自転車がパンクした時に絶対してはいけないNG行為3選

自転車が故障しているか確認している女性

長年使っている自転車は、定期的にメンテナンスをしなければ、不具合を起こすことが度々あります。特にタイヤのパンクはよく見られるケースですよね。今回は、自転車のタイヤがパンクした時に絶対してはいけないNG行為や対処方法を解説するので、いざという時の参考にしてくださいね!

自転車は幅広い世代から愛される一般的な乗り物

自然の中の道で自転車に乗っている女性

自転車は、子どもから高齢者まで、幅広い世代から愛される一般的な乗り物です。また、通勤や通学、保育園や幼稚園の送り迎え、買い物など、男女問わず多くの人が乗っていますよね。

自転車には、ママチャリと呼ばれる自転車や、スポーツタイプのロードバイクなど、幅広い種類の自転車がありますが、一般的に主婦が使う自転車は、ママチャリや電動自転車が多いです。

ママチャリに関しては、時々タイヤの空気を入れたり、タイヤを定期的に交換することで、長く愛用することが可能です。人気の電動自転車も定期的にメンテナンスしてもらったり、バッテリーを買い替えたりすることで、7~8年長持ちさせることは可能ですよ。

ママチャリのタイヤは自転車買い替えまで持つことも

前述したママチャリですが、タイヤの交換時期目安は、約2~3年と言われています。気に入っている自転車であれば、タイヤを交換することで、さらに2~3年、長く愛用することもできるでしょう。

しかし、ママチャリの場合、本体価格が安い物も多く、タイヤを交換する際に、タイヤの価格が自転車本体の価格と大きく差が無いことも珍しくありません。その場合は、本体ごと買い替えてしまう人が多いため、タイヤを買い替えることなく、次の自転車に移行する人も多いです。

自転車がパンクした時に絶対してはいけないNG行為とは?

パンクしている自転車のタイヤ

メンテナンスをすれば、比較的長く愛用できるママチャリをはじめとした自転車ですが、使っているうちに空気が抜けたり、路上で異物を踏んでしまったりして、パンクしてしまうこともあります。もしも自転車がパンクしてしまった場合、注意するべき事はあるのでしょうか。

1.自転車に乗って移動する

自転車のタイヤがパンクしてしまった場合、自転車に乗って移動することは絶対に避けてください。

時々、「まだ空気が抜けきっていないから」と近くの自転車屋まで走って移動しようとする人がいますが、余計にタイヤを傷つけたり、最悪の場合、チューブやバルブが破損するなど、自転車の部品を劣化させる原因となります。

また、走行している最中にタイヤの空気が抜け、転倒などの怪我に繋がる恐れもあります。タイヤがパンクしている自転車は、絶対に乗らないでください。

2.タイヤに刺さった異物をそのまま放置する

走行中にタイヤがパンクした場合、原因は大きく分けて2つです。1つは空気が少なくなった事によるパンクで、もう1つは道端に落ちていたガラスの破片などを踏んでしまったことによるパンクです。

後者が原因であることがとても多く、タイヤに異物が刺さったことでパンクした場合は、まず安全な場所へ移動し、その原因となる異物を取り除くことが最優先です。

タイヤに刺さった状態のまま放置していると、タイヤの中の空気は徐々に漏れ出ていきますし、異物が押し込まれ、内部に入ってしまう恐れもあります。また、圧迫されて別の場所に穴が開いてしまうケースもあるので、まずは異物を取り除きましょう。

3.自転車を押しながら移動する

自転車がパンクした際、多くの人が近くの自転車屋まで手で押して移動しています。しかし、尾市ながら移動している際も、タイヤに負荷が掛かっているため、すでに空いている穴以外の場所にも穴が開いてしまったり、最初に開いた穴が広がってしまったりします。

何ヶ所も穴が開いてしまったり、一箇所の穴が大きくなってしまうと、タイヤの修理が難しくなり、タイヤごと交換しなければいけなくなるため、修理費用(交換費用)が高額になってしまうケースも多いです。

自転車を店舗まで移動させる際は、できるだけタイヤに負担が掛からないよう、持ち上げた状態で移動したり、車で移動させる方法をとりましょう。

もしもパンクしてしまったら?やるべき対処法

道の上でタイヤがパンクしている自転車

では、もしも自転車のタイヤがパンクしてしまったら、私たちはどのように対処するべきなのでしょうか。NG行為で軽く触れている方法もありますが、パンクをした際にするべき対処法を解説していきます。

まずは異物が刺さっていないか確認する

故障した自転車を直そうとしている女性

まず、安全な場所まで自転車を持ち上げて移動し、衝撃を与えないようゆっくり下ろしてから、異物が刺さっていないか確認してください。異物が刺さっている場合は、さらに被害が拡大しないよう、その場で取り除きましょう。

持ち上げた状態で近くの自転車屋で修理

自転車屋が近くにある場合は、自転車を手で押したり乗ったりして移動するのではなく、持ち上げた状態で近くの自転車屋に持ち込みます。ガムテープなどで応急処置をするという人もいますが、基本的にはなるべく早く、専門業者である自転車屋で修理してもらいましょう。

自転車ロードサービスを活用する手段もあり

倒れた自転車と困った様子で電話をしている女性

近くに自転車屋がない、あるいは自転車屋がどこにあるかわからないという場合は、自転車ロードサービスを呼ぶという方法もあります。

近年、自転車に乗る人は、自転車保険に加入しなければいけないと義務づける自治体も増えています。そのため、自転車保険に加入する人が増えてきていますが、その中には、ロードサービスが含まれている保険も多く存在します。

ロードサービスには、事故や何らかのトラブルで自転車を走行できなくなった場合、その場所まで駆けつけ、自宅や自転車屋まで無料で運んでくれるサービスが含まれています。このサービスを利用することで、安全に自転車を移動することができますよ。

自転車がパンクしたら無理せず専門業者に修理依頼を

自転車を修理している女性スタッフ

自転車がパンクした場合、無理に自分で修理したり、そのまま乗って移動しようとせず、専門業者に修理依頼をする方法が適切です。独学で応急処置をすると、被害が拡大する恐れもあるので、愛用している自転車であれば、正しく修理、メンテナンスをしてもらいましょう。

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