女爪にするためのお手入れ方法!きれいな爪を叶えるコツ

女爪

スラっと縦長な「女爪」は上品な印象を与えるので憧れますよね。それに対して横幅が広く短い男爪は爪に対しコンプレックスを抱きやすいようです。でもあきらめる必要はありません!男爪でもきれいに整えることで理想的な爪の形に近づけることができるんです。この記事では女爪にするためのお手入れ方法や、きれいな爪を保つコツを紹介しますので今日から試してみてくださいね!

『女爪』『男爪』とは

爪には色んな形がありますが、縦長でスラっとした形の爪は「女爪」、そして短めで横幅が広い爪は「男爪」と呼ばれています。

他にも「子供爪」「平ら爪」「枯木爪」などの形がありますが、ネイルを楽しむ女性にとって理想的な爪の形はほっそりとした「女爪」ではないでしょうか。

女爪とは

女爪

女爪とは、細目で縦長のアーモンドに似た形の華奢な爪です。ハンドクリームのCMなどで見る手モデルの爪が、誰しもあこがれる典型的な女爪でしょう。

細長い爪は指自体も細く見える女性らしい綺麗な爪で、ネイルをすることで華やかな雰囲気を演出できます。

男爪とは

男爪_

男爪は女爪と真逆のタイプの爪で、縦に長いのではなく横に広く丸っこい小さな爪をしています。爪のピンクの部分が短く、ごつごつした印象を与え、指だけでなく手全体が大きく見えてしまうこともあるようです。

男爪の方にとっては、ネイルをしても女性らしい指先に見えないのが悩みの種。ショートネイルにぴったりなデザインもありますが、女性らしい華奢なデザインのネイルアートはあまり似合わないようです。

女性らしい指先を演出できないとコンプレックスに感じる方もいるようですが、デザインや色によっては男爪に似合うネイルを楽しむことができます。

《 ポイント 》

  • 女爪とは、細目で縦長のアーモンドに似た形の華奢な爪。
  • 男爪は横に広く丸っこい小さな爪で、指だけでなく手全体が大きく見える。

きれいな女爪を叶えるには

爪やすりを使う

男爪から女爪にしたいと爪を長く伸ばしてみても、職業によっては不衛生な印象を与えてしまうので爪を伸ばせないという方もいますが大丈夫です!きれいな女性らしい指先に近づける方法があります。

ハイポニキウムを伸ばす

例え爪が短くても爪のピンクの部分を伸ばすことで、男爪から女爪に近づけることができるのです。その方法は「ハイポニキウム」を育てる方法です。

ハイポニキウムとは、爪と皮膚がくっついている部分のことですが、この部分をうまく育てると爪のピンクの部分が増えて、短い爪でもほっそりした女爪に見せることができます。このハイポニキウムを育てるには指先の保湿が重要です。

爪が乾燥すると、ハイポニキウムは剥がれやすくなりますので、水仕事の後や寝る前など、こまめにネイルオイルなどで爪先を保湿するようにしてください。

ネイルサロンでは指の先端からオイルを垂らすという方法で、爪と皮膚の間のハイポニキウムに保湿ができる他、爪割れ防止としても取り入れられています。

日ごろからしっかり保湿することで、ハイポニキウムのケアになりますので試してみてくださいね。

爪やすりを使う

爪切りで切りっぱなしにすると形がいびつで男爪が強調されてしまいます。爪が長めなら、爪切りでおおよその形を整えてから仕上げに爪やすりを使います。

爪切りを使う場合は爪の白い部分、「フリーエッジ」を最低でも1ミリ以上残すようにして切り、目の細かい爪やすりを使って爪の形を整えるようにしましょう。

深爪にならにように注意する

爪の下面が接している皮膚の部分まで爪を切って深爪にしていると男爪になりやすいので注意してください。深爪にしないためには爪切りを使わず、爪やすりで形を整えるのが最も適したお手入れ方法です。

フリーエッジをすべてカットしてしまうと、深爪が改善しないばかりか、爪周りの皮膚まで硬くなってしまいます。爪は指先を支えるためにあるものなので、指先まで届いていない骨の代わりに爪が指先の作業を支えているというわけです。

ネイルサロンで手入れしてもらう

気になる男爪を女爪に近づけるには、ネイルサロンでお手入れするという方法もあります。ネイルサロンでジェルネイルをしてもらうだけでなく、定期的にネイルケアを受けてみてください。

気になる男爪の形を少しずつ女爪に近づけるというサービスを利用して、ハイポニキウムが育ちやすい爪の形に整えてもらいましょう。

《 ポイント 》

  • 指先の保湿をしてハイポニキウムを育てる。
  • 爪切りで切りっぱなしにせず、爪やすりで形を整える。
  • 深爪にしていると男爪になりやすい。
  • ネイルサロンで定期的にネイルケアを受ける。

女爪にするためのお手入れ方法

甘皮処理

甘皮処理をする

男爪が気になるという方は、甘皮をきれいに処理することで美しい指先にすることができます。

甘皮を放置したままだと「ささくれ」ができやすいので、美しい爪をキープするためにも、柔らかいうちに処理しておきましょう。甘皮処理に必要なものは、ハンドクリームと綿棒の2つだけです。簡単なケアですが毎日やると爪を痛める可能性もありますので、2週間に1回のペースがおすすめです。

