色移りの落とし方!洗濯物が乾く前に対処することが大切

疲れている時や忙しい時に洗濯をして、ついつい色移りさせてしまったという状況にどうすれば対処できるのかご紹介します。色移りしたからといってあきらめず早めの対応で色移りを軽減することができます。もしもの時の対応と、今後色移りさせない技を多数紹介。これで洗濯のストレスもだいぶ楽になっていきます。

洗濯直後の色移りは落としやすい

色移りした洗濯物に驚く人

色移りとは濃い色の服と薄い色の服を一緒に洗濯した時に、濃い色の服の染料が薄い色の服に染み込んでしまう事です。色移りしやすい衣服はカラーデニムやデニムシャツなど染料が多く使われているもので、逆に色移りの影響を受けやすいのが真っ白の衣服です。

一緒に洗濯した時は原型を留めない微妙な色の服に変わってしまう可能性があります。色移りさせてしまった事はショックですが、実は気付くのが早いほど落とし方も楽になります。衣服が乾いて色が定着すると取れにくくなるので、素早く且つ落ち着いて対処する事が大切です。

洗濯直後の色移りの落とし方

たくさんの洗濯物

洗濯直後に色移りしている事に気付いた場合は、お湯で落とすようにします。お湯は熱いほど洗浄力が高くなりますが、あまりにも温度が高いと衣服にダメージを与えてしまう事になるため、理想は40~50℃ぐらいのお湯が良いと言われています。

ただし、洗濯機によって耐熱温度が50℃前後と定められていて、50℃近いお湯を入れる事で故障する可能性もあることから、心配ならば最初からバケツや洗面器を使って自分で洗った方が安心です。そして洗濯機で洗うにしても、バケツなどに浸け込んで洗うにしても、洗剤を一緒に入れた方が落としやすくなります。

洗剤は洗浄力を高めるために通常の2~3倍の洗剤を使用します。使う洗剤は弱アルカリ性洗剤で、液体よりも粉末タイプになると洗浄力が高くなります。中性洗剤はおしゃれ着などデリケートな衣類を洗う時に便利ですが、色移りを落とすにしては少し洗浄力が弱いです。

ちなみに自分でバケツなど洗う場合は、お湯の温度や通常の倍の洗剤の事を考えてもゴム手袋が必須で、30分から1時間ほど浸け置き、色移りが落ちた事を確認した後は濃度の濃い洗剤を落とすためにしっかりすすぐのがポイントです。

時間が経った時の色移りの落とし方

手洗い洗濯

時間が経過してから色移りに気付いた時に試したいのが重曹とオキシクリーンです。まず家事に万能な重曹は弱アルカリ性で、色移りを落とす際は液体の酸素系漂白剤と組み合わせて使う事で効果を発揮します。

重曹を使った対処法

落とし方は色移りしてしまった箇所にまず重曹をふりかけ、その上から酸素系漂白剤をかけて歯ブラシなどを使って擦り洗いします。もし色移りした部分が広範囲であれば、50℃前後のお湯に重曹と酸素系漂白剤を入れておき、洗濯物を30分ほど浸け込みます。重曹と液体酸素系漂白剤が混ざる事で起こる化学反応を利用した落とし方です。

注意点

注意点は長く浸け置きし過ぎると色落ちしてしまうので時間を守る事、作り置きは出来ないため使用の度に作る事、そして生地に重曹の成分が残っていると傷める可能性があるので、最後はしっかりすすぐ事です。この時に少量のお酢を入れる事で重曹のアルカリ性が中和されて落としやすくなります。

オキシクリーンを使った対処法

オキシクリーンを色移りの対処法として使う場合は、普段使っている洗濯用洗剤に少し混ぜる事で高い効果が発揮されます。落とし方は50℃前後のお湯に普段の2~3倍の量の濃度になるよう洗剤を入れ、そこに規定量のオキシクリーンを混ぜ込みます。

