目次
コーチジャケットの特徴
ナイロン製が基本
コーチジャケットの素材はナイロンが基本です。汗や水分などはあまり吸収しませんが、洗濯後の乾きが早いです。水に濡れても伸びたり縮んだりしないので安心して洗濯できます。
着心地は軽く、シワになりにくいです。虫害を受けにくく、カビが発生しにくいため保管しやすいです。
ポリエステル製
ポリエステルのコーチジャケットは耐久性に優れていて長く着ることができます。強い日差しや紫外線を浴びても色褪せにくいです。
着心地は軽く、シワになりにくいです。洗濯しても縮んだり型崩れしたりしにくく、早く乾きます。虫害を受けにくく、カビが発生しにくいため保管しやすいです。
撥水加工がされたナイロンオックス生地
THE NORTH FACE(ノースフェイス)の定番と言えば、水を表面ではじくコーチジャケットです。ナイロンオックスという撥水加工がされた生地で作られています。裏地にはタフタという滑らかな肌触りで光沢のある生地が使われています。
ノースフェイスは1966年にアメリカで創業されたアウトドア用品を取り扱う世界最大級の会社です。コーチジャケットがお好きな方なら一度は着てみたいブランドです。
スポーツやトレーニングの定番
スポーツをする時やトレーニングをする時には、スポーツウェアを取り扱うナイキ(NIKE)のコーチジャケットが定番です。デザインとカラーが豊富なので選びやすいです。素材はナイロンとポリエステルが基本です。
コーチジャケットの洗い方・乾かし方
洗濯表示を確認する
自宅で洗濯できるかどうかは、コーチジャケットの裏側のタグにある洗濯表示を確認してください。ほとんどのコーチジャケットに水洗い可能の洗濯マークが表示されています。
基本的にはアイロンがけも可能で、アイロンのマークが表示されています。洗濯マークに×の印が表示されている場合には、その方法での洗濯やお手入れは不可能です。
水洗いが可能な場合
水洗いが可能なコーチジャケットには、バケツに水が入れられたような洗濯マークが表示されています。
バケツの中に数字が表示されている場合には、その数字の温度を限度として水洗いが可能です。例えば、「30」と表示されている場合には30℃以下の水やぬるま湯で洗濯してください。
バケツの下に横線が表示されていることがあります。1本線であれば、洗濯機の「弱い」で洗濯できます。2本線であれば、洗濯機の「非常に弱い」で洗濯できます。
横線が表示されていない場合には、強や中でも洗濯できます。バケツの中の水に手を入れるような洗濯マークが表示されている場合には、40℃以下の水やぬるま湯で手洗いできます。
洗濯機で洗濯する場合
必ず洗濯表示に従って洗濯してください。
- コーチジャケットのボタンをとめる・ファスナーをしめる
- 裏返しにする
- かるくたたむ
- 洗濯ネットに入れる
- 洗濯機で洗濯する
洗濯洗剤はおしゃれ着用をおすすめします。コーチジャケットはあまり水分を吸いませんので脱水は短時間でOKです。30秒~1分が目安です。
手洗いする場合
必ず洗濯表示に従って洗濯してください。
- 容器に水またはぬるま湯を用意する
- 水量に合わせておしゃれ着用の洗濯洗剤を入れる
- コーチジャケットのボタンをとめる・ファスナーをしめる
- 裏返しにする
- かるくたたむ
- 容器の中に入れる
- 手の平で押し洗いをする
- 容器の水またはぬるま湯を入れ替えながらすすぎ洗い(押し洗い)をする
- かるくたたんだ状態のままのコーチジャケットを洗濯機で30秒~1分くらい脱水する
水洗いが不可能な場合
水洗いが不可能なコーチジャケットには、バケツに水が入れられたような洗濯マークに「×」と表示されています。洗濯機はもちろん手洗いも推奨されませんので、クリーニングに出すことをおすすめします。
乾かし方
洗濯したコーチジャケットはすぐに風通しの良い場所で陰干しをしてください。
基本的には乾燥機で乾かすことはおすすめしません。ほとんどのコーチジャケットにタンブル乾燥NGの洗濯表示がされています。洗濯マークは「四角□」の中に「丸○」が描かれています。
「×」と表示されている場合には、乾燥機で乾かすことはできません。丸の中に「点・」が1つある場合には、60℃以下の低い温度でタンブル乾燥できます。丸の中に「点・・」が2つある場合には、80℃以下の温度でタンブル乾燥できます。
アイロンをかける
コーチジャケットはアイロンがけが可能です。アイロンの洗濯マークが表示されています。
アイロンの中に「点・・・」が3つある場合には、200℃以下でアイロンがけできます。アイロンの中に「点・・」が2つある場合には、150℃以下でアイロンがけできます。アイロンの中に「点・」が1つある場合には、110℃以下でアイロンがけできます。
アイロンに「×」が表示されている場合にはアイロンがけできません。基本的には低温でアイロンをし、当て布をするのがおすすめです。
コーチジャケットを洗濯する際の注意点
初めてコーチジャケットを洗濯する時、失敗しやすいことがあります。注意点として解説しますのでぜひお役立てください。
放置しないこと
洗濯したコーチジャケットを放置しないでください。シワになることがあります。脱水を終えたらすぐに干してください。
直射日光に当てないこと
コーチジャケットを直射日光に当てて乾かさないでください。変色することがあります。日焼けして色褪せたり黄ばんだりします。
乾燥機にかけないこと
コインランドリーでタンブル乾燥をしないでください。自宅の洗濯機に搭載されている乾燥の機能も使用しないでください。生地の素材によっては熱に弱いコーチジャケットがあります。
高温でアイロンがけしないこと
コーチジャケットを高温でアイロンがけすると生地が傷んでしまいます。熱に弱い素材であると溶けてテカテカと光るようになることがあります。
洗濯の頻度
洗濯の頻度に目安はありません。汚れやニオイが気になった時に洗濯してはいかがでしょうか。1週間~1カ月着続けることもありますし、1シーズン一度も洗濯をしないこともあります。
ナイロン製は黄ばみやすいこと
ナイロン製のコーチジャケットは長く着ていると黄ばみやすいです。濃い色を選ぶと気になりにくいでしょう。
ポリエステル製は毛玉ができやすいこと
ポリエステル製のコーチジャケットは毛玉ができやすいです。予防策として裏返してから洗濯することをおすすめします。
心配な場合はクリーニング屋に任せよう
ナイロン製やポリエステル製のコーチジャケットのクリーニング代は700円~1500円くらいです。クリーニングに出すと撥水加工をオプションで付けることが可能です。
雨に濡れることや汚れが付着することに強くなっておすすめです。洗濯したくなる頻度も減るでしょう。
最後に
コーチジャケットは洗濯機または手洗いで水洗いが可能です。自宅で気軽に洗濯していただいて構いません。必ず洗濯表示をご確認ください。
陰干しをして乾かし、乾燥機の使用はやめましょう。
水分をあまり吸いませんので手洗いしにくく感じることがあります。もみ洗いを基本として、汚れやニオイが気になる襟や袖は優しくもみ洗いするとよいです。
洗濯機で30秒~1分くらい脱水した後、水分が多く残っているように感じることがあります。水分を吸わない性質であるためです。手に持って払い落とすようにするとよいです。
コーチジャケットの素材はナイロンやポリエステルがほとんどですが、デニムやコットンも人気です。メンズファッションとして人気のコーチジャケットですが、女性らしいデザインやカラーも増えています。