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年間16日間ある国民の祝日
国民の祝日は、週末以外の休日なので心待ちにしている人が多いですよね。年間16日間ある祝日ですが、全てを把握するのは難しいものです。日常会話や常識クイズなどでも出題されることが多いため、把握しておきましょう。
国民の祝日の由来や意味
国民の祝日が持つ意味や由来を知り、知識を増やしましょう!
1月の祝日
1日は元旦です。年初めを祝う意味を持っており、日本で初めて法定で休日とされた日です。
第二月曜日は成人の日です。成人になったことを祝い、新成人は大人としての自覚を持つ日とされています。平成11年までは15日で固定でしたが、ハッピーマンデー制度の導入により祝日が移動しました。
2月の祝日
11日は、建国記念の日です。日本という国の建国をしのび、国を愛する心を養う目的を持っている日です。建国記念日といってしまいがちですが、これは間違い。
23日は、天皇誕生日です。天皇陛下が代替わりすると、祝日も変化します。
3月の祝日
春分の日は、19~22日の間の中で昼と夜の長さが同じくらいになる日が祝日となります。近年では、20日と21日のどちらかになることが多い傾向です。
4月の祝日
29日は昭和の日で、昭和天皇の誕生日が由来とされています。昭和63年からは天皇誕生日、平成元年からはみどりの日と祝日の名前が変化しているのも特徴です。
5月の祝日
3日は日本国憲法が施行された日です。憲法記念日は、テレビで日本国憲法についての特集なども組まれることもあります。
4日は、現在ではみどりの日として定着。みどりの日は4月29日に定められていましたが、29日が昭和の日に変更されたため平成18年に新設された祝日です。
5日は子どもの日です。端午の節句として知られており、子どもの成長を喜び母親に感謝する日とされています。
7月の祝日
第三月曜日は、海の日です。海に感謝し、繁栄を願う日とされています。
平成14年までは20日で固定されていました。しかし、ハッピーマンデー制度の導入により毎年第三週の月曜日に変更。
8月の祝日
11日は、山の日です。平成28年に制定された祝日で、山に親しむ機会を得る日とされています。山に関する詳しい由来そのものはなく、お盆前に祝日を作る目的で制定されました。
9月の祝日
第三月曜日は、敬老の日です。お年寄りを敬い、長寿を祝うことを目的としています。平成14年までは15日で固定されていましたが、ハッピーマンデー制度の導入によって移動しました。
10月の祝日
第二月曜は、スポーツの日です。スポーツに親しみ、他者への敬意を培って健康で活力のある社会を願う日とされています。平成11年までは10日に固定されており、令和元年までは体育の日として親しまれていました。
11月の祝日
3日は、文化の日です。文化に親しみを持ち、平和と自由を愛する日とされています。明治天皇の誕生日だったことが由来で祝日となりました。
23日は、勤労感謝の日です。普段仕事をしている人に対して感謝し、労働者はたがいに感謝しあう日とされています。
6月と12月に祝日がない理由
6月は梅雨で雨が続く上、国民の祝日がない月です。なぜ祝日がないのかというと、皇室が関わっている日本古来からの伝統行事などの記念日がないため。新しく即位された天皇の誕生日が6月であれば、天皇誕生日の祝日ができるかもしれません。
12月は平成の終わりまでは23日に天皇誕生日がありましたが、現在の天皇に代替わりしたため祝日が移動して休みのない月になりました。
まとめ
国民の祝日は、平日が休みになるため有意義に使いましょう。リフレッシュの日帰り旅行や、家族や友人とのひと時を満喫して、英気を養ってくださいね。