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厚焼き玉子がなかなかうまくできない
厚焼き玉子といえば、和食やお弁当に欠かせない一品です。とはいっても、作るのは簡単ではありません。何回挑戦してもなかなか上手にできないとなると、挑戦するのが億劫になってしまうこともあるでしょう。
今回は、厚焼き玉子を作る過程で失敗しやすいポイントをご紹介します。普段の厚焼き玉子の作り方を振り返り、失敗の原因を発見しましょう。
厚焼き玉子が下手くそな人に共通している『4つの間違い行為』
厚焼き玉子が上手に仕上がらない場合に考えられる原因を、ピックアップしました。
1.卵の混ぜ方が甘い
卵を割り入れて混ぜ合わせるときは、白身を切るように混ぜましょう。
- 黄身と白身の境目が無くなり、きれいに仕上がる
- 均一に火が通るため、作りやすくなる
白身と黄身は、火が通る温度が異なります。混ぜ方が甘いと、失敗の原因につながるので注意してください。
2.フライパンに油を敷いていない
昨今では、テフロン加工のフライパンがたくさん出回っており、玉子焼き器も張り付き防止加工が施されているものがたくさんあります。厚焼き玉子を作るときも、卵は張り付かないものを選ぶのが吉!
張り付き防止が施された玉子焼き器を使うときも、少量の油を敷きましょう。そうすることで張り付きを防止するだけでなく、玉子焼き器を長持ちさせることにもつながります。
3.温度が低すぎる
卵が焦げたり、火を通し過ぎてしまわないようにと、厚焼き玉子を作るとき弱火で調理していませんか?弱火調理は焦げ付きにくい反面、卵に火が通りにくく、巻いている途中に失敗する大きな原因のひとつになります。厚焼き玉子を作るときは、中火調理が基本です。
4.最初からきれいに巻こうと意識しすぎる
厚焼き玉子のきれいな断面を作るためにと、最初からきれいに巻くことに意識を集中させすぎていると、巻き終わりと巻きはじめで火の通りにばらつきが出ます。変な場所に焼き目や焦げ目がついてしまうと、カットしたときの仕上がりが残念になってしまうかも。
厚焼き玉子は無理にきれいに巻かなくてもOK!途中で失敗しても、最後にきれいに巻き終われば大丈夫です。
上手な厚焼き玉子の作り方
上手に厚焼き玉子を作るときのポイントは、以下の通りです。
- 卵を割り入れ、白身を切るように混ぜる…白身と黄身は火が通る温度が異なるため、しっかり混ぜる
- 玉子焼き器をしっかり熱して、油を敷く
- 卵液に調味料を加え、よく混ぜ合わせて1/3を玉子焼き器に流し込む
- ふくらみができたら潰し、つぶした部分に玉子焼き器内の余った卵液を入れる
- うっすら火が通ったら手前から巻き、巻き終わったら卵を手前に移動させて再度油を敷く
- 残りの卵液を2回に分けて流し込んで巻いていく
仕上がりの形がイマイチでも大丈夫!出来立ての状態で濡らしたキッチンペーパーの上に厚焼き玉子を出し、キッチンペーパーと巻きすを巻いて形を整えたら、きれいに仕上がりますよ。
まとめ
厚焼き玉子は、各家庭で味の変化が出やすい一品です。上手に作れるよう練習を重ねて、お弁当の一品に加えましょう。