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お寿司屋さんで絶対NGな『8つのタブー』
お寿司屋さんには他とは少し違う独特のマナーも存在します。絶対NGなタブーをしっかり押さえておきましょう。
1.シャリに醤油を付ける
お寿司を食べる時の正しい食べ方はシャリではなくネタに醤油をつけつるのが正解です。
- シャリに醤油をつける
- ネタを剥がして醤油をつける
などの行為はタブーとされています。シャリに醤油を付けるとお寿司が崩れやすくなることや醤油の入った小皿にシャリがこぼれ見た目も悪くなります。ネタの先端に少量の醤油をつけて食べるようにしましょう。
2.ガリも手で食べてしまう
お寿司は手で食べることが推奨されていますが、お箸で食べてもマナー違反ではありません。しかし「ガリ」に関しては必ずお箸で食べるようにしましょう。
3.醤油にわさびを溶かす
あまり知られていないタブー行為かもしれませんが醤油にわさびを溶かすのはNGです。ちらし寿司でもわさびを溶かした醤油を上からかけるのはマナー違反です。これはお寿司屋さん以外にも和食全般のマナーとなっています。
4.ゲタ(木製の皿)を動かす
お寿司屋さんのカウンター席に座った時、木製の皿のゲタを勝手にカウンターから降ろすのはタブーです。手が届きにくいと勝手に動かす行為は控えましょう。
5.香水などの強い香り
お寿司屋さんに限ったことではありませんが飲食店で強い香りの香水つけていくのはNGです。特にお寿司屋さんでは職人さんに目の前に握ってもらえるカウンター席で食べることもあります。
お寿司や和食は素材の風味も大切にされています。職人さんや他のお客さんの迷惑にもなりますので香水の他にも
- 整髪料
- 制汗剤
- 柔軟剤の匂い
- 化粧直し後のメイクの匂い
などにも注意が必要です。
6.タバコを吸う
今ではタバコを吸える飲食店も減ってきていますので、店内でタバコを吸う人を見かけることも少なくなりました。以前からお寿司屋さんでは香水と同様、タバコを吸うのは厳禁とされています。たとえカジュアルなお寿司屋さんではあってもタバコは控えるべきです。
7.「上がり」「お愛想」などの言葉も実はタブー
「お茶を上がり」「お勘定をお愛想」というのはよく聞く言葉です。しかしこれらの言葉はお店の人が使う「隠語」となっています。そのためお客が使うのは本来おかしいため実はタブーとされています。
8.食べ終わった後の長居
特にお寿司屋さんでは食べ終わっても席にいるのはマナー違反と思われます。お酒を飲む場合でも、居酒屋のような感覚で長時間滞在するのは避けましょう。
お寿司の正しい食べ方
お寿司は手で食べてもお箸で食べてもマナー違反になりません。どちらで食べる際も、お寿司をいったん横に倒したうえで手かお箸でつまむとネタに醤油をつけやすくなります。また、軍艦はしょうゆを付けようとするとネタが落ちてしまいます。
そのため「しょうゆを垂らす」ようにするのが正しい食べ方です。添えてあるキュウリなどを少しつまみ醤油をつけたら、それをネタに垂らす方法と、ガリに醤油をつけたら刷毛のようにしてネタに醤油を塗る方法です。
ちらし寿司などの場合はしょうゆを一度にかけるのはNGです。食べる際に具をお箸でつまんでしょうゆをつけ、戻してからご飯と一緒に食べるのが正しい食べ方です。
また出されたお寿司は「すぐに」食べるのがマナー。鮮度を大切にしているお寿司では、いつまでも手を付けないのは職人さんに対して失礼な行為になりますので、話に夢中になってしばらく置きっぱなしになることがないようにしましょう。
写真撮影にも配慮が必要!
SNSへの投稿で写真を撮る人が増えていますが、特にお寿司屋さんでは店主の許可なく写真を撮るのは控えたほうがよいと言われています。
また前述したように、握ってもらったお寿司はすぐに食べるのがマナーです。写真撮影に時間が取られては、職人さんもがっかりしてしまうでしょう。SNS投稿などで使う写真撮影には配慮も忘れずにしてください!