りんごの寿命を縮めてしまうNG行為5選!日持ちさせるためのテクニックとは?

カットした変色したりんご

りんごは、幅広い年齢層から人気がある果物のひとつです。日持ちしやすい果物ですが、保存環境が適していないと劣化を早めてしまう可能性があります。今回は、りんごの寿命を縮めてしまうNG行動をご紹介します。いつもの保存方法を見直し、より長くおいしい状態でりんごを保存できる環境を整えましょう。

甘くておいしいりんご!賞味期限の目安は?

複数のりんご

りんごは老若男女問わず人気があり、体調がよくないときなどにも気軽に食べらる果物です。まずは、りんごの賞味期限の目安を見てみましょう。

  • 常温…1か月ほど
  • 冷蔵…2か月ほど
  • 冷凍…1か月ほど

りんごは、保存状態がよければ比較的長期間美味しい状態を保てます。切ってしまうと保存期間が一気に縮むので、切らずに保存しましょう。

りんごの寿命を縮めてしまうNG行為5選

麻の上に乗ったりんご

りんごは保存期間の長い果物ですが、保存環境によっては傷みやすくなってしまいます。リンゴの寿命を縮めてしまわないためにも、りんごに負担をかけてしまう保存方法を知っておきましょう。

1.たくさんのりんごを同じ場所で保管する

りんご同士が接している状態は、保存に適していません。段ボールの中にゴロゴロとリンゴが入っている状態は、りんごに傷やへこみを作る原因になります。

また、箱の底にあるりんごは、上にあるりんごの圧を受け続けています。傷ができやすく、保存状態がよいとはいえません。りんごは積み重ねず、横並びの状態で保存しましょう。

2.18℃以上の場所で保管する

りんごは、気温が18℃以上になると劣化が早まります。冬であれば室温で保存しやすいですが、夏は野菜室など低温で管理できる場所で保存しましょう。

野菜室だけでなく、冷蔵庫や冷凍庫での保管も可能。冷凍保存すると長持ちしますが、解凍して食べるとりんご特有の食感が損なわれてしまいます。解凍はせず、シャーベットのように凍った状態で食べるのがおすすめです。

3.乾燥している場所で保管する

りんごは水分の多い果物なので、乾燥している場所に放置すると劣化しやすくなります。水分が失われて、りんご全体がしわしわになってしまうと、食べられなくなってしまうので要注意!

4.収穫後長期間放置してしまう

果物や野菜は、収穫すると徐々に劣化し始めます。これは、茎や枝から供給されていた水分や養分が補充されなくなってしまうからです。収穫後、あまりにも長い時間放置されてしまったら、劣化しにくいりんごであっても傷んでしまいます。

また、りんごは蜜が多いと劣化しやすくなる特徴を持っています。蜜が多い品種を購入したら、できるだけ早く食べましょう。

5.切って保存する

丸ごと保存しているりんごは、保存状態が良好であれば常温で1か月ほど保存できます。しかし、りんごを切ってしまうと、保存期間は切ってから1~2日ほどになってしまうので要注意!塩水につけると少し長く持ちますが、丸ごと保存していたときよりも劣化はかなり早まります。

りんごを日持ちさせるコツ

袋にリンゴを入れる様子

りんごを日持ちさせるためには、以下のようなことに気をつけましょう。

  • 低温で保管する
  • りんごの中の水分が飛ばないよう、新聞紙などにくるむ
  • 傷つけないように保管する

夏場などは室温が高いので、野菜室で保管するのがおすすめです。野菜室に入れるときは、ほかの野菜や果物に影響を与えないよう、りんごを新聞紙などでくるんだ後にビニール袋に入れましょう。傷やへこみは、劣化を早めます。落としたり転がさないように注意して扱ってくださいね。

まとめ

かごに乗ったりんご

りんごは保管方法に気をつけると、長期間美味しい状態がキープできます。劣化を早めてしまう方法を知ることで、正しい保管方法を身に着けて、ジューシーで甘いりんごを長く楽しみましょう。

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