毛布の洗濯!自宅で洗濯する方法からクリーニング店に依頼する場合まで

人によっては通年、少なくとも秋から春までは毎日使う寝具の毛布。特に肌着類と違い、毎日洗濯するものではないですし、シーツや枕カバー程コンパクトではないので、数日~1週間に1回の頻度の洗濯にも無理がある…。サイズも重さもあるため、どのような洗い方をするのがベストなのかは、考えるところです。今回はそんな毛布の洗い方について考えていきたいと思います。

毛布を洗濯する前にやるべきこと

青い毛布

毛布のお洗濯をするときには、よしやるぞ!と思い切らないとなかなか面倒なものです。毛布のお洗濯は自宅でも出来ますし、コインランドリーでのお洗濯、クリーニング店でプロにお願いする方法もあります。今回はこれらの方法でお洗濯をする際のポイントや注意、方法について考えていきます。

毛布に縫い付けてあるお洗濯表示を確認する

洗濯表示確認

自宅で出来る?クリーニング店で?まずは確認しましょう!

まず一番大事なのは、お洗濯の表示の確認です。自宅やコインランドリーで丸洗いできるのか、または、クリーニング店に持ち込み、ドライクリーニングなど特殊な洗濯方法でないとお洗濯できないのかの確認は重要です。ここで誤った洗濯方法でお洗濯してしまうと、縮みや色落ち、傷みの原因となりますので、しっかり事前に確認しましょう。洗濯機OK、手洗いOKの表示があれば自宅で洗えます。アクリルやポリエステル、綿の毛布は殆どが、「洗える」と表示されています。

漂白剤は使っても大丈夫?

洗濯表示 漂白剤

色物柄物には塩素系の漂白剤は使用できませんので、まずは色柄ものなのかで判断が必要になります。「エンソサラシ」と書かれた表示にバツ印がついているかいないかを確認しましょう。バツ印がある場合は、漂白剤の使用は不可、×印がない場合は、塩素系漂白剤を使用して漂白をすることができます。

また、最近の新表示は、漂白について、3つの種類の記号があります。△印は塩素系および酸素系漂白剤による漂白が可能で、△印に斜線が2本入った印がある場合は、「酸素系漂白剤」での漂白はできますが、「塩素系漂白剤」による漂白ができません。また、△印に×マークがある場合は、漂白自体ができませんので、表示記号には十分ご注意ください。

乾燥機は使えるの?

洗濯表示 乾燥機

この点もお洗濯表示で確認することが可能です。乾燥機は使用可能なのかも事前に確認しておきましょう。新表示では、タンブラー乾燥についての注意表示もあります。□の中に◯が描かれた記号に×がついている場合は、ドラム式乾燥機の使用はNGですのでご注意ください。

上記をすべてチェックしたうえで、毛布の汚れ具合も考慮し、ご自身で洗濯するか、クリーニング店に持ち込むかの判断をしましょう。

毛布を洗濯機で洗う方法

洗濯機

自宅での毛布のお洗濯の利点はまず、思い毛布を外に持ち運びする必要がなく、思い立った時にすぐに出来ることとコストが安く済むことでしょう。自宅でお洗濯をする場合は、多少手間はかかりますが、お水を使ってのお洗濯になりますので、「洗った感」も実感できます。正しい方法を用いれば、綺麗にお洗濯をすることが可能です。

①洗剤選び

洗剤についても表示をチェックしましょう。ウールなどは中性洗剤、他の素材でも生成り色や淡い色柄ものは蛍光増白剤を含まない洗剤を選び、濃い色柄ものについては漂白剤入りでない洗剤を使用しましょう。濃い色柄ものを洗う場合は、事前に色落ちに問題がないか確認をしましょう。白いタオルに洗剤をつけて目立たない部分をこすってみた際に、色落ちする場合はクリーニング店へ出すことをお勧めします。

②汚れが気になる部分に下処理をする

気になる汚れがある部分は、洗剤の原液をつけたタオルで拭いておきましょう。柔軟剤をこの時につけておくことでアクリル素材は静電気防止効果が期待できます。

③畳んだ毛布を大型ネットに入れる

毛布は摩擦が毛玉や傷みの原因になりますので、洗濯機でお洗濯をする際には、「自宅の洗濯槽に入る大きさの毛布用の大型ネット」を使用しましょう。その際には以下の手順で毛布を畳んでから、お洗濯ネットにいれましょう。

