ベランダで栽培はできる?やってはいけない野菜の育て方から正しい方法まで解説

たくさんのベランダ菜園

ベランダ栽培は、アパートやマンション住まいの人でも家庭菜園を楽しめます。初めて植物を育てる人にもおすすめですが、育て方やアイテム選びを間違えると思うように植物が育たないかもしれません。家庭環境によっては、周囲の人に迷惑をかけてしまうかもしれないので、育てるときの注意点を事前に把握しておきましょう。

初心者におすすめのベランダ栽培

ベランダ菜園のトマト

野菜や果物を栽培するにあたり、鉢植えで始められるベランダ栽培は、気軽に始められて初心者の人におすすめです。しかし、ベランダ栽培のアイテム選びややり方を間違えてしまうと、野菜や果物が思うように収穫できないかも。

周囲の人に迷惑をかける行為にもつながるかもしれないので、ベランダ栽培を始める前に注意点を知っておきましょう。

ベランダ栽培でやってはいけない野菜の育て方

驚いている女性

ベランダ栽培を成功させるためには、いくつかのNG行為に注意が必要です。注意点を守って、出来立ての野菜や果物を収穫する喜びを味わいましょう。

1.小さな鉢を購入する

種や苗から育てる場合、植物が小さいうちは小柄な鉢を使っていても問題ありません。しかし、植物の成長に不釣り合いな小さな鉢を使ってしまうのはNG!鉢の中で根が張り、成長できなくなってしまって枯れてしまいます。

野菜や果物は、鉢の大きさだけでなく深さも重要です。深さが足りないと、植物が育たず実をつけにくくなります。植物の大きさや種類に合った鉢を選び、適度に植え替えを行いましょう。

2.有機肥料を使う

有機肥料を使うと、野菜や果物が大きく育ち安全なものが収穫できます。しかし、梅雨時期に差し掛かるとコバエが大量発生するリスクがあることを知っておきましょう。一度コバエが沸いてしまうと、殲滅させるのは難しいものです。

土をまるごと取り換えても、植物にコバエの卵などが付着していたらまたコバエが沸いてしまいます。ベランダ栽培では、有機肥料や土は使わず、化学肥料を使用しましょう。

3.手をかけすぎる

植物や果物の種類によっては、毎日水をやらない方が健やかに育つものもあります。手をかけすぎて一日何度も水をやったり、過度に肥料を与えてしまうのはよくありません。植物にとって大きな負担となり、枯れてしまうこともあるので注意しましょう。

4.下の階に大量の水を落とす

ベランダ栽培を2階以上のベランダで行っている場合は、水やりの仕方に要注意!大量の水を下の階に落としながら水やりをすると、下の住民に迷惑をかけてしまいます。近隣トラブルを起こさないためにも、水やりの方法は考慮すべきです。

5.虫よけ対策を行わない

植物を育てていると、どこからともなく害虫が沸いてきます。2階以上の建物のベランダで育てていても害虫は湧いてしまうので、早い段階で害虫対策を行っておきましょう。周囲の人に迷惑をかけないだけでなく、植物の健やかな成長にもつながります。

ベランダ栽培を行う際のポイント

ベランダ菜園の道具

ベランダ栽培を行う際には、正しい基本情報の把握から始めましょう。

  • 野菜に合う大きさと深さの鉢選びをする
  • 土や肥料の特性を知る
  • 野菜や果物に合った育て方をする
  • 水を与える前の鉢の重さを知っておく
  • 害虫対策を適度に行う
  • 使い終わった土や植物の処理と活用方法

野菜や果物を育てるときに重要なのが、鉢の大きさです。なんとなくの感覚で鉢選びをすると、深さや大きさが足りず植物が十分に育たないかもしれません。

植物それぞれに合った土や肥料選びを行い、適度に間引きや土寄せなどを行うことで、大きくて食べ応えのある野菜や果物が収穫しやすくなりますよ。使い終わった土に同じ種類の作物を連続して植えると、連作障害を起こすかもしれないので、その点も注意してください。

まとめ

おしゃれなベランダ菜園

ベランダ栽培を初めて行う際は、初心者でも育てやすいものから始めてみましょう。太陽光が植物に当たり、風通しのよい場所で管理すると、植物が育ちやすくなりますよ。

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