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コンビニで起こる犯罪とは
テレビやネットニュースでいちいち大きく報道されていなだけで、実際は私たちの暮らしの中で身近なコンビニでは、さまざまなことが犯罪が起こっているそうです。
犯罪の種類としては万引き、強盗、車上荒らし、自転車の盗難、などがあげられます。そして、最近では「スキミング」という海外旅行で遭遇しそうな、クレジットカードなどの情報を不正に読み取られる犯罪も起こっていると言われています。
コンビニで見かけたら危険!必ず警戒するべき『3つの人物』
1.ATM付近で不審な動きをする
「スキミング」という行為をご存じでしょうか。スキミングとはスキマーと呼ばれる装置で、クレジットカードやデビットカード、キャッシュカードの磁気ストライプから情報を盗まれ勝手に使われてしまうことです。
スキミングでは「カード情報」と「暗証番号」がセットで盗まれて、不正利用されることになります。
ATMを使って行われる場合、『スキミングする機械をATMに設置→カード情報を読み取る→隠しカメラで、暗証番号を読み取る→カード情報をパソコンで解読する』という流れになっているそうです。
コンビニATMも、スキミングの温床になりやすい場所の1つとされています。コンビニATM付近で不審な動きをしている人がいたら、スキミングに関わる犯罪行為などの可能性も否定できません。
2.駐車場をうろつく
コンビニで起こる犯罪には車上荒らしも多く報告されているそうです。コンビニの駐車場は無料のところが多く、最近では店内で軽食をできるスペースが用意されている店舗も増えています。
そのため、店内で買い物をしてからそのまま食事スペースで食べたり、長時間車を離れる人も少なくありません。
すぐ近くにいるからと鍵をかけなかったり、窓が開いたまま車を離れる人も中にはいるようです。店内だけでなく駐車場でも不審な動きをしている人には警戒する必要があるでしょう。
3.「フルフェイスのヘルメット」や「帽子+マスク」で顔が見えない
コンビニは強盗事件も後を絶ちません。中には、スーツやジャケット姿で普通の客のような装いをしていた強盗犯もいたようですが、強盗犯の特徴としては「ニット帽とマスク」で顔を覆っています。
また、ヘルメットをかぶっている強盗も多く、コンビニでは、フルフェイスのヘルメットで顔が見えない状態の場合は注意できることになっているそうです。
強盗の犯行時間として多いのが深夜の時間帯。この時間帯にコンビニで顔を覆って不審な動きをしている人物がいたら、念のため警戒したほうがいいでしょう。
警戒すべき人物を見かけたらどうすればいい?
もし、コンビニ内で警戒すべき人物を見かけたら、すぐに従業員に伝えるか、警察に通報しましょう。勝手に警察に通報してよいか判断に迷いますが、従業員が他のお客さんの対応などで話しかけにくい場面などもあります。
早いタイミングで店舗と警察が連携して対応できることで、犯罪を防ぐことができるケースもあります。
自分が被害を受けた場合もすぐに警察へ通報する!
コンビニの駐車場で運悪く車上荒らしの被害を受けてしまった場合は、すぐに110番通報し、警察に車上荒らしにあった旨を伝えます。
コンビニは夜でも明るく人の動きもあるため、ほんの数分だから、と鍵をかけずに離れてしまうこともあるかもしれません。ですが、いちいちニュースになっていないだけでコンビニ駐車場での車上荒らしなどの犯罪は多いそうなので気を付けましょう。
その他ご紹介したように、ATM付近での不審な動き、店内をフルフェイスのヘルメットを着用したまま不自然な行動をしている人なども、警戒すべき人物としてよいでしょう。