ホワイトチョコにもカフェインは含まれる!妊娠中でも食べてOK?

ホワイトチョコレート

濃厚でクリーミーなホワイトチョコにカフェインは含まれているのでしょうか?通常のチョコレートの色や苦みは茶色いカカオから作られているはずなのに、色が白いチョコって不思議ですよね。そんなホワイトチョコレートにはカフェインは含まれているのか、妊娠中でも食べてOKなのか健康効果は期待できるのかなど紹介します。

ホワイトチョコレートのカフェイン量

カフェインの文字とコーヒー豆

ホワイトチョコレートにもカフェインが含まれてはいますが、他のチョコレートやコーヒーと比較するとかなり少ないことが分かります。

カフェインの含有量の比較(100ml当たり)

 レギュラーコーヒー  60mg
 ダークチョコレート  30mg
 高カカオチョコレート  68~120mg
 ホワイトチョコレート  4mg

ホワイトチョコレートの板チョコ(1枚50g当たり)に約2mg程度のカフェインが含まれているということになります。

カフェインはカカオマスに含まれいます。カカオマスから搾り取った「カカオバター」で作ったホワイトチョコレートにはごくわずかしか入っていないのです。

一般的なチョコレートよりもかなり少ないとはいえ、微量のカフェインは含まれていますのでカフェインに敏感な方は食べすぎには注意してくださいね。

カフェインのメリットとデメリット
【メリット】  お茶やコーヒー、ココアなどにもカフェインは含まれています。適量を飲む分には、脳の活性化による眠気防止、体脂肪の燃焼、利尿作用、運動能力の向上などに期待できると言われており、日常生活でプラスに働いてくれるでしょう。【デメリット】 カフェインを大量に摂取しすぎると、心拍数の増加、不眠、胃が荒れるなど、体調を崩す場合があります。また強い依存性が出てカフェイン中毒を引き起こす恐れもあるようです。

ホワイトチョコは妊娠中はNG?

ホワイトチョコを食べる妊娠

食品からのカフェインの摂取に関しては、国際機関などにおいて注意喚起等がなされています。英国食品基準庁(FSA)によると、妊娠した女性は1日にコーヒーをマグカップで約2杯分(カフェイン200mg)までとされています。

厚生労働省 食品に含まれるカフェインの過剰摂取について

カフェインをそこまで多く含まないホワイトチョコレートなら、普通に食べる分にはそれほど神経質になる必要はないかもしれません。

ただし、少量のカフェインは含まれているので不安に思う妊婦さんは「ノンカフェイン チョコレート」や「カフェインレス チョコレート」をおすすめします。

キャロブチップス(ノンカフェイン 乳・砂糖不使用)100g×2個

ホワイトチョコに健康効果はある?

とろけるホワイトチョコレート

ポリフェノール

チョコレートにはポリフェノールが多く含まれていると注目されていますが、カカオマスを使っていないホワイトチョコレートにはポリフェノールがほとんど含まれていません。

ポリフェノールには抗酸化作用があり、ガンや動脈硬化を防止する効果や健康や美容に期待できるとされています。ポリフェノールの効果を必要とする場合は普通のチョコレートの方がよいでしょう。

カロリー

板チョコ1枚が約50gとすると、普通のチョコのカロリーは約280 kcalです。それに対して、ホワイトチョコは約300kcalあるのでカロリーは高めです。

メーカーや商品などによって多少異なるものの、ダイエットなどでカロリーを気にする場合は控えましょう。

最後に

色々なチョコレート

カカオマスを使っていないホワイトチョコレートは、カフェインが少ないので、妊婦さんや授乳中のママでも適量であればカフェインを気にすることなく安心して食べることができます。

また、ホワイトチョコレートには加工しやすいというメリットもあります。抹茶チョコやストロベリーチョコなどはホワイトチョコレートを加工して作られているのです。

口どけが優しくクリーミーなホワイトチョコレートはいろんな味にアレンジしやすいのでしょう。ホワイトチョコレートについて正しく理解して、堪能していただけたら嬉しいです。

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