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レシートで爪磨きができる?!
レジでもらったレシートで爪磨きをすると爪がピカピカになる裏ワザをご存じですか?
レシートで爪磨きする方法はとっても簡単。レジでもらったレシートの表側の余白部分で爪をこするだけです。では、なぜレシートに爪磨き効果があるのでしょうか?
それは、レシートが感熱紙でできているからです。感熱紙のレシートで爪磨きをすると次のような効果で爪がピカピカになります。
感熱紙の表面の凹凸がやすりになる
感熱紙の表面には目に見えない凹凸がありますが、この凹凸がやすりの役目をし、爪のざらざらをこすり落として爪の表面を滑らかにします。
普通の紙ではインクを使って印刷しますが、感熱紙は熱によって発色させて印字します。そのため、感熱紙の表面には熱で発色するためのさまざまな薬剤が特殊加工で塗られており、表面が凹凸になっているのです。
感熱紙の表面の特殊加工がワックスになる
感熱紙の表面に塗られている薬剤の中で、発色に関係している色素と顕色剤にワックス効果があります。レシートで爪磨きをしているうちに、レシートに塗られている色素と顕色剤が爪の表面にうつってワックスになり爪をピカピカにします。
爪磨きはレシートの表側を使う
特殊加工されているのは、レシートの表側(文字が印字されている側)だけです。爪磨きする際は、必ずレシートの表側を使いましょう。レシートの裏側は何も加工されていませんので爪磨き効果はありません。
また、レシートの表側には、商品と金額などが印字されている部分と、余白の部分がありますが、白い部分で爪磨きをします。
爪磨きができるレシートは?
レシートは感熱紙でできているから爪磨きができると説明しましたが、すべてのレシートが感熱紙でできているとは限りません。
レジでもらったレシートがお店によって違うことがありますよね。たとえば、近所のスーパーでもらったレシートは表面がざらざらしている、コンビニでもらったレシートは表面がツルツルしているなど。
感熱紙は表側がツルツルしていますので、ツルツルしたレシートで爪磨きをしましょう。普通の紙にはやすり効果はありませんので、こすってもピカピカになりません。
レシートが感熱紙かを確認する方法
レシートの表側を爪やペン先で線をつけてみてください。感熱紙ならその線が黒くなります。タダでもらったレシート1枚でネイルケアができるなんてとってもお得ですね。
《 ポイント 》
- レシートの感熱紙の表側にある凹凸がやすりの役目をして爪のざらざらを取ることができる。
- 爪磨きはレシートの余白部分で磨く。
レシートで爪磨きをするやり方
必ずレシートの表側の余白部分で爪磨きをしてください。
爪磨きをしやすいレシートは?
<余白が多いレシート>
レシートで爪磨きをする際、まずはレシートの表側の余白部分で爪をこすりざらざらを取り除きますので、余白が多いレシートの方が磨きやすいというのは分かりますよね。
<幅広のレシート>
親指の爪を磨くとき、幅広のレシートの方が磨きやすいです。幅広のレシートは余白も多いので爪磨きに適していますね。
レシートで爪磨きをする手順
- レシートの表側の余白部分を爪にあてます。
- レシートで爪をこすって磨きます。
- 爪の表面にツヤがでてきたら完了です。
爪を磨く方向は、縦からでも横からでもかまいません。爪の縦線が気になる方は横方向から磨くと縦線を削る効果があります。ただし、縦線が深い場合はレシートで磨いても効果は無い可能性があります。
爪磨きする時間は、爪の状態によって異なりますが、通常はだいたい両手10分~15分程度でツヤがでてくるようです。
《 ポイント 》
- 必ずレシートの表側の余白部分で爪磨きをする。
- 爪磨きするのに適しているレシートは、余白が多く幅が広いもの。
- 磨く方向は縦からでも横からでも良いが、縦線が気になる場合は横方向からこする。
レシートで爪磨きをする時の注意点
磨き過ぎに注意する
レシートの凹凸がやすりの役目をしますので、長時間擦りすぎると爪の表面が必要以上に剥がれてしまいますので注意しましょう。また、レシートでの爪磨きは週に一回程度がおすすめです。
感熱紙以外は効果がない
感熱紙以外のレシートには爪磨きの効果はありません。レシートが感熱紙でできていることを確認してから爪磨きをしましょう。感熱紙の見分け方として、レシートの表側に爪やペン先で線をつけ、線が黒くなったら感熱紙です。
爪の状態が悪いと効果を感じない
爪の表面のざらざらが多い、深い縦線がある、など爪の状態が悪い場合は、レシートの爪磨きの効果が感じられない可能性があります。
《 ポイント 》
- レシートで爪磨きし過ぎると爪の表面が剥がれる可能性がある。
- レシートは感熱紙以外は効果がない。
- 爪の状態が悪いとレシートの爪磨きの効果がない可能性がある。
爪磨き以外のレシートの活用方法
レシートは爪磨き以外にも活用することができます。
鏡をキレイにする
レシートの表側で鏡を磨くと水垢を取る効果があります。爪磨きと同じに感熱紙の凹凸がやすりの役目をしますので水垢を削り落とします。
<用意するもの>
- 幅が広く長いレシート
- ウェットティッシュ
<手順>
- レシートを二つ折りにする。
- レシートの表側を水で濡らす。
- レシートで鏡の表面を磨く。
- 磨き終わったら素早く(鏡の表面が濡れている内に)ウェットティッシュでふき取る。
これで鏡がピカピカに!ただし、長い間放置した頑固な水垢の場合は効果がない可能性があります。
シルバーアクセサリーをキレイにする
しばらく使わなかったシルバーアクセサリーに黒ずみがついていたことありませんか?その黒ずみを、レシートの表側で磨いて取り除くことができます。
<用意するもの>
- レシート
- 乾いたタオル
<手順>
- レシートの表側を水で濡らす。
- シルバーアクセサリーを磨く。
- 磨き終わったら素早くシルバーアクセサリーを水で洗う。
- 洗い終わったら乾いたタオルでしっかり水分を拭き取る。
これでシルバーアクセサリーがピカピカになります。シルバーアクセサリーの水分はしっかり拭きとって乾燥させましょう。
スマホの画面をキレイにする
スマホの画面には手垢や汗や油などの汚れがつきますよね。それをレシートの余白部分でキレイに落とすことができます。
<用意するもの>
- 余白が多いレシート
- 乾いたタオル
<手順>
- レシートの余白部分で、スマホの画面を磨きます。
- 磨き終わったらタオルなどで拭き取ります。
これでスマホの画面がピカピカになりますが、レシートは必ず余白部分で磨いてください。余白部分で磨くのはレシートの爪磨きと同じですね。
油取り紙の代用にする
レシートが油取り紙の代用になると聞いて驚いた方もいるかと思いますが、レシートの裏側は顔の油を取る効果があります。
レシートの爪磨きはレシートの印字がある表側を使いますが、油紙の代用では印字が無いレシートの裏側を使います。間違えないよう注意しましょう。顔が真っ黒になりますよ。
使い方は、いつも使っている油取り紙と同じ要領です。
<用意するもの>
- 印字が少ないレシート
<手順>
- レシートの裏側(何も印字されていない裏面)を鼻の頭や横などの油の部分に軽く押し当てる。
これだけです。
最後に
レシートをお財布に入れると邪魔なので、レジでレシートをもらわないことが多かったのですが、レシートで爪磨きができることを知ってからレシートをもらうようになりました。
タダでもらったレシートでネイルケアができるなんてお得ですよね。今までレシートを捨てていた方も、この機会にぜひレシートで爪磨きをしてみてください。