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ささみをしっとり仕上げるための調理法
ささみは調理方法を間違えると、食感がパサパサになって口の中に繊維が残ってしまいますよね。それを防ぐためにも、しっとりと仕上げるための調理方法を知っておきましょう。
- 茹でる…お湯に入れ、沸騰したら火を止めて余熱で火を通す
- 蒸す…500wで片面ずつ1分ほど電子レンジで加熱
- 焼く…高温調理はパサつきにつながるので、両面焼き目をつけて蒸し焼きにする
ささみは火が通りすぎると水分が抜けてしまうため、そのことを考慮して調理しましょう。
ささみにしてはいけない『調理や扱い方のNG行為』5選!
ささみに行うべきではない、調理法や取り扱い方をまとめました。
1.常温で管理
ささみは生肉なので、常温で放置するとすぐに傷んでしまいます。真冬で室温が低い状態であっても、数時間で劣化し始めてしまうため、真夏で常温放置してしまったらあっという間に腐敗が進みますよ。
2.犬のアレルギー検査をせずに与える
犬のアレルギー項目の中には、鶏肉が含まれています。ささみもその例外ではありません。
- かゆみ
- 咳
- 呼吸困難
- 嘔吐
- 下痢
上記のような症状が現れたら、アレルギー症状を発症している可能性があります。できるだけ早くかかりつけの獣医に診てもらい、適切な処置を受けさせてあげてください。
3.ささみだけダイエットをする
ささみは、鶏肉の部位の中でも非常にヘルシーです。茹でると無駄な脂が落ちるため、ダイエット中の人でも安心して食べられます。
しかし、ささみだけを食べるダイエットはNG!栄養が偏り、不調の原因につながります。栄養バランスを考慮して、ダイエット食の中に賢くささみを組み込みましょう。
4.無理に筋を取る
ささみの筋は、取らずに調理すると口の中に残りやすくて厄介だと思う人もいるのではないでしょうか。たしかにささみは筋を取った方が食べやすくなりますが、無理やり筋を取る必要はありません。
筋を取ると肉が縮みやすくなり、力任せに筋を取ってしまうと身が型崩れしてしまいます。筋が食べられないわけではないので、取れる部分だけを無理なく取り除きましょう。
5.消費期限を無視して腐ったものを調理
ささみに限らず、生ものは賞味期限を厳守して使い切るのがベターです。表面がヌルヌルして傷んでいそうだけど、火を通してしまえば熱で殺菌されて食べられるというわけではありません。
傷んでいるものを調理して食べてしまった場合、熱で死滅しなかった菌の影響で食中毒を起こす可能性があります。
ささみを調理する前にやるべき処理
ささみを調理するときにやっておきたいのが、筋取りです。肉の状態によって上手く筋が取れないものもあるので、無理に取る必要はありません。筋が取れそうか、チャレンジしてみましょう。
- ささみの筋(白く飛び出ている部分)に沿って、包丁を入れる
- ささみを裏返して、筋を引っ張りながら包丁の背を使って筋を引き出す
筋取りが上手にできなくても、食べられる部位なので問題ありません。離乳食や介護食にささみを使用する場合は、口の中に筋が残らないよう調理後に取り除くなどして対応してください。
まとめ
ささみは、ヘルシーなのでダイエットにもぴったりの食材です。料理全体の栄養バランスを考えつつ、調理のコツをつかんでささみ料理のレパートリーを広げましょう。