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カビが生えているみかんは食べても大丈夫?
冬の風物詩ともいえるみかん。ダンボールで一度にたくさん購入するという人も、少なくないのではないでしょうか。
たくさん購入したみかんをそのまま置いておくと、知らぬ間にカビが生えていた!このような場合は、みかんそのものにカビ菌が回っている可能性が高いので、食べるのはNG。
みかんにカビが発生してしまう原因と、保存するときの注意点を知り、カビを招かない保存方法を実施しましょう。
みかんにカビが生える原因と注意点
みかんにすぐカビが生えてしまう原因や保存時の注意点をご紹介します。
1.ほかのみかんにカビが生えていないかチェック
みかんのカビは、隣接しているみかんにも伝染してしまうため、放置しておくのは危険です。ひとつでもカビが生えたみかんを見つけたら、周囲にカビが伝染していないかをチェックしてみてください。
カビが生えたみかんは食べられませんが、周囲にあったカビが伝染していないみかんは食べられます。
2.湿度と温度が高い場所で保管している
みかんは、気温が25℃前後あり湿度が60%以上ある酸素が豊富な空間に置いておくとカビが生えやすくなります。暖房のついた部屋でダンボールに詰めたみかんを管理するのは不向き!風通しがよくて気温が上がりにくい、玄関周辺で管理するのがおすすめです。
3.みかんに重圧がかかっている
みかんひとつはあまり重くありませんが、数十個重なると重くなりますよね。ダンボールを持ったときにずっしりと感じる重みが、箱の一番下に入っているみかんにもかかっています。重みを長期間かけておくと、みかんの実の劣化が早まりカビが生えやすくなるので要注意!
4.みかんに傷が入っている
収穫時や輸送中などにみかんに傷が入ってしまうと、傷から劣化が進んでしまうため自然とカビが発生しやすくなります。自宅にみかんが届いたら、まずは箱を開けてみかんに傷がないかをチェック!傷があるものは劣化していないか確認して、問題がなければ早めに食べてしまいましょう。
みかんの正しい保存方法
みかんにカビを発生させないためには、以下のような保存方法を試してみましょう。
- ダンボールからみかんを出して、箱を外に干して乾燥させる
- ダンボールにみかんを入れる際、底に新聞紙を敷いく
- ダンボールの上部にあったみかんから、ヘタを下にして入れる箱の底に並べる
- 一段目が終わったら、新聞紙を敷いて再度みかんを並べる
- みかんを入れたダンボールは、玄関などの涼しい場所で保管
- 箱に入り切れなかったみかんは、かごなどの通気性のよいものに入れておく
みかんは、高温多湿の場所や圧がかかり続ける環境を嫌います。みかんが届いたら、まずは箱から出して箱の中の湿気を取り除きましょう。再度箱にみかんを詰めるときは、ぎゅうぎゅう詰めにしないよう配慮すると、傷みにくくなりますよ。
まとめ
みかんは、小さな傷でも劣化してしまうほどデリケートな果物です。定期的にカビが発生していないかを確認し、カビができているものは早めに取り除きましょう。