マットレスの処分方法とは?5つの捨て方や無料でできる裏ワザまで解説

ベッドマットレス

大きなベッドのマットレスは、洗うこともできないので、数年使い汚れが蓄積された時に処分を検討するご家庭も多いです。しかし、大きなマットレスは、他のゴミのように簡単に処分することが難しい…。マットレスを処分するには、どのような処分方法を利用できるのでしょうか。

クリーニングが難しいマットレス…寿命はどのくらい?

新品のベッドマットレス

ベッドのマットレスは、なかなかクリーニングができない商品なので、一度購入すると、その後買い換えるまでクリーニングしないご家庭が多いです。そこで気になるのが、マットレスの一般的な寿命です。

  • 低反発マットレス 3〜5年
  • 高反発マットレス 6〜8年
  • ボンネルコイルマットレス 6〜8年
  • ポケットコイルマットレス 8〜10年

一般的に、スプリングの入っているコイルタイプのマットレスは、マットレス自体が劣化しにくい傾向にあります。そのため、寿命も長くなります。

一方、低反発ウレタン素材を使用しているマットレスは、柔らかい寝心地が特徴的です。そのため、反発力がなくなってしまうと商品の特徴がなくなり、買い換えのサインとなリます。

こんなサインが出たらマットレスの買い換えを検討して

売り場でマットレスを選んでいる女性

また、マットレスに以下のようなサインが現れたら、マットレスが寿命を迎えたり、使っている側に合っていない可能性が高いため、買い換えを検討しましょう。

  • マットレスの凹みがなかなか直らない
  • 反発力や弾力感がなくなる
  • マットレスに乗るとギシギシと音がする
  • 寝ている間に体を痛めている
  • マットレスにカビが生えてしまった

マットレスの上で飲食したり、お子様が飛び跳ねたりすると、それだけで寿命が大幅に縮まってしまいます。なるべくマットレスは清潔な状態を保ち、乱雑な行為は避けましょう。

マットレスを処分するにはどのような処分方法があるの?

ベッドとマットレス

マットレスが寿命を迎えたら、使い古したマットレスを処分しなければいけません。しかし、大きなマットレスは普通のゴミとして処分することはできません。では、どのような処分方法があるのでしょうか。ゴミとして処分する場合は、自治体の指示に従ってください。

1.粗大ゴミとして指定の日時に指定の場所へ捨てに行く

マットレスなどの粗大ごみを車に積んでいるところ

最もポピュラーな処分方法は、自治体の指示に従って粗大ゴミとして処分する方法です。粗大ゴミを処分する手数料として、粗大ゴミ専用の納付シールを購入し、処分したいマットレスに貼り付けて指定の日時・場所に捨てることができます。

多くの自治体で可能な処分方法ですが、この方法は指定されたゴミ収集場所まで運ぶ手間があることや、ゴミ収集場所に大きなマットレスを置くことで、ご近所の方々に迷惑がかかる恐れがあるというデメリットも生じます。

2.あらかじめ収集予約をして粗大ゴミとして引き取りに来てもらう

最近では多くの自治体で行われている引き取りサービスを利用することもできます。あらかじめ、自治体に収集予約をしておくことで、指定した日時に粗大ゴミとして引き取りに来てくれます。

この場合も、収集予約した後、事前に粗大ゴミ専用の納付シールを購入し、マットレスに貼り付けたり、直接引き取り来てもらう業者の方にお渡しする必要があります。

ゴミ収集場所に捨てるよりは、はるかにデメリットが少ない処分方法なので、マットレスを自治体に処分してもらうことを検討している場合は、まず引き取りサービスが行われていないか確認しましょう。

3.自治体のゴミセンターまで自分で持ち込む

粗大ごみのマットレス

自らマットレスを車などで運搬し、自治体のゴミセンターまで持ち込む方法もあります。自治体のゴミセンターが遠い場合は、少々大変になりますが、自分の好きなタイミングで処分できるというメリットがあります。

ただし、マットレスはとても大きな商品なので、マットレスを乗せることができる車が必要になります。場合によっては、ご家庭の車では運搬できない可能性もあるので、その場合はレンタカーを借りる費用と手間がかかってしまうこともあるでしょう。

4.廃品回収業者に依頼する

地元の不用品回収を行っている業者に依頼する方法も人気です。マットレス以外にも家具などの大きなゴミを回収してほしいという場合には、廃品回収業者に依頼した方が効率的です。

しかし、自治体に処分してもらうよりも費用がかかるケースが多いので、あらかじめ見積もりをしてもらい、自治体の処分費用と比較しましょう。自治体が引き取りサービスを行っていない場合は、不用品回収業者に依頼する方法が便利なケースもあります。

5.新しく購入する際に引き取りサービスを受ける

マットレスを販売している店舗によっては、新しくマットレスを購入し、自宅に送り届ける際、使い古したマットレスを引き取ってくれるオプションサービスを行っている店舗もあります。

基本的に、有料のオプションサービスで行っているサービスですが、店舗によってはこのサービスを行っていない店舗も多いので、事前に新しいマットレスを購入する際、サービスが行われているかどうか確認しましょう。

知ってた?マットレスを無料で処分する裏ワザも!

小銭入れを持っている女性

上記で紹介した5つの処分方法は、有料でマットレスを処分する方法です。しかし、実はマットレスの種類とちょっとした手間をかけることによって、無料で処分できる裏ワザがあることをご存知でしょうか。

マットレスを解体して可燃ゴミ・不燃ゴミとして処分

まずはマットレスを解体して、自治体が定める大きさ以下に収めることで、可燃ゴミや不燃ゴミとして無料で処分する方法です。スプリングマットレスは、コイルが入っているためこの方法が使えませんが、コイルの入っていないタイプのマットレスは可能です。

ノコギリなどを使って切断しなければいけないため、労力と時間が必要となりますが、シングルベッドやベビーベッドのマットレスであれば、検討してみてはいかがでしょう。

買取業者で見積もった買取金額と回収費用を相殺する

マットレスが高品質な寝具ブランドのものである場合、中古であっても状態が良ければ買い取ってくれる買取業者やリサイクルショップがあります。

回収に来てくれるサービスを行っている店舗であれば、買取金額と送料、あるいは回収費用を比較して、買取金額が上回っている場合は、処分費用を実質相殺することが可能です。

ご自身の使用しているマットレスの状態が良い場合は、買い取ってくれる可能性も0ではないので、一度問い合わせてみると良いでしょう。

自分に合った処分方法でマットレスを処分しよう

女性作業員が自宅玄関に訪問するイメージ

いかがでしたでしょうか。マットレスに処分方法には、一般的に今回紹介した5つの方法があります。しかし、最後に紹介したような裏ワザもあるので、自分に合った処分方法を検討してみてくださいね。

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