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お金の貸し借りはすべきではない!
親しき中にも礼儀ありという言葉があるように、人とは一定の距離を保って節度ある付き合いをするのがセオリーです。しかし、親しくなるにつれて相手のことがよくわかるようになってきたら、少し繊細な話をすることもあるでしょう。
そんなときに気を付けたいのが、お金の相談です。お金の貸し借りは、よい結果を生まないことが大半。小さな金額の貸し借りも、できれば避けましょう。
他人にお金を貸してはいけない理由4選!
友人や恋人などとお金を貸し借りしてはいけない理由を、具体的にご紹介します。
1.お金が返ってこない可能性がある
お金の貸す場合、相手に貸したお金が返ってこない可能性が高いと思っておきましょう。相手が約束を絶対に守るタイプの人であっても、現状の打開策が見つからない限りお金を返すことは難しくなります。信頼関係があったとしても、金銭のやり取りはNG。
2.繰り返しお金を貸してほしいと頼まれるかも
一度お金を貸したら、繰り返しお金を貸してほしいといってくる人がいます。これは典型的な、借りたお金を返さない人の特徴です。
小さな金額だからと何度も貸していると、次第に請求してくる金額が大きくなっていくかも。お金を貸してくれないなら、友人関係を辞めると迫ってくる人もいます。こういった人は、自分にお金を差し出した相手を友達とは思っていません。
3.人間関係にゆがみが生じる
お金の貸し借りは、今の人間関係をゆがめてしまう可能性があります。貸したお金の返済ができない、期限通りに返してくれないなど、お金にまつわるトラブルは想像以上にたくさん!自分と相手だけは大丈夫と思い込んで、安易にお金の貸し借りをしてしまうのがよくありません。
4.自分が必要なときにお金が足りなくなるかも
友人や知人にどんどんお金を貸していると、いざ自分がお金を使いたいとなったときに、手元からお金が無くなってしまっているかもしれません。気持ちを大きく持って、周囲の人にせがまれるままお金をばらまくように貸してしまうのは、危険な行為です。
お金を貸してと頼まれたときの上手な断り方
お金を貸してほしいと頼まれた場合、やんわりと断りたいときに使える方法は以下の通りです。
- お金の管理は配偶者がしているから、といって断る
- 今の友好な関係を保ちたいと話す
- 自分にも今後、大きな出費(結婚式や親族介護など)が控えていると話す
- お金は貸せないという旨を話したあとで、どうするのが一番よいかを一緒に考える
お金が原因で相手との人間関係が揺らぐと、お互い後味の悪い最後を迎える可能性が非常に高いです。相手と付き合ってきた年数や間柄、そしてお金が必要な理由についてしっかりと聞きましょう。
頭ごなしにお金を貸さないことばかりを、相手に押し付けてしまうのはよくありません。お金が必要な理由を聞き、本当にお金に困っているのかを見極めてください。
まとめ
お金の貸し借りは、信頼している親友や大好きな恋人であっても、しない方が健全で良好な関係が崩れずに済みます。まずは相手の言い分に耳を傾け、どういった理由でお金が必要なのかを把握しましょう。