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電子レンジでも調理可能!夏に美味しい『とうもろこし』
皆さんはこの夏、とうもろこしを買って食べましたか。夏になるとスーパーなどで見かけるようになるとうもろこしは、夏祭りの屋台などでも見かける代表的な夏野菜の1つです。
茹でるだけでも美味しく食べられるとうもろこしは、甘みや歯ごたえがあり、小さな子どもから大人まで幅広い世代の人に愛されています。
糖質が高くカロリーが高いと言われているとうもろこしですが、この糖分とカロリーにより、精神安定効果が期待できます。他にもカリウムや鉄分、ビタミンB1、B2、Eなど、夏バテによる疲労を回復する効果が見込める夏にぴったりな野菜です。
これは避けて!買ってはいけない『とうもろこし』5選
美味しく栄養分も豊富なとうもろこしですが、皆さんは美味しく良質なとうもろこしの見極め方をご存じでしょうか。ここではすでに時間が経過していたり、旨味や歯ごたえが半減してしまう買ってはいけないとうもろこしの特徴を紹介します。
1.皮が付いていないもの
とうもろこしは、大きく分けて2つのパターンで販売されています。1つは皮付きのとうもろこしで、もう1つは皮がなく実が露出しているタイプのとうもろこしです。
スーパーや八百屋によっても売り出し方に違う点はありますが、基本的にとうもろこしを購入する際は、皮が付いているもの選ぶべきです。皮が付いていないとうもろこしは乾燥してしまうため、劣化が早い傾向にあります。
また、とうもろこしを茹でる際、皮を1枚つけた状態で茹でることで、より甘みが増します。調理の際にもとうもろこしの美味しさを引き出す役割を担ってくれるので、美味しく食べるためにも皮が付いていないとうもろこしは避けてください。
2.ひげが濃い茶色で本数が少ない
「とうもろこしを見極めるにはひげを見ろ」と言われるほど、とうもろこしを選ぶ重要な基準になる部分がひげです。ひげはとうもろこしの実の数や質に直結しているため、ふさふさで量の多いひげを持つとうもろこしほど、実がぎっしり詰まっています。
したがって、ひげの本数が少なくパサパサのひげは、実の数が少なく、実自体が時間経過により劣化している可能性が高いです。
また、濃い茶色をしたひげを持つとうもろこしは、すでに熟しているサインです。その日のうちに食べる場合は問題ありませんが、2〜3日置いておきたい場合は、熟しすぎていないとうもろこしを選ぶべきでしょう。
3.他のとうもろこしより軽い
とうもろこしを選ぶ際は、いくつかのとうもろこしを両手に持ち、ずっしりとした重みのあるとうもろこしを選びましょう。持ち比べた時に「軽い」と感じるとうもろこしは、実が少なかったり、水分量が減り劣化していたりします。
また、安く販売されており、重量も軽いとうもろこしは、品質がもともと他のとうもろこしよりも低く、中身がスカスカであったり、実の大きさが均一でなく、甘みも少ない傾向にあります。
4.中の実が均一ではない
もしもとうもろこしの実を確認することができる場合は、中の実の大きさや並び方が均一なものを選びましょう。実の大きさや並び方が均一なとうもろこしほど、品質が良く、甘みや歯ごたえが良い傾向にあります。
中の実が均一でなく、粒によって大きさがバラバラなとうもろこしは、旨味が偏っていたり、品質自体が劣化しているため、甘みが減少している可能性が高いです。
したがって、中の実の大きさや並び方があまりにもバラバラなとうもろこしは、なるべく避けるようにしましょう。
5.茎の切り口が黒ずんでいる
スーパーで販売されているとうもろこしの中には、皮はついているけれどひげがすでに取り除かれているとうもろこしも多く見かけます。調理時にも扱いやすいので、ひげのないとうもろこしを選ぶ人も多いでしょう。
このようなとうもろこしの場合、茎の切り口の色で判断します。茎の切り口の色が白いものは、収穫したばかりの新鮮なとうもろこしであるサインです。新鮮な状態で販売されているため、比較的とうもろこしとしては日持ちしやすく、旨味も保たれています。
しかし、すでに時間が経過し、劣化しているとうもろこしは、茎の切り口が黒ずみ始めています。切り口が黒くなっているとうもろこしは、あまり日持ちしない上、甘みも減っている可能性が高いため、極力避けるようにしましょう。
甘みのある新鮮なとうもろこしを選ぶ方法を解説
最後に、甘くて美味しい新鮮なとうもろこしを選ぶポイントを紹介します。以下のようなポイントが複数揃っているとうもろこしは、品質が良く、美味しく食べられる新鮮なとうもろこしです。
- ひげがふさふさしている
- ひげが褐色の茶色(下の部分は黄色味がかっている)
- ずっしりとした重みを感じる
- 実の形が均一で並び方が整っている
- 実がふっくらとしている
- 茎の切り口が白いもの
- 皮の色が濃い緑色
皮が付いているものを選ぶことは大前提として、ひげが付いているものはひげの状態を、付いていないものは茎の切り口を確認してください。また、とうもろこしを両手に持ち、重さを比べることも忘れないようにしましょう。
新鮮で良質なとうもろこしを見極めて美味しく食べよう
いかがでしたでしょうか。とうもろこしは傷みやすいため、時間が経過したとうもろこしは避けるべきです。また、美味しくとうもろこしを楽しむためにも、良質で甘みの強いとうもろこしを選ぶようにしましょう。