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「なんだかクサい…」耳の裏が原因かも!?
ある日、突然ぷ〜んとなんとも不快に感じる臭いが自分の後方から漂ってきた…ということが、ここ最近、頻繁にありませんか。もしかすると、それはミドル加齢臭と言われる自身が放っている体臭かもしれません!
「毎日ちゃんとお風呂に入っているのに!」と思うかもしれませんが、意外とケアを忘れがちな耳の裏からクサい臭いが漂っていることも少なくありません。
30代〜40代は、まだ加齢という言葉にピンと来ていない人が多いですが、この時期から加齢臭が出始める人も少なくありません。特に男性は30代を超えると加齢臭が気になり始めるため、忘れがちな耳の裏から加齢臭が漂っている人は意外といます。
なぜ?耳の裏がクサい原因2選
では、なぜ耳の裏がクサくなりやすいのでしょうか。耳の裏がクサい原因は、いくつか考えられます。ここでは耳の裏がクサい時に考えられる原因を紹介するので、気になる方はご自身に当てはまる原因を探ってみましょう。
1.耳の裏だけ洗い忘れている
最も多い原因として、耳の裏だけ洗い忘れていることが挙げられます。「あ!」と心当たりがある方も多いのではないでしょうか。
普段、お風呂に入った時、頭や顔、体は念入りに洗う人が多いですが、耳の裏は洗い忘れている人が多いです。耳の裏は洗顔と一緒に洗うのか、はたまたボディーソープで体と一緒に洗うのか迷ってしまいますよね。
この考えが先入観として植え付けられているため、耳の裏を洗うタイミングを逃し、そのまま洗い忘れにつながっているケースが多いです。
基本的に、耳の裏はボディーソープでも洗顔料のどちらで洗っても問題ありません。洗顔の際、あるいはボディーソープで首筋を洗う際に一緒に耳の裏も綺麗にしましょう。
2.ミドル脂臭
先ほど軽く触れましたが、個人差はあるものの、30代に入ると徐々に加齢臭が気になる人が増えてきます。
「30代はまだ若いから大丈夫!」と思っている人も多いですが、加齢に伴い汗腺の働きが悪くなることで、ジアセチルというクサい臭いを発生させる成分と中鎖脂肪酸が混ざり合い、耳の裏から臭い臭いを発生させてしまいます。
加齢臭というよりも、汗と皮脂が混ざり合うことによって発生する臭いなので、基本的にはしっかり石鹸で洗うことで解消されるケースが多いです。しかし、ホルモンバランスが変化することにより、臭いが以前よりもキツくなってしまうと、なかなか落としにくい臭いでもあります。
この原因は男性に多くみられますが、女性も女性ホルモンの変化に伴い、若いうちからミドル脂臭が見られることがあるので注意が必要です。
耳の裏はどのように洗うのが正解なの?
耳の裏がクサい原因は、基本的に洗い忘れやミドル脂臭によるものです。どちらもしっかり石鹸で洗うことで耳の臭いを防ぐことが可能です。また、ミドル脂臭は汗腺の機能低下が原因で起こります。したがって、適度な運動をし、入浴をすることで汗腺の機能を高めるのも効果的です。
耳の裏は洗顔料を使うのがベスト
耳の裏はボディーソープや洗顔料を使って洗います。しかし、ボディーソープよりも洗顔料の方が保湿効果も高いものが多いため、洗顔をする際に一緒に耳の裏を洗う方法がオススメです。
耳の裏を洗う際は、洗顔料をしっかりと泡立ててから、優しく包み込むように汚れを取り除いてあげます。あまり強くゴシゴシとこすってしまうと、肌の弱い耳の裏が傷ついてしまったり、耳の裏が乾燥しすぎてしまい、皮脂を余分に出してしまう原因となります。
耳の裏の臭いを予防する方法
しっかり洗顔をしたり、汗腺の働きを高めるために運動をしたりする方法以外に、耳の裏のクサい臭いを日常的に予防する方法はいくつかあります。
- 朝、起きた後にシャワーを浴びる
- 汗拭きシートでこまめに耳の裏を拭く
- 2〜3週間に1度耳掃除する
- 香水をつける
この4つの方法が効果的です。耳の裏は汗や皮脂汚れをためず、常に清潔な状態を保つことで臭いを予防できます。汗拭きシートや、最近では耳の裏専用のシートなども販売されているので、このようなグッズを有効活用しましょう。
耳の裏は毎日洗顔料で洗うことを心がけよう
いかがでしたでしょうか。耳の裏は、意外と洗い忘れがちな場所です。しかし、皮脂汚れや汗が溜まってしまうと、悪臭の原因となります。耳の裏は、毎日洗顔する際に一緒に洗うことを心がけ、日中は汗拭きシートなどで対策しましょう。