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髪を乾かしたりセットするのに役立つドライヤーは必需品
ドライヤーは、お風呂上がりに髪を乾かしたり、朝髪をセットするために必要となるので、一家に一台はあると言っても過言ではない家電です。
最近では、髪を傷めないマイナスイオンで乾かすことができるドライヤーや、自動で温風と冷風が切り替わる機能が搭載されているドライヤーも珍しくなくなってきました。そのため、家電量販店に行くと、多種多様なドライヤーが置かれており、悩んでしまう人も多いでしょう。
使い方を間違えていると髪を傷める原因に
便利で機能性も高くなっているドライヤーですが、使用者が使い方を間違っていると、どんなに良いドライヤーを使っていても、その効果が十分に発揮できません。かえって、ドライヤーによって髪を傷めてしまう原因にもなるのです。
本来、髪に熱を当てることは、髪を傷める行為です。ヘアアイロンを使ったり、デジタルパーマを当てたりすることで髪が傷むのと同じ理由です。したがって、ドライヤーは正しく扱わなければいけないのです。
ドライヤーでしてはいけない絶対NG行為とは?
ドライヤーは間違った使い方をしていると、日に日に髪を傷めてしまいます。では、どのような使い方が髪を傷めてしまうのでしょうか。ここでは、ドライヤーでしてはいけない使い方をいくつか紹介します。
1.髪から近い距離で温風を当てる
ドライヤーの説明書を見てみると、髪から15cm以上離して使うようにと記載されていることがあります。ドライヤーを近くから髪に当ててしまうと、熱が強く当たってしまうため、髪にダメージを負ってしまいます。
ドライヤーで髪を乾かす際は、余計なダメージを負わないよう、15cm~20cmは離して髪を乾かすようにしてください。
2.お風呂上がりにすぐドライヤーで乾かす
お風呂から上がり、ビショビショに濡れた髪にドライヤーを当てていませんか。ビショビショに濡れた髪にドライヤーを当てても、髪が多くの水分を吸収しているため、なかなか乾きません。
すると、必然的にドライヤーの熱を髪に当てる時間が長くなってしまうため、その分、髪がダメージを負ってしまったり、乾燥してしまったりする原因となります。
お風呂上がりにびしょびしょのまま髪を乾かすのではなく、まずはタオルで水分をしっかり吸収してからドライヤーで乾かすようにしましょう。
3.一箇所に集中してドライヤーを当てる
髪を乾かす際、一箇所に集中して長時間ドライヤーを当てていませんか。同じ場所に長時間熱を当てていると、その部分が熱によって大きなダメージを負ってしまいます。
特に毛先は乾かしにくいので、どうしても長時間かけてドライヤーの熱を当てたくなります。しかし、毛先は特に傷みやすいので、長時間当てるのではなく、少しずつ流すように当てるのがポイントです。
4.毛先を温風で完全に乾かし切ろうとする
毛先は温風で完全に乾かしたいと思いがちですが、温風だけで毛先を乾かし切ろうとすると、長い時間が掛かってしまいます。すると、長時間熱風を当てることになるので、毛先がダメージを負ったり、乾燥したりして傷んでしまいます。
毛先は完全に乾かそうとするのではなく、温風で生乾きまで乾かした後、冷風を当てる際に最後まで乾かすようにしましょう。そうすることで、大きなダメージを負うリスクを避けることができますし、キューティクルを保つことができます。
髪を傷めない!キューティクルを維持するドライヤーの使い方
ドライヤーでしてはいけないNG行為を改善した上で、下記のポイントを押さえて髪を乾かすと、髪を傷めず、キューティクルを維持した状態を保つことができます。
- ドライヤーの前にタオルドライする
- 洗い流さないトリートメントを髪に揉み込む
- 最初に根元を乾かす
- 髪は上から下に向かって乾かす
- 最後に冷風を当てて艶感を出す
髪を傷めないように乾かすためには、ドライヤーで風を当てる時間を短縮しなければいけません。そのため、ドライヤーを当てる前にしっかりタオルドライしましょう。ここである程度、余分な水分を拭っておくことで、ドライヤーの時間を短縮させることができます。
また、ドライヤーを当てる前に、髪を熱から守る洗い流さないトリートメントを付けることをおすすめします。洗い流さないトリートメントは、熱から髪を守る役割だけでなく、商品によっては髪のダメージを修復する効果や、髪の質を改善する効果などがあります。
そして、ドライヤーで髪を乾かしたら、必ず最後に冷風を当てましょう。ドライヤーの冷風機能を使って、キューティクルを閉じ込め、艶感を出すことができますよ。
ドライヤーを正しく使って美髪をキープしよう!
今回はドライヤーでしてはいけない使い方や、正しい髪の乾かし方を紹介しました。ドライヤーは便利なヘアケアグッズですが、間違った使い方は余計に髪を傷めてしまいます。正しい乾かし方を意識して、効果的に使用しましょう。