パプリカの栄養素とは?色による効能の違いや簡単なおすすめレシピを徹底解説

3色のパプリカ

パプリカはピーマンのような青臭さや苦味がないため食べやすいです。栄養価もピーマンよりビタミンCとカロテンが多いそうです。パプリカの主な栄養素や色による効能の違い、簡単レシピをご紹介します。

パプリカの栄養素

沢山のカラフルなパプリカ

パプリカは女性に嬉しい栄養素が豊富

パプリカは栄養豊富で美容食材としても注目されています。アンチエイジングには欠かせないと言われているビタミンC、ビタミンEをはじめ、ビタミンA(βカロテン)、カリウムなど、女性にとっても嬉しい栄養素が多く含まれています。

ビタミンA(βカロテン)

免疫力のサポート効果が期待できるβカロテンは体内でビタミンAに変換されます。そして、皮膚や髪の健康維持や視力の維持、免疫力の強化、アンチエイジング効果など美容と健康を保つために重要な働きが期待できる栄養素です。

ビタミンC

ビタミンCは肌のケアや風邪予防などで欠かすことのできない栄養素の一つとして知られています。高い抗酸化作用によって、免疫力の向上やストレスへの抵抗力を強めてくれる効果も期待できます。

また、ビタミンCは細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンを作るのに不可欠な栄養素でもあるそうです。

ビタミンE

ビタミンEは「若返りのビタミン」と言われているほど、強い抗酸化作用があり、老化を抑える効果が期待できます。他にも血行を促進させる作用、ホルモンバランスを整える作用なども期待できます。

カリウム

パプリカには体内の余分な水分を排出する効果が期待できるカリウムも豊富に含まれています。そのためむくみの改善などに役立つと言われています。この効果を効率よく摂るには、サラダなど生食で食べるのがおすすめです。

パプリカは色による効能の違いがある

3色のパプリカ

パプリカは栄養豊富な野菜ですが、色によっても効能が多少変わってきます。黄色・赤・オレンジのパプリカのそれぞれの期待できる美容・健康効果についてご紹介します。

黄色のパプリカ

黄色のパプリカは他の色に比べて抗酸化作用がある『α-カロテン』、目の健康維持に役立つカロテノイドの一種である『ゼアキサンチン』が他の色より含まれているそうです。また、レモン色をしている黄色のパプリカはビタミンCも豊富とのことです。

赤のパプリカ

赤パプリカには老化の原因となる活性酸素を取り除く抗酸化作用が多くあります。シミやシワの防止につながるため、アンチエイジング効果を意識している方には必見の野菜の一つと言われています。

オレンジのパプリカ

オレンジのパプリカは赤と黄色のパプリカの両方の栄養素を含んでいてバランスが良いのが特徴です。中でも、細胞を酸化から守ってくれる、美容には欠かせないビタミンEも豊富と言われています。

簡単!パプリカのおすすめレシピ2選

パプリカのマリネ

1.栄養丸ごと摂れる『パプリカの丸焼き』

パプリカは調理の際、ワタやタネの部分を捨てることが多いいです。ところが、ワタやタネには食物繊維やカルシウム、カリウムなどの栄養が含まれているため、丸ごと食べるのがとてもおすすめです。丸焼きにすることで、ワタやタネも柔らかくなって食べやすくなります。

作り方
好きな色のパプリカをトースターで片面10分、裏返して5分くらい表面が焦げるまで焼きます。焦げた皮をはがしドレッシングやオリーブオイルなどをかけたら出来上がりです。

2.彩りも食感も楽しめる『パプリカマリネ』

作り置きしておくとつけ合わせやサラダとして食べられるのでとても便利です。美味しく食べてキレイになれるパプリカマリネは常備菜の定番レシピの1つでしょう。

作り方
3個のパプリカを縦に切ったらオリーブオイルとお酢それぞれ大さじ1、塩胡椒を少々加えたマリネ液に漬け込みます。2、3日漬け込むと味がなじみより美味しくなります。

パプリカはピーマンより栄養価が高い!

ピーマンとパプリカ

パプリカとピーマンはどちらも辛味はありませんが実は同じ「ナス科トウガラシ属」の野菜です。小さく細長い形のピーマンに比べて、パプリカは大きく丸みがあり肉厚で、味は甘みが強いのが特徴です。

また、栄養価もパプリカとピーマンでは似ているものの、パプリカの方がビタミンCとカロテンを多く含んでいます。

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