作業着の洗濯は汚れの種類に合わせて前処理!ガンコな汚れを落とす方法とコツ

作業着についてしまう油や泥や草など頑固な汚れは普通の洗濯では思い通りに落とすことができません。洗濯してもきれいにならないと洗濯する意欲も無くなってしまいますよね?しかし頑固な汚れも汚れに合わせた洗濯の前処理と洗濯の方法できれいに落とすことができます。今回は汚れてしまった作業着を汚れの種類別にきれいに洗濯する方法を紹介します。

作業着の洗濯の方法

洗濯

作業着を着て行なう仕事は多岐に渡り、その仕事の内容で作業着についてしまう汚れの種類も違います。やみくもにゴシゴシ擦って洗濯しても作業着の生地を傷めてしまうだけで汚れをきれいに落とすことができません。作業着の汚れは汚れの種類を見極めてその汚れに合わせた洗濯をすることできれいに落とすことができます。

作業着の洗濯で特に落としづらい頑固な汚れは油、泥、草、汗の汚れです。これらをきれいに落とすには汚れに合わせた洗濯の前処理をする事が重要になります。

油の汚れの場合

機械油の汚れは高い温度で洗濯することで油が溶けて汚れを落としやすくすることができます。油汚れは酸性の汚れになるので、アルカリ性の洗剤で汚れを分解しながら落とすことが重要になります。

重曹やセスキ炭酸ソーダといったアルカリ性の性質の物を60度くらいのお湯に溶かして作業着をつけ置きします。2時間ほどつけて置くとお湯が黒くなってしまうくらい作業着の汚れを落とすことができます。
油汚れが落ちたら軽くすすいでから洗濯機に入れて洗濯すれば作業着の油汚れをきれいに落とすことができます。

泥の汚れの場合

泥の汚れの原因は土ですので溶かして落とす汚れではありません。実は洗剤の洗浄力はほとんど関係ないのです。それでは泥汚れは落とせないのでは?と疑問に思ってしまうかも知れませんが、土は小さい砂の粒が集合したものなので、泥汚れは小さな砂の粒が作業着の繊維の中に入り込んでしまっている状態となるのです。したがって泥の汚れの落とし方は水で溶かしたり、洗剤で浮かせて落とすわけではなく物理的に繊維からかきだすということになります。

作業着の泥の汚れを落とすにはまず泥を乾かすことです。泥の部分が乾くとぽろぽろと土が落ちますので、大きな塊を落とせたら、残った乾いた土をブラシで落とします。その後洗濯用の固形洗剤を泥のついていた部分に直塗りし、洗濯ブラシでかき出すようにして汚れをある程度落としてから洗濯機で洗濯します。

草の汚れの場合

緑色の草の汁が原因の草の汚れは実は一番厄介で水溶性、油溶性、色素の汚れが混ざり合っています。汚れを落とすにはまず油溶性の汚れを落としてから水溶性の汚れを落とします。

固形石鹸を泡立て使い古しの歯ブラシや洗濯ブラシに泡をつけて作業着の汚れの部分を叩くようにして汚れを落とします、その後お湯で揉み洗いをしてすすぎます。1度では草の汚れは落とせないので、何度か繰り返します。

ほとんどの場合は繰り返すことで汚れを落とすことができますが、それでも落とせないときは酸素系漂白剤を使用して漂白しましょう。固形石鹸が無い場合は台所用の液体中性洗剤でも代用はできます。

汗染みの汚れの場合

作業着の汗染みの部分に台所用の中性洗剤をつけて水洗いをした後、酸素系漂白剤を40度~50度のお湯に溶かして30分程度浸けてから通常通りの洗濯をすればほとんどの汗染みは落とすことが出来ます。

このように頑固な汚れを落とすときには、その汚れの原因に合わせた洗濯の前処理をしてから洗濯をすることが重要になります。汚れた作業着をいきなり洗濯機に入れて洗濯しても落ちない汚れはいろいろあるので、洗濯しても落ちなかったと諦めるのではなく汚れに合わせた対策をしてから洗濯をしてみましょう。

作業着を洗濯する時の注意点

作業着でNGサイン

作業着を洗濯する上で注意すべき点があるので確認しておきましょう。

ゴシゴシ強く洗いすぎない

作業着に力を込めてゴシゴシ強く擦って洗っても汚れを落とす力が増えるわけではありません。ゴシゴシ強く洗ってしまうと作業着の生地を傷めてしまい、作業着自体の寿命も短くなってしまします。正しい洗濯をすれば生地を傷めずに作業着を長く着ることができます。

