子どもの駄々、どう対処すべき?親が絶対に避けるべき5つのNG行動

あおむけで仰向けで泣く女の子

2歳を超えた頃になると、子どもは自我が芽生え始めるので駄々をこねるシーンが増えてきます。そんな子どもにイライラしてしまったり戸惑ったりする親は多いですよね。今回は駄々をこねた子どもに対する対処法をご紹介していきます。

駄々をこねる子どもに手を焼く親は多い

あおむけで仰向けで泣く女の子

子どもは2歳を過ぎた頃になると徐々にわかることも増え、同時に自我が生まれ始めます。これは成長の過程でとても重要なことであり、子どもが順調に成長している証とも言えます。

しかし、自我が芽生えることによって「これは嫌」「あれがいい」と駄々をこねることが増えてくるため、そんな我が子の主張に手を焼く親は多いですよね。『魔のイヤイヤ期』なんて呼ばれるほど、育児において最初の大きな壁と言っても過言ではありません。

「上手く接してあげたい気持ちはあるけれど、どのように接すればいいのかわからない…」「ついイライラして怒鳴ってしまう…」と毎日自己嫌悪に陥ってしまうというお母さんお父さんも多いです。

どうして子どもは駄々をこねるの?

駄々をこねる子ども

そもそもどうして子どもは駄々をこねるのでしょうか。少しずつ自我が芽生え、自分の意思がしっかりと生まれてきている状況に対し、上手く気持ちを相手に伝えたり感情をコントロールしたりする力が十分に備わっていないことが原因です。

特に2歳〜5歳くらいのお子様は、まだ感情のコントロールが上手くできない子どもがほとんどです。また、少しずつ言葉の種類や表現方法が豊かになっているとは言え、大人ほど気持ちをうまく伝えることは難しい年頃です。

そのため「お母さんお父さんに伝えたい欲求や気持ちがあるのに、上手く伝えることができない」「わかってもらえない」という思いが募り、気持ちをわかってほしいという思いの強さが『駄々をこねる』という表現方法となって現れているのです。

子どもが駄々をこねている時の『絶対NG行為』5選

両親が子供を叱っている

子どもが駄々をこねている時、どのように対応するべきなのでしょうか。まずは子どもが駄々をこねている時、絶対にやってはいけない対応や行為を確認しておきましょう。

1.無視をする

子どもが駄々をこねている理由は、何か伝えたい欲求や気持ちを親に聞いてほしいからです。その気持ちに対して無視をしてしまうと、子どもは気持ちをわかってくれなかったという事実に対して寂しさを感じてしまいます。

すると、さらにパニックを引き起こしたり、親に話しても聞いてもらえないという思いが心の奥に残ってしまう恐れがあります。無視はせず、なるべく冷静に言葉を引き出してあげてください。

2.イライラした気持ちをぶつける

駄々をこねる子どもに対してイライラしてしまう気持ちは誰にでもあります。しかし、伝えたい気持ちがあるのに伝わらないとパニックを起こしている子どもにイライラをぶつけてしまうと、より子どもは悪化してしまいます。

親も人間ですから、つい怒ってしまうことは誰にでもあります。どうしてもイライラした気持ちをぶつけてしまった時は、後からでもいいので「ごめんね。どうしたいのか教えてくれる?」と冷静になってから聞いてあげてください。

3.子どもの要求にすんなりと応える

駄々をこねた子どものイライラを抑えようと子どもの要求にすんなりと応えてしまう人も多いですが、この方法は根本的な解決にならない上、子どもが「駄々をこねると要求を受けてもらえる」と学習してしまいます。

さらに駄々をこねる行為がエスカレートしてしまう原因となりますし、「感情的に気持ちを押し付けることで要求をのんでもらえる」と今後の教育にも悪影響を及ぼす恐れがあります。

4.実際に起こらない事態を言って脅す

意外と多くの人が使用している手段だと思います。「言うこと聞かないとお化けがくるよ」と言った実際には起こらないことを言って脅して駄々をこねるのをやめさせる方法です。

「怖いお化けが来ちゃうかもよ」と脅すと、一時的には「お化けが来ちゃうから言うことを聞こう」と思う子どもたちも、何度かやっているうちに「本当は来ないんじゃないか」と効き目がなくなってきます。

根本的な解決にはならない上、その後、成長した後で「先に宿題やらないと大変なことになるよ」などと事実を伝えても「そんなことない」と聞く耳を持ってくれなくなる可能性が出てきます。

5.怒鳴ったり叩いたりして恐怖で支配する

怒鳴ったり叩いたりすることで言うことを聞かせようとする方法は、現在では虐待に当たるとして意識的に避けている方も多いでしょう。実際、強く叩くといった暴力行為は、子どもの心に傷を残してしまう恐れがあります。

恐怖で支配しても根本的な解決にはならず、親子の溝を深めてしまう恐れすらあります。また「恐怖で支配する」という方法が子どもに伝わってしまい、その後の成長過程において、重大な問題を引き起こすケースもあります。

駄々をこねた子どもの上手な対処法は?

泣く子どもとお母さん

上記で紹介したNGな対応方法は、根本的な解決にならないだけでなく、今後の親子関係に悪い影響を与えてしまったり、あるいはその場の状況を悪化させてしまう可能性があります。

しかし、そうは言っても他にどのような対応方法があるのかと頭を抱えてしまう親御さんが多いですよね。まずは以下の対処法を実践してみてはいかがでしょう。

  • 子どもの要求(話)を最後まで聞く
  • 一度は子どもの気持ちに共感する
  • どうしてダメなのか理由を説明する
  • 子どもが興味を持ちそうな会話で気持ちを切り替える
  • 条件をつけて要求に応える

もうやっているよ!という方は、ぜひそのまま続けてみてください。最初は上手くいかなくても、少しずつ子どもが成長するに従い、親の心をくみとってくれるようになったり、ある日、気持ちを切り替える力が伸びたりする子もいます。

駄々をこねている子どもの要求に応えていいの?

最終手段として、子どもの要求に応える代わりに条件を提示するという方法もあります。ただでは要求に応えず「これをしたら(あるいはこれをやめたら)買ってあげる」というような方法です。

例えば「じゃあ今日は買ってあげるけれど、次の時は買わないよ。約束できる?」というように、必ず何か条件をつけて約束させます。この時、約束したことは必ず守らせるようにすることで「何かを得るには何かを実行しなくてはいけない」というルールを学ぶことができます。

駄々をこねた子どもの要求に必ずしも応えていけないわけではありません。むしろそれを逆手に取り、別の教育につなげることができることもあります。自分の子どもに合った対応や教育法を手探りで探していきましょう。

焦らず少しずつ対応できるようになりましょう

泣く子どもと母親

いかがでしたか。子どもとは言え、性格がまったく異なるため、上手な対処法として紹介した方法でも対応しきれない子もいるでしょう。

しかし、必ずその子にぴったりと合う対応法があるはずです。最初から上手く対応しようと肩に力を入れず、焦らず「いつか上手く対応できるようになるといいな」くらいの気持ちで子どもと向き合っていきましょう。

もしも「もう限界」と感じた場合は、迷わず自治体の子ども相談を受け付けている場所に相談しにいきましょう。一緒に親身になってそのお子様に合った子育ての仕方を考えてくれますよ。

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