目次
みりんってどんなもの?
みりんといえば、料理に加える調味料として広く使用されていますが、どういうものなのかよくわからないという人もいるのではないでしょうか。
みりんとは、もともと甘いお酒として飲まれていました。江戸時代後期からは料理に使用されはじめ、料理に甘みや照りを加える目的で使用されています。
- 本みりん…酒類に分類されており、賞味期限は未開封で1年半ほど
- みりん風調味料…栓を開けて約3週間前後
本みりんとみりん風調味料は、保存場所などが異なるので注意しましょう。
みりんに絶対してはいけない『NG行為』4選!
みりんにすべきではない行動をまとめました。
1.冷蔵庫で保存する
みりんの中でも、本みりんは冷蔵庫での保存に不向き。これは、本みりんの中に含まれる糖分が冷蔵庫の冷気によって結晶化してしまうためです。風味が弱まってしまうため、本みりん開封後は涼しくて暗い場所に保存しておきましょう。
真冬、台所が冷蔵庫の中と同じくらい温度が下がる場合は、本みりんの保存場所には少し注意が必要です。
2.高温の場所で保存する
どんな種類のみりんも、以下の場所での保存は避けましょう。
- 高温多湿の場所
- 直射日光が当たり続ける場所
- 臭いがきつい場所
これらの場所での保存は、みりんの品質に大きな影響を及ぼしてしまう可能性があります。
3.大量に飲む
みりんは、近年では調味料として使用されることが大半です。しかし、地域によってはみりんを飲むという場合もあります。みりんを飲む場合は、飲む量に注意してください。
本みりんはお酒という部類で販売されているため、大量に飲むとほろ酔い気分になるかもしれません。自宅にいるならまだしも、車などの運転をしてしまうのは絶対NG!
4.直接シンクに流して破棄する
賞味期限が切れたみりんを、シンクに流していませんか?油ではなくても、調味料をシンクに流すのはNGです。
- 水質汚染の原因につながる
- 悪臭の原因になる
みりんをはじめとする調味料全般は、可燃ごみとして処理できます。布や紙で吸収し、牛乳パックなど中に詰めて可燃ごみとして捨てましょう。
みりんの正しい保存方法
みりんの正しい保存方法は、商品によって少し異なります。
- 本みりん…温度の変化が少ない、冷暗所で保存
- みりん風調味料…開封後は冷蔵庫で保存
みりん風調味料はアルコールをほとんど含んでいないため、保存する場所は冷蔵庫がベター。アルコールが少ない分、みりん風調味料は安価な価格で手に入ります。しかし、本みりんのような魚などの臭み消しの効果は期待できません。
価格だけではなく、本みりんとみりん風調味料の違いを把握し、上手に使い分けましょう。それぞれ適切な場所で保存することで、品質を損なわず使い切れる確率がアップします。
まとめ
みりんは、いろいろな使い方ができる調味料です。使用方法と保存場所に注意して、しっかり使い分けて料理のクオリティをアップさせましょう!