ゆで卵にしてはいけない『NG行為』5選!ダメな理由や保存方法を解説

半分に切ったゆで卵

ちょっとしたおかずに茹でて剥くだけのゆで卵は便利ですよね。工夫次第で様々な美味しい食べ方もあるので、幅広い世代の人に好かれている点も重宝される理由の1つです。今回は、そんなゆで卵にしてはいけないNG行為やオススメの保存方法について解説していきます。

ゆで卵は作り方がシンプルな幅広い世代から人気の料理

ゆで卵

ゆで卵は見た目もコロンとしていて可愛いですし、何より幅広い世代から人気の高い美味しい料理です。また、茹でて剥くだけというシンプルな調理過程も人気を集めている理由の1つです。

小さなお子様がいるご家庭では、一緒に料理を始める際、最初のお手伝いとしてゆで卵の殻をむいてもらったという人も多いかもしれません。味付けも自分好みにいろいろな味を楽しめるので、可能性の幅も広いです。

ゆで卵にしてはいけない『NG行為』5選!ダメな理由も解説

鍋の中のゆで卵

そんな簡単で美味しいゆで卵ですが、ゆで卵にはしてはいけないあるNG行為があることをご存知でしょうか。ここではゆで卵にしてはいけないNG行為とその理由について解説していきます。

1.電子レンジでゆで卵を温める

これは多くの人がご存知だと思いますが、電子レンジでゆで卵を温める行為は危険です。実際、電子レンジでゆで卵を温め、取り出そうとした際に爆発事故が起こり、顔面の皮膚を火傷してしまったという事例も報告されています。

このようにゆで卵はレンジで温めてしまうと、レンジから取り出した時に爆発してしまったり、食べようとした際に爆発し、中が熱くなっていたために火傷してしまったりといった事例が後を絶ちません。

一部のメディアなどでは電子レンジでゆで卵を温める方法が紹介されていますが、海外のニュースサイトでは「あまり信頼しすぎるべきではない」という注意喚起も行われています。

2.ゆで卵が熱いまま冷蔵庫に入れる

扉の開いた冷蔵庫

ゆで卵を熱い状態のまま冷蔵庫に入れる行為はNGです。これには2つの理由があります。

1つは、ゆで卵を熱いまま容器などに入れた状態で冷蔵保存してしまうと、温度差によって水分が蒸発し、雑菌の繁殖を引き起こしやすい状態にしてしまうからです。雑菌が繁殖してしまうと、食中毒症状を引き起こすため、大変危険です。

2つ目は、ゆで卵に限らず熱い食品を冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫内の温度が上がってしまい、その他の食品や冷蔵庫に負担をかけてしまうことが理由です。電気代が高額になったり冷蔵庫の機能を低下させる原因にもなるので、冷ましてから冷蔵保存するようにしましょう。

3.夏に半熟状態でお弁当に入れる

ゆで卵には固茹で状態のものと半熟状態のものがあります。半熟状態の卵は、口に入れた瞬間、トロッとたまごがとろけ出してとても美味しいですが、夏場にお弁当のおかずとして入れるのはやめましょう。

半熟状態で常温放置されたゆで卵は、比較的短時間で雑菌が繁殖し、食中毒の原因となります。特に夏場は外気温が非常に高くなるため、食中毒のリスクが高まり危険です。

4.ゆで卵を水に浸けて保存する

水の中の卵

ゆで卵の保存方法として、水などの液体に浸けた状態で保存する方法を耳にすることがあります。しかし、実は水に浸けた状態で保存してしまうと、菌が繁殖しやすくなったり、早くに傷む原因となったりします。

したがって、ゆで卵を水に浸けた状態で保存することは控えましょう。後ほどゆで卵を長持ちさせる冷蔵保存方法について紹介します。

5.作ったゆで卵を3日以上保存する

基本的に作ったゆで卵はその日のうちに食べることが推奨されています。冬場などは2〜3日は冷蔵保存で日持ちすると言われています。

しかし、殻の付いていないゆで卵は、傷みが早い食品です。冷蔵保存していても3日以上保存することはやめましょう。

なるべく長持ちさせたい!ゆで卵のおすすめ保存方法

冷蔵庫の中のゆで卵

ゆで卵は殻をむいている場合、その日のうちに食べ切らなければいけません。しかし、どうしても長持ちさせたい場合は、以下の方法で冷蔵保存するようにしてください。

  1. 卵を殻つきのまま茹でる
  2. 茹でた卵を殻つきのまま冷水で冷やす
  3. 冷えたら殻つきのまま冷蔵保存する

「え?殻つきのまま?」と思うかもしれませんが、ゆで卵は殻つきか殻つきでないかによって、保存できる日数が大きく変わります。

殻つきで保存した場合、手の雑菌が卵につく心配がなく、保存期間中も雑菌が殻の中に侵入しないため、冷蔵で約1〜3ヶ月間保存することが可能です。

保存可能期間が1〜3ヶ月と広いですが、これは季節や冷蔵庫のどの場所に保存するかによって、保存環境が変わるからです。

夏場はなるべく早めに1ヶ月以内に食べきるようにし、その他の季節は5℃前後の温度を保っている冷蔵庫内(通常の冷蔵室)に保存することで、2〜3ヶ月日持ちします。

ゆで卵は殻つきのまま冷蔵保存が吉!

お皿に乗ったゆでたまご

いかがでしたでしょうか。ゆで卵は扱い方を間違えると、食中毒の原因となったり調理中に爆発したりする恐れがあります。また、日持ちさせたい場合は殻つきのまま冷蔵保存する必要があるので、間違えてむいてしまわないように気をつけましょう。

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