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誰もが経験!「Wのうっかり切れ」問題
1円でも安いものを!といくつもお店を巡ったり、お得な大容量パックを購入したりと、買い物帰りに気づけば両手にたくさんの荷物を抱えていませんか?
京都市が紹介しているデータでは、4人家族が1年間に廃棄している家庭内フードロスは、なんと6万円分にものぼるそう。月にすると5千円分も「食べないもの・捨ててしまうもの」に費やしていると思うと少し驚きますよね。
一方で、家族が食べきれる量を日数分計算してまとめ買いをしたつもりでも、いざ料理を始めようとしたときに「足りない!」ということは誰しも経験があるのではないでしょうか。特に子どもがよく飲む牛乳など、多めに買っておいてもすぐに切らしてしまいがちな食材もあります。
賞味期限切れと、食べたいときに食材を切らしているストック切れ、「Wのうっかり切れ」は主婦にとって永遠の悩みといえるでしょう。
多めに買っておいても大丈夫!常温で長期保存ができる「ロングライフ紙パック」食材
「賞味期限切れはさせたくないけれど、ストック切れも心配…」
そんな悩みを解決してくれるのが常温で長期保存ができる「ロングライフ紙パック」に入った食材です。
豆乳や野菜ジュースの紙パックがスーパーの常温棚に並んでいるのを目にしたことがあるかもしれません。その他にも、実は意外な食材が冷蔵庫に入れずにストックができるのです。
① 牛乳
メーカーにもよりますが、ロングライフ紙パックの牛乳ならば製造から1~3ヶ月程度、常温で保存ができます。
「牛乳を常温保存するなんて」と驚くかもしれませんが、実はヨーロッパの国々では、チルドではない常温のロングライフ牛乳が広く親しまれています。
2011年に起こった東日本大震災では、災害後の混乱や交通網の遮断により、救援物資の輸送にも日数を要する状況でした。常温で比較的長期間保存ができるロングライフ牛乳は、救援物資として活用されたことでも知られています。
② 豆腐
お味噌汁や麻婆豆腐など、毎日の献立に欠かせない食材のひとつが豆腐です。ロングライフ紙パックの豆腐は、なんと半年以上も常温で保存が可能。
あまり日持ちせず、冷蔵庫の中で意外とかさばる豆腐ですが、常温保存の豆腐ならば冷蔵庫の容量を気にすることなく買い置きができますね。
③ カットトマト・ホールトマト
缶詰ではなく、ロングライフ紙パックに入ったカットトマトやホールトマトも。メーカーにもよりますが、常温で2年以上保存できるものもあります。子どもでも手で簡単に開けられるところも魅力のひとつ。親子で料理をする日も、安心してお手伝いを任せることができます。
「ロングライフ紙パック」の見分け方
牛乳の場合はパッケージの正面に、その他の食材は側面に常温で保存できることが書かれています。特別な保存料は使われておらず、紙パックへの充填技術とアルミ箔が使われた紙パックによって、中身の食材が長期間保存できるのだそうです。
ネットショッピングで買って、ストックしておくのが便利
ロングライフ紙パックの食材は、ネットショッピングにもぴったり。常温で置いておけるので、宅配ボックスに入れておいても安心です。雨の日や荷物が多くてスーパーに立ち寄るのが億劫な日は、ストックしておいた食材が献立作りに役立ちます。万が一の時のローリングストックとしても。
紙なので環境にもやさしい
ロングライフ紙パックは、スーパーや小学校のベルマーク運動で回収されて、トイレットペーパーなどの原料として再利用されています。
リサイクル便専用の回収箱を取り寄せることもできるので、お家からそのままリサイクルに出すこともできます。使い終わった容器は折りたたんでおけば、リサイクルに出すまでの間もかさばらないので省スペースです。
ロングライフ紙パックの活用法について、
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