このオキシクリーン入りのお湯に洗濯物を入れて30分ほど浸け置きし、終わった後は水でしっかりすすぐか、もう一度洗濯機に入れて洗濯します。重曹と同じように化学反応によって汚れを落とす仕組みになっていますが、重曹よりも効率的に色移りを落とす事が出来ます。

白い衣類に色移りしたときの対処方法

白い衣服に色移りした

色移りで一番厄介なのが白い衣類です。広範囲に移りやすく、さらに色移りがとても目立つためです。こんな時は最終手段として塩素系漂白剤を使ってみましょう。

落とし方は規定の分量を水に混ぜ、そこに服を入れて浸け置きするだけです。通常の洗濯用洗剤よりも強力なので、必ずゴム手袋が必要になります。

塩素系漂白剤は真っ白にしてしまうことから白い服限定の落とし方で、綺麗に汚れが落とせるので効果は抜群ですが、服の繊維には大きな負担をかけてしまいます。デリケートな服には還元系漂白剤を使う方が安心です。こちらならウールや絹などが使われている服にも使用出来ます。

色移りを防ぐ方法

洗濯ネット

色移りしてしまった服も何とか綺麗に落とす事が出来れば一安心ですが、場合によっては完全に元の状態に戻せない事もあります。漂白剤などを使うと、服に余計なダメージを与えてしまう事にもなるため、一番良いのは色移りさせない事です。

色の濃いものは別々に洗う

色移りさせないポイントは非常に単純で、まず買ったばかりの服は別で洗濯するようにしましょう。特にデニムなど色の濃い服は最初の洗濯で色落ちする可能性が非常に高いため、別で洗濯して色が落ちないかを確認しておきます。

また新しい服に限らず、濃い色の服と薄い色の服を一緒に洗うのはリスクが高いですから、洗濯機に入れる前に色分けをしておき、別洗いをするようにすれば確実に色移りは避けられます。

もし毎回分けて2回も洗濯をするのが面倒であれば、絶対に色移りさせたくない大切な服だけは別に洗うなど、自分の中でルールを決めておくと安心です。

洗濯ネットを使う

洗濯ネットも色移り防止に効果的です。ネットを使って洗濯すると、脱水時に遠心力で衣類同士が直接触れ合う事が無くなるので色移りを防ぐ事が出来ます。濃い色の服は必ずネットに入れ、もし心配なら薄い服も別のネットに入れて洗濯すると万全です。

色移り防止シートを使う

また同じように洗濯時の便利なアイテムとして、色移り防止シートという商品もあります。これは洗濯物と一緒にシートを1枚入れておく事で、水の中に溶け出た染料を吸着して他の服に移るのを防いでくれるという優れものです。

値段もそれほど高くはないので、2回に分けて洗濯するのが面倒であれば色移り防止シートを使用することでより快適に洗濯を済ませる事が出来るでしょう。

中性洗剤を使う

その他、色移り防止に有効なのが中性洗剤です。弱アルカリ性の洗剤は洗浄力が強く汚れを落としやすいのですが、染料も流れ出る可能性が高くなります。中性洗剤は弱アルカリ性の洗剤より洗浄力は落ちますが、染料が流れ出る危険性も少なく、服も傷めにくいという特徴があります。そしてもう一つ、大切なのは洗濯後すぐに干すようにする事です。

脱水は別々に行う

洗濯物が濡れたままの状態でくっついていると色移りしやすく、特に脱水後の絡み合った状態は危険です。洗濯機の中にずっと置いたままの状態だと嫌な臭いを発生させる原因にもなるため、洗濯が終わった後は速やかに洗濯物を出して、衣類がくっつかないように干すようにしましょう。

色移りの落とし方のポイントは3つ

たくさんの柄物

色移りの落とし方でポイントとなるのは、洗濯後にすぐに対処する、水温は50℃前後のものを使う、洗剤の量を通常の2~3倍にする事です。

早く気付けば綺麗に落とせる可能性は高く、もし落とせなかった場合は重曹やオキシクリーン、漂白剤などを使ってみましょう。ただ何度も繰り返すと生地を傷める原因になるので、効果が無い場合はクリーニングに出した方が安心です。