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食べられる果物の皮3選
1.スイカ
甘くてみずみずしいスイカ。スイカは実の部分より皮に栄養があるのをご存知ですか?スイカの皮には腸内環境を整えてくれる食物繊維が多く含まれています。
またシトルリンと呼ばれるアミノ酸が含まれており、動脈硬化の緩和や筋肉量の向上なども期待できるのです。少し苦味があるスイカの皮は漬物やピクルスにするのがおすすめです。
2.バナナ
一年中店頭に並び手軽に食べられるバナナは自宅に常備する家庭も多いでしょう。しかし、バナナの皮は捨てている方が多いでしょう。
実はバナナの皮には免疫機能を維持するビタミンB6や神経機能を正常に保つビタミンB12が多く含まれています。バナナの皮はスムージーやバナナブレットに活用して食べるのがおすすめです。
ただし、バナナの柄や先端部分の皮は残留農薬の検査を受けてないことがあるので食べるのは控えた方がいいでしょう。
3.キウイ
ビタミンCや食物繊維、カリウムなど多くの栄養素が含まれているキウイ。果肉を食べるだけでも体に良い影響をもたらしてくれますが、実は皮には果肉より多くの栄養素が含まれているのです。
ある研究結果によると皮には果肉の3倍以上の食物繊維が含まれていることが分かっています。そのまま食べると豊富な栄養素を摂取できるでしょう。
野菜や果物を食べるときの注意点
購入する時に無農薬の食材を選ぶ
果物の皮には栽培途中に使用した農薬が残っているものも少なくありません。日本では農薬の使用量や回数など厳しい条件が設けられています。
しかし皮の表面に農薬が残っている場合もあるため、無農薬の食材を選ぶのがおすすめです。無農薬の食材を手に入れるのが難しい場合は皮を食べる前にしっかり洗いましょう。
皮の種類によってはおなかを壊す場合がある
果物の種類によって皮の厚さは異なります。基本的に皮が薄いものであればそのまま食べても体に問題はありません。
ただうぶ毛が多かったり皮が分厚かったりする果物の皮は、たとえ食べられたとしてもお腹を壊す可能性があります。うぶ毛があるなら食べる前に取り除き、分厚い皮の場合は食べやすく調理するのがおすすめです。
捨てるのは勿体ない!食材を無駄なく使おう
果物は果実を食べたら皮は捨てるという人も多いでしょう。しかし多くの果物の皮には果実以上の栄養素が含まれていることも少なくありません。
果物の皮まで美味しく食べるために、注意点を抑えつつ食材を無駄なく使い切りましょう。