目次
みかんの皮で掃除ができる場所
台所シンクや蛇口などの水回り
みかんの皮のクエン酸が、アルカリ汚れである水垢汚れに効くので、シンクや蛇口や金属部分を磨くとぴかぴかになります。洗い流す必要はなく、除菌と消臭効果もあります。しかもペクチンがコーティングまでしてくれるので、掃除した部分をきれいなまま保ちます。
ガスコンロ周り
ガスコンロ周りの油汚れをリモネンが分解して落とします。後ほど紹介するスプレーやオイルクリーナーをキッチンペーパーに染み込ませてしばらく放置するだけで汚れが簡単に落ちます。
電子レンジ
みかんの皮をレンジでチン(目安は500Wで2分)して、皮の外側でこすれば油汚れが落ちて、内側で拭けば油を吸い取ってくれます。みかんの皮が熱くなるので注意しましょう。
フローリング
みかんの皮で作った手作りのワックスなら、天然由来成分なので赤ちゃんがハイハイしても安心です。
テーブルなどの油性ペンやクレヨン汚れ
ちょっと目を離した隙に子供が書いたいたずら書きも、みかんの皮でこすると油分を分解して汚れが落ちることがあります。
お風呂
鏡をみかんの皮の外側でこすれば汚れ落としに、みかん洗剤は浴槽などにお風呂洗剤としても使えます
みかんの皮でお掃除洗剤を作ってみよう
みかんの皮をそのまま使うことも出来ますが、洗剤にしてスプレー容器に詰めれば手軽に活用出来ます。また年に何回も使うことがないワックスも市販のものを買わないで済みますよ。
そしてもう一つ、換気扇やグリルなどのちょっとしつこい油汚れを落とすみかんオイルクリーナーもご紹介しますので、試してみてくださいね!
みかん洗剤スプレーの作り方(ワックスとしても使用可)
みかんの皮1個分に対して100ml、つまりみかん3個なら300mlの水に入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして20分ほど煮ます。冷めたらスプレーに入れて出来上がりです。
使い方
電子レンジやガスコンロ周りの汚れにシュッとひと吹きしてしばらく置きます。それからふき取れば汚れが簡単に落ちます。
フローリングに使う場合は、雑巾に染み込ませて固く絞って吹き上げます。汚れが落ちて艶も出るので一石二鳥!畳の黄ばみ防止としても使えますが、目立たない場所で試してみてからの使用をおすすめします。
みかんオイルクリーナーの作り方
乾燥させたみかんの皮3~4個分と消毒用エタノール200mlを瓶に入れて、日の当たらないところに置きます。1~2週間してエタノールがみかん色になれば出来上がり。消毒用エタノールの取り扱いには注意しましょう。
使い方
グリルや換気扇に原液のまま使ってふき取ってください。ガラスクリーナーやシールはがしとしても使えます。ただし色移りすることがあるので、白いものには使わない方が無難です。
また、エタノールを使っているので手に直接付かないように注意しましょう。スチロール樹脂を溶かす作用があるので、これらの製品には使えません。
みかんの皮でお掃除を簡単&楽しく!
いつもならそのまま捨てていたみかんの皮。美味しくいただいたあとに、捨てていた皮を使ってこんなにいろいろ掃除出来るなんて素晴らしいですね。
汚れが落ちるのももちろん嬉しいですが、キッチンやフローリングにみかんの香りが漂って爽やかな気持ちになります。
お子さんとみかん洗剤を作ったり、一緒にお掃除をすればエコに関心が生まれるきっかけになるかもしれませんね。