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専業主婦で貯金できない人の特徴とは
貯金の目的を設定していない
貯金をしようと思った時に、保険の見直しや節約レシピなど支出を抑えることを考える人が多いと思います。支出を減らすことも大切ですが、目標とする貯金額を明確に設定していないことが、貯金に成功しない人には多いそうです。
安いからまとめ買いをする
スーパーやドラッグストアなどで日用品の特売があると、安いからという理由でまとめ買いをする人も多いですが、たくさんあるとつい使ってしまいがちです。必要以上のまとめ買いは、小さな金額の無駄遣いになることもあります。
クレジットカードを使う
手持ちのお金がない時に、クレジットカードで支払うことが多い人、お金を貯金することよりも、使うことに優先順位を置いてしまう人は、お金が貯まりません。
専業主婦が貯金するための5つの方法
①目標額と期限を設定する
何のために貯金するのかを具体的に決めて、その目標額や期限を明確に設定してみましょう。老後のための資金や子供の学費のためなどと用途を決め、そのための貯金額を考えたら、期限を設定します。そうすることで、1ヶ月あたりどのくらいの貯金額を必要とするのか算出できますね。
②家計簿をつけて収入と支出を把握する
毎月いくらの収入で、絶対に必要なお金はどの位の支出になるのかを把握しておきましょう。クレジットカードの明細や通帳などをみれば、おおよその収支の差が分かります。簡単な家計簿でも良いですし、アプリなどを活用する方法もあります。また、毎日つけるのではなく、週に1回や月に1回とまとめてつけても良いでしょう。
③娯楽・外食費など上限を決める
使っているつもりはないのに、貯金できるお金がないという場合、外食や旅行、遊びにつかう金額の上限を決めておきましょう。また、洋服代や化粧品、美容院などにかかるお金も、娯楽費として含めておくと無駄な出費が抑えられます。
④光熱費の見直しや年払いを利用
使っていない電気はコンセントを抜いたり、就寝中や外出中は給湯器の電源を切るなどすると、待機電力費が節約できます。この待機電力費は全体の6%くらいで年間7千円程度の節約になるそうです。
また、保険料やNHK受信料を年払いにすると、割引になるケースもありますので、活用してみて下さい。ただし、途中解約する場合、年払いで支払済だと差額が戻ってこないというケースもありますので注意してくださいね。
⑤小銭貯金・先取り貯金をする
専業主婦が節約以外で貯金を増やすためにおすすめなのが、小銭貯金や先取り貯金です。小銭貯金とは、その名の通り小銭を少しずつ貯金していきます。中でも人気なのが、1円から365円までの中で好きな金額を毎日貯金していく「365円貯金」です。
1日183円程度の貯金でも1年間で66,795円が貯まることになります。また、最初から貯金したい分を先にとっておく「先取り貯金」も、あると使ってしまいなかなか貯金額が増えないという人にはおすすめです。
専業主婦が貯金を続けるために注意すること
貯金用口座の名義が自分の場合
貯金目的などの場合は、夫が妻の名義に年間110万円を超える入金をしても、贈与税がかかることはいそうですが、専業主婦の場合、妻の名義の口座が夫からの入金ばかりになるため、税務署から贈与を疑われる可能性もあるそうです。また、生活費からへそくりとして、妻名義の口座に貯金していると、夫が亡くなったときに相続税がかかる恐れもあるようです。
貯金用口座の名義が夫の場合
夫が急死してしまった場合など、銀行では口座名義人の死亡が分かった時点で、口座はすべて凍結されて、一切の取引ができなくなります。口座が凍結されると、葬儀にかかる費用や、当面の生活費など必要であっても、様々な手続きを行わないと貯金が引き出せなくなります。
世間の専業主婦の毎月の貯金額の目安は?
年代別の世帯貯金額の平均は、30代で400万円程度、40代で600万円となっているようです。しかし、貯金がゼロという世帯も全体の2割程度で、その割合はトップを占めているという調査結果もあります。同じ専業主婦でも、子供のいる家庭や、持家であるか賃貸であるか、など条件はさまざまなので、専業主婦の貯金額もさまざまのようです。
まとめ
専業主婦の貯金は、決まったお金の中でやりくりをしながら、貯蓄をしなくてはいけないので、とても大変ですよね。毎日の生活にかかる費用に加え、冠婚葬祭など急な出費が重なることもあります。日々節約できるところは頑張って節約をしながら、金額と期日の目的を設定すると貯蓄しやすくなるそうなので、試してみましょう。