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つけおき洗いを活用したい時とは?
最近は洗濯機の性能や洗剤に頼って、つけおき洗いをしたことがない人も多いのではないでしょうか?まずはつけおき洗いをしたことのない方のために、どんな時に活用するものなのかご説明します。
- 頑固な汚れがついているとき(メイク汚れ、子供の泥の付いた靴下など)
- シミになってしまった汚れがあるとき(シャツの襟の黄ばみなど)
- デリケートな素材を洗うとき
- ニオイが染みついてしまっているとき
つけおき洗いで期待できる効果
ここではつけおき洗いをすることで期待のできる効果をご紹介します。実は、つけおき洗いは汚れを取る以外にも、活躍の場が数多くあります。
- 頑固な汚れが落ちやすくなる
- 服の型崩れが起きにくい
- 染みついた汚れを浮かすため消臭効果がある
- 生地を傷めず洗える
つけおき洗いの手順
ここでは実際につけおき洗いのやり方を順序だててご説明していきます。
①洗濯表示の確認
まずは、洗いたい衣類の洗濯表示を確認します。ここで手洗いしていいものなのか、確認します。桶のマークにバツがついている場合は、自宅では洗濯ができないものなので、クリーニングに持っていきましょう。さらに何℃のお湯につけても大丈夫なのか温度を確認しておきましょう。
②容器にぬるま湯をはる
洗いたい衣類の大きさにより、容器や洗面台に手順1で確認した温度も考慮しながら、ぬるま湯を溜めましょう。水ではなく、ぬるま湯というところがポイントです。
③洗剤を入れる
洗剤を入れた方が汚れの落ちがよくなるので、衣類の生地にあった洗剤を少し入れましょう。衣類が白いものなら蛍光剤が入った洗剤を、色物には蛍光剤が入っていない洗剤を使用することがおすすめです。
④畳んでぬるま湯に浸ける
洗いたい衣類を軽く畳んでぬるま湯にしっかり全体が浸かるように入れます。そのまま放置します。つけおきする時間は10分から1時間程度にしましょう。汚れが浮いてきているか目視で確認しながら浸ける時間は調整してください。
⑤洗濯機にいれる
しっかり汚れが浮いてきたことを確認したら、洗濯機にいれ短い時間で脱水します。もしつけおきしても汚れが残っているようなら、洗濯機で通常通り洗濯をかけましょう。
手順は以上になります。通常の洗濯の前にちょっとぬるま湯に浸けて放置する工程を追加しただけなので、とても簡単です。
つけおき洗いの注意点
つけおき洗いは簡単なものですが、間違えやすいポイントがあります。間違えると汚れを広げてしまったり、生地を傷めてしまったりするので、間違えやすいポイントをご紹介します。
洗剤を入れ過ぎない
よく洗剤をいっぱい入れた方が頑固な汚れが落ちると思う人もいるみたいですが、洗剤を多く入れても洗浄力が上がるわけではありません。逆に生地を傷めたり、色落ちが起きやすくなったり、すすぎ残しができたり、問題が生じることの方が多いです。必ず分量を守って使用してください。
長時間水に浸け過ぎない
長時間水に浸けた方が汚れの落ちがいいと思われがちですが、せっかく浮いてきた汚れがきれいだった部分にまで広がる可能性があります。また素材によっては水に浸し続けることで痛んでしまうこともあので、長くても1時間までにしましょう。
まとめ
つけおき洗いは簡単に取り入れられるものですが、得られる効果は絶大です。ただし間違えたやり方でやると逆効果になってしまうので、ポイントをしっかり押さえて大切な衣類を長く使うためにもぜひ正しいつけおき洗いを活用してください。