お風呂に『赤カビ』ができる原因3つ!根こそぎ落とす掃除法とは

赤カビは、どんな家庭でも発生する可能性があるものです。キレイに手入れをしていたとしても、条件がそろえばすぐに発生してしまいます。まずは、赤カビの特徴をチェック!お風呂場に赤カビができる原因を知り、自宅のお風呂場にカビができやすい環境が整っていないかを確認してみましょう。赤カビが発生したときの撃退方法も紹介しています。

赤カビとは

壁の赤カビ

清潔に保っているはずなのに、ふと気が付くとお風呂のタイルの隙間や壁などに赤いカビが生えているという経験は、誰にでもあるものです。まずは、赤カビとはどのようなものかを把握しましょう。

  • 酵母菌の一種のロドトルラが赤カビの名称で、空気中に漂っている
  • 繁殖スピードが速く、2~3日で広まる

赤カビは、発生してしまうと黒カビを呼ぶため要注意!

お風呂に『赤カビ』ができる原因3つ!

歯ブラシで掃除

お風呂で赤カビが発生してしまう原因は、以下の通りです。

1.掃除を怠る

お風呂の掃除を怠ると、赤カビが発生しやすくなります。赤カビだけでなく、毒性の強い黒カビも呼んでしまうため、お風呂掃除を怠るのは大変危険です!

面倒だからといって後回しにし続けると、頑固な赤カビだけでなく、根を深く張った黒カビが大量に発生してしまう可能性が高くなります。壁や床だけでなく、浴槽の手入れもこまめに行い、天井にも赤カビが生えていないかこまめに毛を配りましょう。

2.使用後換気しない

お風呂を使ったあと換気をしないと、赤カビが繁殖しやすい環境が整ってしまいます。

  • 高温状態で放置
  • 湿度が高く、密室で蒸し風呂状態

赤カビは水が残っている高温の環境が整うと、あっという間に繁殖します。カビが発生する条件を揃えないためにも、使用後は換気してくださいね。

3.洗剤などが残ったままになっている

赤カビは高温多湿に加えて、以下のものがあると爆発的に繁殖する可能性が高まります。

  • 洗剤やせっけんの残りが、床などにこびりついている
  • 髪の毛や汗、皮脂をそのまま放置

洗剤や皮脂汚れは、肉眼で確認しにくい状態になっているものが大半です。キレイだと思い込んでしまうのはNG。使用後のお風呂は、熱湯(50~60℃)を床や壁にかけて汚れを洗い流し、可能であれば拭き上げておきましょう。

拭き上げるのが難しい場合は、シャンプーやせっけん、洗面器の裏側など水や汚れがたまりやすい場所を拭き上げておくだけでもカビの発生を抑えられますよ。

お風呂の赤カビを根こそぎ落とす方法

お風呂掃除

赤カビが発生すると、赤カビをエサとする黒カビが発生しやすくなります。黒カビは人体に悪影響を及ぼすため、発生を防ぐためには赤カビの発生を抑えるのが一番です。ついうっかりできてしまった赤カビを一掃するためには、以下のような掃除方法を試してみてください。

  • 塩素系漂白剤で洗う…水で洗い流せる場所に有効
  • アルコール除菌スプレーをまく…水で洗い流せない場所に有効
  • 重曹の粉をまく…あらかじめ湿らせた場所に粉をまいて数分おき、洗い流す

一度できた赤カビは、こすり洗いするだけでは根こそぎ落とせないこともあります。何度も赤カビが発生する場合は、上記の方法を試して赤カビを撃退しましょう。

まとめ

赤カビは、発生させないのが1番です。発生したとしても、早期に発見してしっかりと駆除すれば、広まるのを防げますよ。発生しやすい箇所を把握し、赤カビが繁殖しにくい環境を整えましょう。

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