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冷凍保存は万能ではない
スーパーでまとめ買いした食材を保存して節約することは、とてもよいことです。しかし、冷凍保存は万能ではありません。食材によっては、冷凍保存することによって風味を大きく損なってしまう可能性があります。
今回は、冷凍に不向きな食材と、冷凍すべき食材をご紹介します。自宅にある食材を冷凍しようと考えている人必見です!
冷凍保存しちゃダメな食べ物4選!冷凍に不向きな理由も解説
冷凍してはいけない食材とは、どのようなものが挙げられるのでしょうか?どうして冷凍に不向きなのか、理由も併せて把握しましょう。
1.炭酸飲料
炭酸飲料は、冷凍すると容器内の空気の密度が変化します。一般の容器では、変化に耐えられず容器ごと爆発する可能性アリ!特殊な容器を使用し冷凍保存可能ならば問題ありませんが、普通の容器で冷凍保存するのは非常に危険です。
2.水分が多い食材
水分量が多い食材は、冷凍すると食材がスカスカになって風味が変化します。
- 豆腐
- タケノコの水煮
- こんにゃく
- キュウリ
- じゃがいも
- 卵
豆腐やこんにゃくは冷凍してお肉の代わりに使用する調理方法があるので、お肉代わりに使用したい人は冷凍するのもアリ!素材の味をそのまま冷凍で保存することはできないので、その点は注意してください。
3.繊維が多い食材
繊維の多い食材も、冷凍保存には不向き。ゴボウや大根などの根菜類は、水分が抜けてしまい食材の繊維が筋っぽくなって目立つため、食感がよくありません。煮物や漬物などに加工して、長期保存できるよう工夫してみましょう。
4.乳製品
乳製品は、冷凍すると脂肪と水分が分離します。風味を損ねてしまい、美味しく調理するのも難しくなってしまうので、冷凍での保存はおすすめできません。牛乳だけでなくマヨネーズも冷凍には不向き。賞味期限が短い場合は、お菓子作りなどにも活用しましょう。
冷凍すべき食材とは
冷凍保存に適している食材は、以下の通りです。
- 食パン…カビを防止して、冷凍のままトースターで焼ける
- 焼きのり…湿気を防止して、食感を長く楽しめる
- コーヒーやお茶…風味を長く楽しめる
- 葉物野菜…新鮮なうちに下茹でして冷凍保存
- 切り身の魚
- 肉類
- 油揚げ…解凍せず、切って加熱調理
自然解凍やレンジで解凍して調理する食材と、解凍せずに冷凍のまま調理する食材があるので、冷凍した食材に合わせた調理方法を試しましょう。
まとめ
冷凍に向いている食材であっても、できるだけ早めに使い切ることが食材を美味しく食べるコツです。冷凍に不向きな食材は、早めに調理して家族みんなで食べてしまいましょう。