の量を守らずに使用すると、水があふれるなどのマイナートラブルが起こる可能性があります。機械の故障や周囲を濡らしてしまうことにもつながるので、給水タンクに入れる水の量は守りましょう。
加湿器の正しい使い方
加湿器の正しい使い方は、以下の通りです。
- 窓やドア、壁の近くには設置しない
- 家具から10cm以上離して設置する
- できるだけ室内の中央に設置する
- 水蒸気の出口付近にものを置かない
- 給水タンクのメモリや容量を守って使用する
- 海外製の価格の安いものは、空焚きを避ける
加湿器を使うときは、使用方法を厳守することが大原則です。特に、海外製の安いものを使用している場合は、空焚きしないよう注意!
国内産のものであれば、水位が下がると自動で運転をストップする機能が付いています。海外製の安いものはそれが付いていないため、継続使用し続けると水が無くなり、空焚きが続くと火事を起こしてしまう可能性があります。
まとめ
加湿器は、安全面に配慮して使用することが重要!安全なものだと思い込んで使用すると、思いもよらないトラブルに見舞われるかもしれないので注意しましょう。