クエン酸を使った洗濯には「2度洗い」がおすすめ!

いつもきちんと洗濯をしていても衣類に付いてしまう黄ばみ。なんとか落とそうと強力な洗剤を使い、手荒れを引き起こしてしまうひとも少なくありません。今回は、家庭にあるもので簡単にできる黄ばみ対策をご紹介します。これでもう黄ばみが出ても楽に対処できるはずです!

クエン酸を使った洗濯方法

大量のクエン酸

クエン酸で洗濯する際に1つ留意しておきたいことがあります。それは、クエン酸そのものは洗剤ではなく、酸性であることを利用して衣類についたアルカリ性の汚れや臭いを落とすものだということです。

つまり、クエン酸洗濯だけでは衣類の汚れを完全にきれいに落とすことはできません。油汚れや食べこぼしなどの酸性の汚れは残ってしまいます。

そこでおすすめなのが、1度目にクエン酸で洗い、2度目に弱アルカリ性の一般的な洗剤で洗うという方法です。

1回目の洗濯:クエン酸で洗う

1度目のクエン酸洗濯では、水10リットルに対してクエン酸10gを目安として使用します。

クエン酸は溶けやすい性質を持っていますので、お湯で溶かしてから加えるといった手間をかける必要はありません。水でも十分に溶かすことができますので、適量のクエン酸をそのまま洗濯機の洗剤投入口に入れると良いでしょう。

その後は日ごろ洗っているのと同じように、洗いから脱水まで行います。

2回目の洗濯:弱アルカリ性洗剤で洗う

2度目は普段使っている一般的な洗剤を使って通常通りに洗います。こうすることで、アルカリ性汚れも酸性汚れも落とすことができるのです。

なお、頑固なニオイが気になる場合は、クエン酸のつけ置き洗いもおすすめです。これは洗濯機を回す1時間ほど前に水をはり、そこにクエン酸を入れて溶かし洗濯物をつけこんでおくだけです。1時間経ったら普通に洗濯を行います。

クエン酸を柔軟剤代わりに使う場合は、一般的な洗剤で普通に洗った後、すすぎの段階で一度止めてクエン酸を足します。後は通常通り洗濯を続けましょう。分量は水10リットルに対してクエン酸1gが目安です。

最後にクエン酸を加えることで弱アルカリ性の洗剤で洗ったことによるゴワつきが解消され、洗濯物が柔らかくなります。また、柔軟剤を使ったときのようにタオルやバスタオルの吸水性が落ちることもありません。

市販の柔軟剤を使うと衣類やタオルはふわふわになりますが、繊維をコーティングするために使い続けるほど水分を吸収する力は落ちてしまうのです。

衣類に香りをつけたい場合はクエン酸リンス!

クエン酸を柔軟剤として使った場合、洗濯物に香りはつきません。衣類に香りをつけたいときは、クエン酸リンスを入れると良いでしょう。

これは精製水200mlに対してクエン酸とグリセリンをそれぞれ大さじ2杯程度加えてよく溶かし、好みのアロマオイルを15滴程度加えて作ります。

衣類にシミを作らないように、アロマオイルは無色のものを選びましょう。洗濯機に投入する量は30ml程度が目安ですが、好みに応じて増減します。

なお洗濯機に入れすぎたり、デリケートな衣類に使用したりといった場合にはダメージを与えてしまう可能性があります。また、敏感肌の人やアレルギー体質の人は精油が合わずに肌が荒れる恐れもありますから、クエン酸リンスを使用するときは十分に注意しましょう。

クエン酸を使った洗濯の注意点

洗濯をする女性

クエン酸と一般の洗剤の2度洗いをする場合、注意したいのが2つを同時に投入しないということです。酸性と弱アルカリ性のものを一緒にしてしまうと作用を打ち消し合ってしまうため、意味がありません。

面倒でも洗濯ごとに入れるようにしましょう。これは柔軟剤として使う場合も同様です。すすぎの段階でいったん止めてクエン酸を入れ、再度動かすようにしましょう。

大切な衣類を洗うとき、心配になるのが色落ちの可能性です。酸性の物質というと何となく洗浄力が強い印象があり、洗濯に使うと色が落ちないかと心配になる人もいるでしょう。

しかし、実はクエン酸には繊維を柔軟にして染料の状態を安定させる効果があります。そのため、色落ちの心配はありません。

ただし、適量を使うことが大切です。使い過ぎは思わぬダメージを衣類に与える可能性もありますので、必ず適量を使うようにしましょう。

クエン酸は基本的に無害な物質ですが、塩素系洗剤と併用することだけは危険です。塩素と反応して有害ガスを発生させます。うっかり塩素系漂白剤と一緒に使うと危険ですので、十分に注意しましょう。

クエン酸を使った洗濯で衣類の嫌なニオイを消してふわふわに!

気持ちの良い洗濯

クエン酸は手ごろな価格で購入でき、肌にも環境にも優しい物質です。洗濯に使うと効果的にニオイを消し、ふわふわにしてくれます。また、殺菌や黄ばみの防止も期待できます。

ただし、酸性の汚れは落とせません。一般的な洗剤とクエン酸とを上手に併用することが大切です。また、塩素系の洗剤や漂白剤と同時に使うと有毒ガスが発生して危険ですので注意しましょう。