<甘皮処理の手順>

  1. ハンドクリーム(あればネイルオイルを使う)で甘皮を柔らかくする。
    ※事前に塗っておくと甘皮や爪の角質が柔らかくなり、処理しやすくなります。
  2. 爪を38〜40℃のお湯に10分ほどつけて甘皮をふやかす。
  3. 綿棒を使って甘皮を優しく押し上げ、拭き取る。
    ※押し上げにくい場合は、再び指先をお湯につけて甘皮をよりふやかした状態で行うと簡単です。綿棒で強く押しすぎると爪が変形することもあるので、優しく丁寧に行ってください。
  4. 処理後は乾燥しないようにハンドクリームをしっかりと塗り保湿する。

爪を適切な長さに整える

長すぎる爪は見栄えが悪いので、まずは爪を適切な長さに整えましょう。

爪が長すぎる場合は爪切りを使わざるを得ないのですが、できれば爪切りは使わずに爪ヤスリを使うのがおすすめです。爪ヤスリの動かし方ですが、往復させてしまうと爪を痛めてしまう恐れがありますので、必ず一方向だけに動かすようにして削ります。

《 ポイント 》

  • 甘皮をきれいに処理して美しい指先にする。
  • 爪ヤスリは一方向だけに動かすようにして削る。

女爪をキープするためのポイント

マッサージ

爪の乾燥を防ぐ

男爪から女爪になるには、爪を保湿して常に潤った状態にしておきましょう。手を洗うたびにネイルオイルを塗り、その上からやハンドクリームを塗ると乾燥を防いでくれる効果があります。

少量のネイルオイルを爪先と皮膚の間から垂らすと、爪先全体に行き渡りまんべんなく保湿することができます。香りつきのネイルオイルなどもありますので、好みのネイルオイルを毎日持ち歩いてみてはいかがでしょうか。

マッサージで血行をよくする

甘皮を処理したり爪の表面をバッフィングしたりと、健康で美しい爪を保つためにネイルケアは欠かせませんが、同時にハンドマッサージもプラスしてみてはいかがでしょうか。

血行を促進することで爪の成長を助け、爪を生成するマトリクス(爪母)にも刺激を与えるので、面倒くさいと思わずに毎日の習慣にしましょう。もちろん、指先の見た目も良くなります。

爪に必要な栄養をしっかり摂る

爪は健康状態が良くないと、爪の色が悪くなったり、薄くなって反ってきたり、もろく折れやすくなったりします。ジェルネイルは弱い爪を保護するためにも使いますが、爪自体が健康でないとネイルカラーが密着せずうまく仕上がりません。

強くて美しい爪にするためにはバランスの良い食事を意識して身体の内側からのアプローチも忘れてはいけません。

<タンパク質>
爪の主成分は、ケラチンというタンパク質です。ダイエット中で食事の量を減らしてしまうと、タンパク質不足で爪が弱くなってしまうので、意識して補うようにしましょう。

良質なタンパク質は、鶏のささみやムネ肉、卵をはじめ、豆腐や納豆などの大豆製品、青魚、鮭など身近にある食材ばかりなので、毎日の食卓に取り入れてみてください。

<ビタミンA>
爪が乾燥して割れてしまう、二枚爪になりやすいという方は、ケラチンの形成に欠かせないビタミンAを積極的に摂るようにしましょう。

鶏のレバーやほうれん草、ニンジンなどの緑黄色野菜に多く含まれているビタミンAは、皮膚や粘膜を作る栄養素で、肌の乾燥を防ぎバリア機能を高める効果が期待できます。

<ビタミンB2>
しっとりつやつやの髪やトラブルのない肌を作るビタミンB2は、爪の細胞を活性化させ強い爪を作るために欠かせない栄養素です。

牛レバー、豚レバー、うなぎ、乳製品、アーモンドなどでビタミンB2を効率的に摂取するように心がけましょう。

<ビタミンE>
毛細血管の血行を良くする働きがあるビタミンEは、つやのあるピンク色の爪を作ってくれる栄養素です。

ほうれん草、かぼちゃ、卵、イワシ、うなぎ、アボカド、キウイフルーツ、ピーナッツなどのほか、植物油にも多く含まれています。

<鉄分>
貧血の予防に欠かせない鉄分が不足すると、爪が白っぽくなる、反り返りやすくなる、横筋が入ってデコボコしてきます。

鉄分が多い食材と言えば豚レバー類が有名ですが、他にも鶏もも肉、牛ヒレ肉、まぐろの赤身、あさり、ひじき、小松菜、大豆製品などを毎日意識して摂るようにしましょう。

爪の噛み癖を治す

爪の噛み癖がある方はいませんか?噛み癖をそのままにしていると爪の形が悪くなるだけでなく、指先から悪い菌が入り爪や皮膚に悪影響を与えることもあります。

自分がどんな状況のときに爪を噛む癖がでるのかを考えてみましょう。そして、爪に手袋や絆創膏を活用してカバーをすることから始めてみてください。「爪噛み防止マニキュア」も販売されていますので、このようなアイテムを使ってみるのも良いかもしれませんね。

《 ポイント 》

  • 爪を保湿して常に潤った状態にしておく。
  • ハンドマッサージをして手と爪の血行を促進する。
  • バランスの良い食事で身体の内側からもアプローチする。
  • 爪の噛み癖を治す。

最後に

女爪

女爪にするためのお手入れ方法と、きれいな爪を叶えるコツを紹介しました。

第一印象では誰しも顔や体型、全体の雰囲気に注目してしまいがちですが、爪や手がきれいに手入れされた女性はとても魅力的ですよね。シュッとした手をした女性はそれだけで上品で清潔感があるように見えます。

コンプレックスになりがちな男爪の方でも、しっかりケアするときれいな爪を保つことができるとお分かりいただけたと思います。定期的にネイルケアをしているとていねいに手を動かすようになり、全体的な身のこなしまで上品に振舞うようになります。

この記事を参考に、正しい方法でケアして女性らしい女爪を作ってみませんか?

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