休日に疲れが取れないあなたへ!5つのNG行為とリフレッシュ法

ソファでくつろぐ女性

「休日にしっかり休んだはずなのに疲れが取れていない気がする」と感じることはありませんか。良かれと思ってしている過ごし方が、かえって心身ともに疲労を蓄積させている可能性があります。今回は休日にやるべきではない『NG行為』や『おすすめの過ごし方』を紹介していきます。

休日に休んだはずなのに疲労が回復していない…

疲れてい様子の女性

土日に休日ややってくる人、平日に休日がやってくる人、休日がまとまってやってくる人…職種や家でも役割によってさまざまだと思います。

休日に休むことで心身ともにリセットし、また翌日から仕事や家事、育児を頑張れるはずなのに、なぜか休んでも休んでも疲れが取れた感じがしないという経験はありませんか。このような感覚は、意外と日本人に多いと言われています。

「体を休めるために」と良かれと思ってしている過ごし方が、もしかすると逆効果となっている可能性もあります。休日は正しい知識と共に有効活用することで、疲労回復効果や精神的な安らぎを得ることができます。

休日にやるべきではない『NG行為』5選

疲れている女性

休日に間違った過ごし方を続けていると、疲労を回復したつもりでも「だるい」「疲れた」といった感覚が抜けません。ここでは休日にやるべきではないNG行為を理由とともにご紹介します。

1.1日中寝て過ごす

「疲れを取るには寝るのが一番!」と休日は1日中寝て過ごしていませんか。寝ることは疲労回復にとても効果的な行為ですが、行き過ぎるとかえって疲れを増幅させてしまうことをご存知でしょうか。

実際、1日中寝て過ごすことで「なんだか余計に疲れた気がする」と感じることはありませんか。これは体内時計が狂ってしまい、時差ボケと同じような症状を引き起こしていることが原因です。

また、寝すぎることによって脳の血管が拡張してしまい、脳内の神経を刺激してしまうことで、脳をしっかりと休めることができなくなってしまうのです。

人の健康的な睡眠時間は1日8時間とされています。10〜11時間以上寝ている人は、健康リスクも高まるという結果が出ているため、1日の睡眠時間は7〜9時間を目安にしましょう。

2.何もせずにダラダラと過ごす

ソファで寝転がってお菓子を食べる女性

何もせずにダラダラと寝転がったりソファーに座りっぱなしの状態で過ごしたりする行為もNGです。かえって体を疲れさせてしまうという研究結果も発表されています。

そもそも人間の脳は体を動かすことを前提に多くの中枢神経が構造されています。それにも関わらず、体を動かさず長時間寝たり座ったりしている状態が続くと、脳に弊害が生まれ、まるで疲労が溜まっているかのように錯覚してしまうと言われています。

また、座り続けている人は代謝が悪くなったり、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病といった病気のリスクが高まると言われています。数時間座りっぱなしの状態でいることは避けるようにしましょう。

3.休日に仕事のことを考える

休日は体はもちろん脳を休めるための時間です。しかし、日本人は真面目な性格の人が多いため、休日にも仕事のことを考えてしまう人が多いです。中には休日にも「これだけやっておこう」と仕事をしてしまう人もいるほどです。

しかし、休日まで仕事のこと考えていては、仕事から一切離れる時間がなくなってしまいます。すると、脳が知らず知らずのうちに疲弊してしまい、リフレッシュすることができず生産効率も下がってしまうのです。

4.スマホやテレビなどを長時間見続ける

テーブルでスマホを見る女性

休日にスマホやテレビ、タブレット、パソコンなどを使用してはいけないということではありません。しかし、長時間、あるいは1日中こうした機器を見続けることは、体にさまざまな影響をもたらします。

まず、スマホやテレビ、パソコンなどを使用しているときは、たいてい座っている状態です。長時間座りっぱなしでは、先ほどお話ししたように脳に弊害が生まれ疲労感が溜まる一方です。

また近年、スマホやパソコンを見続けることで、姿勢が悪くなり、目や骨の構造、筋力などの健康に害を及ぼすことが注意喚起されています。こうした悪影響も心身ともに疲弊を招く原因となるので、長時間見続ける行為は控えてください。

「今日はたくさん映画を見よう!」という日には、1〜2時間ごとに少しストレッチをするなど、動作を取り入れることを意識すると良いでしょう。

5.「翌日が休みだから」と夜更かしする

夜更かしをしてスマホを見ている女性

多くの人がついついやりがちな「休みだから夜更かししよう!」という行為。しかし、休日に過剰なほど夜更かししてしまうと、生活リズムが乱れてしまい、こちらも疲労が溜まる原因となります。

普段の生活とあまりにかけ離れた生活リズムを送ってしまうと、次に仕事や家事、育児をしなければいけない日がやってきた時、通常の生活リズムに戻すための労力により疲労を感じやすくなります。

このように、休日だからという理由で夜更かししたり、朝にいつもよりあまりに遅く起きたりする行為は控えるようにしましょう。

実は動くことが大切!?休日を上手く有効活用する方法

公園を歩く家族の後ろ姿

休日を上手く活用することが健康や生産効率を上げる近道となります。休日の過ごし方に悩んでいる方は、まず以下の3つのポイントを押さえた過ごし方を意識してみてください。

  • 今するべきことやしたいことをリストアップ
  • 普段の生活リズムを崩さない
  • 長時間座りっぱなし・寝続けるのはNG

今するべきことやしたいことをリストアップした上で、休日をどのように過ごすか計画してみましょう。

休日を有効活用するおすすめの過ごし方は?

室内でストレッチする男女の後ろ姿

では、休日を有効活用できるおすすめの過ごし方の具体例を紹介します。

  • 家事や掃除などを徹底的にやってみる
  • 前から気になっていた本や映画などを観る
  • 運動に取り組んでみる
  • 友人を誘って出かけてみる
  • 歩いてお気に入りの場所を発見しに行く
  • 興味のあることを趣味として始めてみる
  • 1日レッスンなどに参加してみる

よく例に挙げられている過ごし方もありますが、最近は1日のみ開講されているレッスンなども各地で開催されています。ネットなどで調べてみると、近所で1日だけ受けられるエクササイズレッスンや英会話レッスン、趣味や習い事などの体験レッスンなどがたくさん出てくるはずです。

また、おうち時間の過ごし方が注目され始めたこともあり、オンラインで受けられるレッスンなども多く展開されています。ぜひ休日を有効活用するための手段として利用してみてくださいね!

休日を有効活用して心も体もリセットしよう!

草原で遊ぶ家族3人

いかがでしたでしょうか。休日は寝たりダラダラしたりすれば疲れが取れると思われがちですが、実は逆効果です。有効活用することで、心も体もリセットすることができるので、ぜひ今回紹介したようなおすすめの過ごし方を参考に自分に合ったリフレッシュ方法を見つけてみてくださいね!

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