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なんだかごはんがおいしくない…研ぎ方のせい!?
おいしく炊いたはずのごはんの仕上がりが今一つだと、なんだかがっかりしますよね。ブランド米とおいしい水を使っていたとしても、炊き方に問題があると、おいしく炊けるはずのお米がおいしくなくなってしまいます。
お米がまずくなってしまうNGな研ぎ方をしていないか、チェックしてみましょう!ごはんをおいしく炊く方法も、併せてチェックしてみてください。
お米がマズくなる『NGな研ぎ方』4選!
お米の仕上がりを悪くしてしまう、NGなお米の研ぎ方をご紹介します。
1.準備したお米に水を注ぐ
事前にボウルやおかまの中に準備した生のお米に、水を注いでしまうのはNG。水を注ぐ間に、水に触れたお米がどんどん水を吸収し、汚れや糠のイヤな臭いを吸収してしまいます。
仕上がったときにお米が本来持つ風味を損なう可能性があるため、事前に用意しておいた水に、お米を浸けるようにしましょう。
2.最初のすすぎに時間をかける
最初のすすぎは、お米の表面に付いた汚れや無駄な糠を洗い落とす、お米研ぎで一番重要な工程です。最初のすすぎに時間をかけていると、せっかく落ちた汚れや糠を吸収してしまうので要注意!最初のすすぎは、できるだけ手早く行い、臭いが付かないよう配慮してくださいね。
3.力任せに揉み洗いする
手のひらを使って、力いっぱいお米を押しながら洗っていませんか?お米の汚れは、優しくかき混ぜて洗うだけで、十分落とせます。力を入れて洗ってしまうと、お米が割れてしまうため、食感を損なってしまう可能性が高くなるので注意してくださいね。
4.水が透明になるまで何度もすすぐ
お米を洗ったあとのすすぎを、水が透明になるまで続けてしまうのはNG。お米の栄養や旨味まで洗い流してしまいます。お米を洗ったあとのすすぎは、3回を目安にしましょう。水が濁っていても、気にしすぎなくて大丈夫です。
正しいお米の炊き方
正しいお米の研ぎ方は、以下の通りです。
- 炊くお米を取り、水を溜めたボウルの上にザルを置いて、その中に一気にお米を入れる
- 最初のすすぎはすぐに済ませ、お米についた汚れや糠を取り除く
- 水を切ったら、手早く優しくお米を研ぐ
- 40秒ほどお米を研ぎ、糠の香りがしてきたら完了
- 研いだお米に水を注ぎ、軽くかき混ぜて水を捨てる…3回繰り返す
- おかまにお米を移し、規定量まで水を入れて炊飯器のスイッチを入れる
炊飯器のおかまでお米を研ぎがちですが、これはNG。おかまの内側を傷め、お米が割れる原因につながります。お米はボウルで洗い、お米が割れないよう金属製のザルの使用を避けてくださいね。
まとめ
お米は、研ぎ方によって仕上がりに差が出やすくなります。正しいお米の研ぎ方を身に着けて、いつものお米が持つ力を最大限に引き出しておいしいお米を炊き上げましょう!