汚れが酷い場合は作業着のみで洗濯

作業着の汚れが酷いときは他の洗濯物と一緒に洗濯はやめて、作業着のみで洗濯しましょう。作業着の汚れが洗濯中の水に溶け出して一緒に洗った洗濯物に移ってしまう可能性がありますので注意しましょう。

洗剤の種類によっては手荒れの原因になる

汚れた作業着の洗濯は洗濯の前処理をするので通常の洗濯機での洗濯よりも洗剤に触れる機会が増えます。洗剤に触れる時間が長くなると敏感肌やお肌が弱い方は手荒れの原因になってしまいます。念のためゴム手袋をしてつけ置きなどの洗濯の前処理をしましょう。

泥汚れは洗濯機に入れる前に泥を落としてから

泥汚れの作業着の洗濯はしっかりと洗濯の前処理をしてから洗濯機に入れましょう。洗濯の前処理をしないままの泥のついた状態で洗濯機に入れてしまうと洗濯機の中で泥が崩れて洗濯槽を汚してしまいます。他の洗濯物に崩れた泥の汚れを移してしまうので、泥の汚れはしっかりと乾燥させて汚れを落とすなどの前処理を必ずしましょう。

洗濯槽をきれいにしよう

洗濯機の洗濯槽

ひどく汚れた作業着を洗濯すると、洗濯機の中の洗濯槽を汚してしまいます。そのままですと次に洗濯したものに汚れやにおいが移ってしまうことがあります。基本的にはすすぎ時の排水と共に浮き出た汚れも外に排出してくれますが、それだけでは足りない場合があります。

洗濯槽の汚れが気になる場合は洗濯機の洗濯槽に何も入れていない状態で40度から60度のお湯をはって、酸素系漂白剤を適量入れて3分間ほど空回しさせてください。30分ほど放置しつけ置きしておきます。

つけ置きしたら洗濯→すすぎ→脱水の順に洗濯機を運転させて洗濯槽をきれいにします。漂白剤を入れてからのつけ置きでの放置時間を長くすると洗濯槽の裏にこびりついていた汚れも一気に取り除くことが出来るので、おすすめです。

作業着を早く乾かす方法

きれいな作業着

作業着は厚手の生地で作られていたり、上着とズボンがつながっているものもあるので、乾燥が終わるまでに時間が掛かってしまう事があります。汚れを落としてきれいにしても仕事の時間までに乾いていないと大変です。

作業着を少しでも早く乾かす方法は干す前にできるかぎり脱水することです。脱水時間を長く設定すれば手間もなく簡単に思えますが、時間を長くするだけですと脱水後の作業着がしわだらけの状態になってしまいます。

しわだらけの状態を避けるため脱水が終わる前に一旦止めて作業着を取り出してさっとしわを伸ばし軽くたたんでから再度脱水しましょう。このひと手間を加えることでしわだらけの状態にならず干しやすくなります。

干すときは両袖を広げて伸ばし、ポケットも裏返しにして外に出し、ボタンやファスナーを開けたままの状態で少しでも風に当たる面積を増やし風通しを良くして干しましょう。ハンガーに掛けて干すよりも早く乾かすことができます。

作業着は一般的な衣類よりも頑丈に作られていますので干して乾かすのが間に合わない場合は、乾燥機で乾かしても問題ありません。

作業着の洗濯の頻度

洗濯

作業着はその名の通り作業をするときに着る服で、作業をすると多く汗をかきます。汗をかいたまま放置してしまうと嫌な臭いの原因になってしまいます。また、汚れはついてしまってから時間が経てば経つほど落としづらくなります。

作業着は作りも頑丈にできていますので着るごとに洗濯することができれば作業着をきれいに保つことができます。何日も汚れた状態で着るのではなく頻繁に洗いましょう。

まとめ

きれいな作業着で笑顔の女性

作業着についた頑固な汚れは、汚れの種類に合わせた洗濯の前処理をしてから洗濯をすることできれいに落とすことができます。通常の洗濯をして落ちなかったと諦めてしまうのではなく、しっかり適切な洗濯をして作業着をきれいにしましょう。