トマトにしてはいけない『NGな保存方法』5選

カットしたトマト

トマトは、夏を代表する野菜のひとつです。野菜室で正しい方法を守って保存すると、鮮度とおいしさをキープしやすくなります。しかし、保存環境がよくないと、あっという間に傷んでしまい可能性もあるので要注意!トマトが劣化してしまいやすい環境を紹介しているので、自宅のトマトの状態をチェックしてみてください。

トマトの賞味期限の目安

たくさんのトマト

トマトの賞味期限の目安は、以下の通りです。

  • 常温…冬場のみ1週間ほど
  • 冷蔵…1週間ほど
  • 冷凍…2ヶ月ほど

保存環境がよければ、トマトは長持ちします。正しい保存方法を知り、おいしい状態を長くキープしましょう。トマトにすべきではないNGな保存方法も紹介しているので、自宅のトマトの保存方法を振り返ってみてください。

トマトにしてはいけない『NGな保存方法』5選

水分が付いたトマト

トマトにすべきではない、NGな保存方法についてまとめました。

1.直射日光が当たる場所で管理

トマトは、直射日光が当たり続ける場所に放置すると、すぐに傷み始めます。夏野菜で日光を浴びて大きく育ちますが、収穫した後は直射日光を浴びても成長するわけではありません。冬場であっても、直射日光は避けましょう。

2.高温の場所に放置

トマトは夏野菜ですが、収穫後に高温の場所に放置してしまうのはNG。高すぎる気温は、トマトも劣化を早めてしまいます。25℃以上の気温の場所には置かず、できるだけ涼しい日陰で保存しましょう。

3.水が付いたまま保存

購入したり家庭菜園で収穫したトマトを、水でよく洗うことは決して悪いことではありません。虫が付いたまま野菜室に入れてしまうと、野菜室内のほかの野菜にも危害が出てしまう可能性アリ!

水洗いしたトマトは、表面やヘタに水分が残らないようきれいに拭き取りましょう。水分が残っていると、その部分から劣化し始めてしまいます。

4.乾燥気味の場所で保存

トマトは、乾燥を嫌います。乾燥した場所でトマトを保存しておくと、水分がどんどん飛んで劣化が進んでしまうかも。気づいたときには食べられる状態ではなくなっていたということも起こり得るので、乾燥している場所に長時間トマトを置きっぱなしにするのは避けてくださいね。

5.重いものを上に乗せたままの状態で保存

トマトは、外部からの衝撃に非常に弱い野菜です。トマトを地面に落としてへこみを作ってしまうと、その部分からあっという間に劣化してしまいます。

また、トマトの上に重い野菜などを乗せると、トマトは重みに耐えられず実が傷んでしまうかもしれません。そうなると、急速に劣化が進んでしまいます。

トマトの正しい保存方法

野菜室のトマト

トマトの正しい保存方法は、とっても簡単です。

  • トマトを1つずつキッチンペーパーで包む
  • ヘタを下にして、ポリ袋に入れる
  • 野菜室で保存

トマトは寒さに弱いため、冷蔵保存は向きません。野菜室で保存し、賞味期限を守って食べましょう。

完熟していないトマトを購入した場合は、キッチンペーパーでくるんで15~25℃の気温変化の少ない場所に置いて追熟させます。完熟したら、先ほどの方法で野菜室に入れて保存してください。

まとめ

トマトを切る様子

トマトの正しい保存方法は、決して難しいものではありません。すべきではない行動を把握し、トマトを弱らせないよう気をつけましょう。

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