目次
包丁の上手な使い方
包丁は、料理をするときに欠かせないものです。しかし、使い方が悪いとすぐに切れ味が落ちてしまいます。まずは、正しい包丁の使い方を確認しましょう。
- 左手は猫の手…指を切らないよう食材を押さえる
- 引いて押す切り方…上から下に押し付けるのではなく、手前に引いて押すときに素材を切る(刺身は引きながら、お肉は押しながら切る)
- 皮むき…包丁は動かさず、素材を回転させて皮をむく
包丁の使い方は、いくつかの種類がありますが難しくはありません。正しい使い方を身に着けて、切れ味を保ちましょう。
包丁が切れなくなってしまう『NG行為』4選!
包丁の切れ味が落ちてしまう行為とは、どのようなものが当てはまるのでしょうか。自宅での包丁の使い方を思い返しながら確認してみましょう。
1.硬いものを無理やり切る
硬いものを無理やり切ろうとすると、包丁に力を込めますよね。腕の力だけでなく、体重をかけなければ切れないような硬いものは、包丁に大きな負荷がかかってしまいます。
刃を傷める他、刃こぼれする可能性があるので、硬いものを無理に切るのはNG!体重をかけた状態で指を切ってしまうと、大けがにつながるケースもあります。
2.長時間水につけっぱなしにする
使い終わった包丁を、まとめ洗いしようと水を張っておいた桶に入れっぱなしにしてしまうのはNGです。包丁が錆びて、使い物にならなくなってしまいます。
鋼を使った包丁は、特に錆びやすいので要注意!錆びつきがひどくなると買い替えになってしまいます。使い終わった包丁はすぐに洗ってきれいな布で拭き、収納する習慣をつけましょう。
3.メンテナンスせずに使い続ける
包丁は、継続使用すると切れ味が鈍ってきます。毎日使っていると気づきにくいものですが、切れにくくなった包丁を使い続けると包丁に負担がかかってしまうのでよくありません。砥石を使うのに抵抗を感じているならば、簡単に使えるシャープナーを使用して切れ味を復活させましょう。
4.火であぶる
包丁に直接火を当てるのは、包丁の組織に影響を与えてしまうのでやめましょう。切れ味が悪くなるだけでなく、メンテナンスを行っても切れない包丁になってしまいます。
すぐに包丁の切れ味をよくしたいときは、アルミホイルを切って二つ折りにしたものを細切りにしてみてください。一時的に切れ味が戻ります!しかし、あくまでも一時的なので、あとでメンテナンスをするのがおすすめです。
包丁にやるべきお手入れ
包丁は、定期的にメンテナンスを行うことで切れ味が鈍るのを防げます。
- 砥石で研ぐ
- シャープナーを使う
- サビないよう、洗ったらすぐ拭く
包丁の切れ味は、日々のメンテナンスが深く関わってきます。まずは、錆びないように管理することが重要です。切れ味が落ちてきたと感じたら、できるだけ早く砥石やシャープナーを使って研いでください。
砥石の使い方は、何度か試していくうちに習得できます。砥石を使った包丁研ぎの教室なども開かれている地域があるので、積極的に参加するのもよいですね。ネット動画でも、包丁の研ぎ方をレクチャーしているので参考にしてみるのもおすすめです。
まとめ
包丁の使い方は、決して難しくありません。正しい使い方を身に着けて、切れ味が落ちにくい状態をキープできるようになりましょう。