お洗濯ネットに入れる前の毛布の畳み方

  1. 丁寧に、毛布の横側から屏風のようにジャバラ状の形に畳みます。
  2. その後、横長ジャバラ状になった毛布をくるくると丸い形に毛布を巻き、毛布用のお洗濯ネットに入れます。

④洗濯機の「洗い方の設定」を決める

洗濯機に「毛布」のコースがあればそれを設定しましょう。もし毛布の設定が元々ない場合は、弱水流の設定でOK。横からジャバラに畳み、たてにくるくる巻いた状態の毛布を入れたお洗濯ネットを洗濯層に入れ、洗剤やお好みで柔軟剤を投入したらお洗濯を開始します。

⑤脱水する

脱水時間は短めにしましょう。ポリエステルやアクリル素材は水切れがよいので、短時間でOK。ウールは摩擦による傷みが気になりますので、手で丁寧にやさしく絞るか、長時間の強い脱水はせずに、30秒~1分の軽めの優しい脱水方法を選びましょう。

洗濯機によっては、「ウール」を選べる場合がありますので、チェックしてみてください。毛布洗いの際に、洗濯機の使用方法で不明な点がある場合は、洗濯機の使用説明書もチェックしてみると安心です。

毛布を浴槽で洗濯する方法

浴槽

浴槽を使った踏み洗いのやり方

自宅で水洗いをしたいけれど、洗濯機が小さくて毛布は洗えない・・・などの理由で洗濯機が使えない場合は、浴槽でお洗濯が可能です。浴槽でできる、毛布の踏み洗いの手順をご紹介いたします。浴槽で毛布のお洗濯をする際は以下の手順でトライしてみましょう。

  1. 浴槽に洗濯液(洗剤)を張りましょう。
    毛布がしっかりと浸かる水位まで、水と適量の液体洗剤を浴槽に入れておきましょう。
  2. 毛布をジャバラ状に畳みましょう。
    毛布の襟元になる部分が一番外側にくるようにして、ここでは、縦方向にジャバラに畳みます。その際、浴槽にはいるサイズになるように調整しながら畳みましょう。
  3. 踏み洗いをしましょう
    洗剤液を張った浴槽にジャバラ折りした毛布を入れ、折った毛布の端から足踏みをするようにして、踏み洗いをします。これを何度か繰り返していきます。
  4. シャワーを使ってすすぎ洗いをしましょう
    洗剤液に浸した毛布の踏み洗いが終わりましたら、洗剤液を浴槽から流します。シャワーをかけてすすぎ洗いをしていきます。毛布から完全に洗剤液が落ちるよう、シャワーをかけながら、上記の3の要領で端から足踏みをしていきます。
  5. お好みでこの時点で柔軟剤に漬けましょう
    再度、毛布に満遍なくつかるように綺麗な水を張り、柔軟剤を適量入れ、まんべんなく毛布を足踏みし、柔軟剤液をなじませます。柔軟剤液が十分になじんだら浴槽から水を抜き、毛布を足踏みして水分をしっかり押し出して脱水をしましょう。
  6. 最終脱水をしましょう
    毛布を浴槽の縁にかけて、水を切り脱水をします。もし、絞ることができる毛布でしたら、下部分の端を持って絞るとより水の切れがよくなります。ある程度水切りができた後、もの干し竿に干します。
  7. 毛布を干しましょう~できれば外に干しましょう
    表示に特に日陰干しなどの指示がない場合は、外に干すことで、乾く速度はぐんと早くなります。お住まいのご事情で、外にどうしても干せない場合は、天候や季節によっては風通しの良い窓際に干したり、エアコンを使用するなどの工夫をすると良いかもしれません。
  8. 毛布の干し方
    毛布は厚く乾きにくい為、出来れば干す時は物干し竿を2本かけ、毛布がM字型になるように干すと、効率良く乾かすことができます。その際、日が当たらない裏側は乾きにくい為、干している途中で表裏を反対に返して乾かすと、早く乾かすことができます。

毛布をコインランドリーで洗濯する方法

コインランドリー

コインランドリーで毛布を洗う利点は自宅よりも楽に洗え、乾燥機も大型の用意があるところが多いため、楽に乾かすことが可能ですので、大幅な時間短縮が可能です。

コインランドリーで毛布をお洗濯する際も、自宅でのお洗濯と同様に、事前に必ずしっかりと、毛布にあるお洗濯表示を確認しましょう。その上で、洗濯機や乾燥機の使用が可能と判断された場合は、お忙しい方はぜひ、コインランドリーの利用もしてみましょう。

