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結婚祝いの品は注意して選ぼう
友人や同僚など、身近な人の結婚はとてもめでたいですよね。結婚祝いを贈るとき、実用性だけを重視してしまうと、縁起がよくないものを贈ってしまうかもしれません。
今回は、結婚祝いには贈るべきではないプレゼントをご紹介します。贈る相手のことを思いやった、喜んでもらえるものを選びましょう。
結婚祝いに贈ってはいけない『絶対NGプレゼント』7選
まず、贈ってはいけないものを知りましょう。つい選びたくなるようなものも含まれているので、ぜひチェックしてみてください。
1.包丁などの刃物
以下のようなものは、縁が切れるものとして考えられています。
- 包丁
- ナイフ
- はさみ
結婚祝いとして実用的なものをと考えたときに思い浮かびがちですが、贈りものには適していません。新郎新婦からリクエストされない限り、贈り物には選ばないように気をつけましょう。
2.ガラスなどの割れ物
結婚祝いで注意すべき割れ物は、以下のようなものが挙げられます。
- ガラス製のもの
- 陶器品
- 鏡
ガラス製のコップなどは昨今定番の贈り物グッズとして定着しつつありますが、鏡は新郎新婦のリクエストがないときは贈らないのがマナー。ガラス製品や陶器品を贈る場合は、丈夫なものを選びましょう。
3.ハンカチ
ハンカチは実用性の高いアイテムですが、結婚祝いの品には不向き。日本は亡くなった人の顔に白い布をかぶせる習慣があり、別れを連想させます。また、ハンカチは手巾(てぎれ)と書くため、縁が切れるという意味も持ち合わせているのです。
4.使ったらなくなってしまうもの
使ったらなくなるものは、消え物といわれて結婚祝いには適していません。
- 食べ物
- アロマキャンドルやお香
- 入浴剤
- 洗剤
消費してすぐになくなってしまうものは、二人の縁がすぐに消えてしまうことを連想させます。悪気なく贈ってしまう可能性があるものも含まれているので、消え物は選ばないよう注意してください。
5.一人で使うもの
結婚は、愛し合う男女の門出です。その門出を祝うのであれば、二人が使えたり楽しめるものを贈るのが鉄則です。
新郎新婦どちらかしか面識がないとしても、どちらかだけが楽しめるものを贈ってしまうと二人の仲が不穏な雰囲気になる可能性があります。一人用のものを贈るのは、原則NGです。
6.日本茶
日本茶は、飲んだらなくなる消え物であると同時に、香典返しにも用いられています。香典返しで日本茶を選ぶのは、この悲しみが続かないようにという意味が込められています。
上記のような意味を考えると、結婚祝いには不向き。贈ってしまいやすいものなので、注意しましょう。
7.縁起がよくない数字を連想させるセットのもの
日本には、不吉とされる数字があります。セットのものを贈る場合は、セット数などにも配慮しましょう。
- 偶数…割り切れるため結婚祝いには不向き
- 4…死を連想させる
- 9…苦を連想させる
凶数の中でも、8は末広がりという意味を持っているため縁起がよい吉数なのです。ギフトの個数に適しています。2つで1ペア、1ダースと数えられるものも、失礼には当たりません。
結婚祝いの選び方
結婚祝いのプレゼントは、選び方を知ると何を贈ろうか考えやすくなります。
- 夫婦で使用できるもの
- 二人の共通の趣味のもの
- 少し笑えるウケ狙いグッズ
- カタログギフト
- お金
結婚式にお呼ばれするといっても、さほど付き合いが深いわけではないというケースもありますよね。そういった場合は、カタログギフトやお金が無難です。失礼にも当たらないので、安心して贈れます。新郎新婦と仲が良いのであれば、何が欲しいか聞いてみるのもよいです。
まとめ
結婚祝いは、相手に失礼に当たらないものを選ぶのが鉄則です。贈る相手のライフスタイルなどに合わせて、心のこもった贈り物を選びましょう。