目次
自発的に動かない原因とは
自発的に行動しないのには、以下のような原因がある可能性があります。
- 過去自発的に行動してひどく叱責された
- なにから始めればいいのか、全く理解できていない
- 指示を待つ方が楽で確実など
自発的に行動しない人もいれば、なんらかの理由で動けない人もいます。動きが鈍い人の様子をしっかりと観察して、その人に合った声掛けを行いましょう。
『自発的に動かない人』の心理6選!
自発的に行動しない人の特徴と心理についてまとめました。自発的に動いていない人が身近にいる人は、ぜひチェックしてみてください。
1.仕事に対するやりがいを見出していない
仕事そのものに対して情熱を持っておらず不満が多い場合は、自発的に行動しにくいかもしれません。その人に向く業務内容を当てたり、どんなことが得意なのかをリサーチしてみましょう。
2.自発的に行動して叱られた経験があるため
自分で考えて行動したにも関わらず、上司や先輩からひどく叱責された経験がある場合、ある種のトラウマになっている可能性があります。頭ごなしに案や行動を全否定されてしまったとなると、自分の意見を述べるのが怖くなってしまうのも納得かもしれません。
まずは、信頼関係の構築から始めましょう。この人ならば大丈夫と相手から思ってもらえたら、自発的な行動や言動を引き出しやすくなるかもしれません。
3.じっとしておけば指示を出してもらえると思っている
自分でなにか考えて行動しても、間違いを指摘されるのは不愉快。嫌な思いをするくらいなら、相手から指示されたことをするのが相手も自分も楽だからと、自発的に行動しない人もいます。
めんどくさがりな面が目立ち、仕事を渡しても仕方なく取り組むような態度の人もいます。
4.委縮してしまって質問や行動に踏み出せない
昔ひどい目に遭ってしまい、自発的に質問したり自らの判断で行動することに対して恐怖心を抱いているため、身動きが取れずにいる人もいます。誰も対しても怯えていて、どこか挙動不審のような雰囲気だと、その可能性がぬぐい切れません。
5.責任を負いたくない
自発的な発言や行動を取るということは、それに伴って責任が発生します。責任を負うということは、なにかあったときに面倒な処理を任されたり不快な思いをすることも想定されます。
嫌なことを我慢するくらいなら責任を負わず、指示されるがままに動いている方がいいと考えているのかもしれません。
6.自分で判断して行動できないことに対する罪悪感がない
自らの判断で行動できない、考えられないということについて罪悪感を持っていないと人もいます。罪悪感を持たないようにしているのか、罪悪感そのものを持ち合わせていないのかを見極め、対応策を練りましょう。
自発的に動けるようになるための改善方法
指示待ちの人の性質を改善するためには、以下のようなことを実践してみてください。
- 質問しやすい環境を整える
- 些細な質問であっても叱責せず対応し、できたことを評価する
- チームでの仕事であれば、なじみやすい雰囲気を作る
- 積極的に人と関わろうと思えるような関わり方を心がける
- 効率よく仕事をこなせるコツを教える
- 取り組む仕事内容と、ゴールを伝える
やみくもに頑張ることに対して、大きな不安を抱いている人もいます。明確なゴールを伝え、それに向けた手順などを細かに教えることで、指示待ちをしていた人が大まかな流れを把握して自発的に動くようになる可能性が高まりますよ。
やる気があるということが大前提なので、そこにも注目して接し方を考慮しましょう。
まとめ
自発的に行動しないのには、なんらかの理由がある可能性があります。相手の特徴や考え方などを考慮して、適切なかかわり方をしてくださいね。