コストは自宅よりもかかりますが、乾燥までの時間が自宅でのお洗濯よりも短縮できることが多いでしょう。コインランドリーで毛布をお洗濯した場合の相場については以下の通りとまります。

お洗濯のみの場合

毛布1枚程度(重さ約5㎏)
料金:約500~600円前後
時間:約30~40分前後
毛布2枚程度(重さ約10㎏)
料金:約700~900円前後
時間:約40~50分前後

乾燥機を使用する場合

  • 容量14kgの小サイズの乾燥機:8分で約100円程度
  • 容量25㎏の大サイズの乾燥機:6分で約100円程度

乾燥完了までの時間の目安

  • 毛布1枚:約30~40分前後
  • 毛布2枚:約40~50分前後

毛布1枚を洗濯した場合は、洗濯から乾燥するまでで約1,000円になります。所要時間については、最短で1時間程度と、自宅で洗うよりも早く済ませられます。コストはかかりますが、時間は大幅に短縮できますので、この点は魅力だと言えそうですね。

毛布の洗濯をクリーニング屋さんに依頼する方法

クリーニング店

大型のお洗濯ものに分類される毛布を一番楽に洗おうとすると、持ち込みの手間はありますが、クリーニング店でプロに洗ってもらう事でしょう。ただし、大型の毛布は事前に値段を調べておかないと、後でびっくりしてしまう事になりかねませんので、注意が必要です。では、毛布洗いをクリーニング店にお願いした場合の価格の相場について、ここでは考察していきます。

毛布はサイズや仕立てによって料金が違う!

毛布はサイズや、1枚仕立てか、合わせタイプか、はたまた素地によっても料金が異なります。合わせタイプとは、二枚の生地を縫い合わせ1枚にした厚手のタイプのものになります。毛布は基本的に、ドライクリーニングは可能なものが多いので、クリーニングに出せばどこでも問題なくお洗濯後に戻ってくると思われます。

ですが、ドライクリーニングの価格は、お店によってまちまちですので、持ち込む前に、お店のホームページやお電話で、価格を確認することをお勧めいたします。クリーニングの料金は、お店によっては倍近く違う場合もありますが、相場的には、以下がおおよその平均的な価格帯かと考えらえます。

毛布サイズ クリーニング料金相場

  • シングル(1枚もの) 600円~1,200円程度
  • シングル(合わせタイプ) 800円~1,600円程度
  • ダブル(1枚もの) 800円~1,600円程度
  • ダブル(合わせタイプ) 1,200円~2,400円程度

クリーニング店にお任せするメリットは、洗濯方法を間違えて毛布をダメにしてしまうことがほぼないことと言えそうです。ご自身でのお洗濯に自信や時間のない方にはお勧めかもしれません。集荷や配送のサービスがない場合はご自身で持ち込まなければなりませんが、それ以外では手間がかからないことは、利点と言えそうです。

まとめ

綺麗な毛布

皆さんは毛布のお洗濯の際のそれぞれの方法、どちらをお選びになりますか?それぞれのメリットとデメリットをまとめてみましょう。

自宅でのお洗濯のメリット&デメリット

メリット
どの方法よりもコストを抑えられる。納得するまで洗えるので、洗った感が実感できる!
デメリット
時間も手間も力も必要。冬は辛そう…。干す場所を考えてしまう事も…

コインランドリーでのお洗濯のメリット&デメリット

メリット
自宅でのお洗濯よりも、乾燥までの時間をぐっと短縮できる。事前準備が自宅でのお洗濯程、面倒ではない。クリーニング店に出すよりも安く上がる
デメリット
自宅からコインランドリーまでの持ち運びが面倒自宅で洗うよりもコストはかかる

クリーニング店へ依頼のメリット&デメリット

メリット
まず、仕上がりに失敗がない。洗濯から乾燥までの時間がすべて省略できる。
デメリット
コストがとにかくかかる!毛布のクリーニング代は決して安いとは言えない…自宅からクリーニング店までの持ち運びは面倒

以上、いかがでしょうか。時間をとるのか、コストを優先させるのか、または、洗った感を自ら実感したい!派か…。その時々のご自身のスケジュールの状況、体調、季節や気分などに合わせて、それぞれの方法を、ぜひ一度お試しいただきたいと思います。