炊飯器が壊れてしまう『絶対NG行為』6選

炊飯器へのNG行為とは

炊飯器はご飯を炊く以外にも、簡単レシピなどが話題になったりしています。ですが、実は安易に炊飯器で調理をすることは炊飯器が壊れる原因にもなることをご存じでしょうか。炊飯器が壊れてしまうNG行為をご紹介します。

炊飯器が壊れてしまうNG行為とは?

1.取説に記載されていない調理法はNG

炊飯器は加熱方法のタイプで分けると「IH炊飯器」「圧力IH炊飯器」「マイコン炊飯器」「ガス炊飯器」と4種類に分かれています。そして、種類やメーカーによって、それぞれ特徴や使い方が違う点があります。

そのため、取扱説明書に記載されていない調理方法で使うと、壊れる原因になったり怪我をする危険がありますので気を付けましょう。

調理機能付き炊飯器では、調理コースを選べば煮込み料理やケーキを作ることができます。ですが、この場合も取扱説明書に書かれている以外の調理方法はNGとされているため、必ず確認して使うようにしてください。

2.ご飯を炊く目的以外の使用はNG(調理機能付き炊飯器以外)

一般的な炊飯器では、ご飯を炊く目的以外で炊飯器を使うのはNGです。SNSなどで材料を入れてスイッチを押したら一品が完成する「炊飯器調理レシピ」が注目されていますが、このような使い方も実はNGとのことです。

簡単に美味しい料理を作ることができても、炊飯器が壊れやすくなったり怪我などにつながる可能性もあるため控えたほうが良いでしょう。

3.基準と異なる水の量や材料を入れるのはNG

入れるものには注意

基準と異なる水の量は早く蒸発して焦げてしまいます。また、多すぎる材料は炊飯器の蓋の部分にくっついてあふれ中身が吹き出すこともあります。このような誤った使い方で炊飯器が壊れてしまうので分量は守るようにして下さい。

4.蒸気の通り道をふさぐのはNG

使う食材や道具によっては、内蓋の蒸気口などに食材などが張り付き故障の原因となります。ポリ袋を使ったり、葉物野菜、皮がむけやすいトマトや豆類などの食材を入れるのは、控えたほうがよいそうです。故障の原因だけでなくやけどや怪我の恐れもあるため危険です。

5.大量の油を入れるのはNG

大量の油を入れると温度が上がり過ぎ、内釜が焦げ付いたり中身が噴出する恐れがあります。また、炊飯器には温度センサーが付いているため、高温になることで誤作動を起こし、炊飯器が壊れてしまうのでNGです。

6.取り外しできないパッキンなどを外して洗うのはNG

無理やり洗うのはNG

炊飯器の種類によっては、炊飯器を洗う際に取り外しできないタイプのパッキンを無理に外して洗うのはNGです。蒸気漏れや外蓋が開かなくなるそうなので気を付けましょう。

万が一、外してしまい自分で取り付けられないときは、販売店やメーカーの窓口で相談をしてから使うようにしてください。

内釜を劣化させる行為にも気を付けて!

内装にも気を付けるべき

絶対NG行為ではありませんが、内釜を劣化させる行為にも気を付けましょう。炊飯器の内釜の表面には、焦げ付きを防ぐためのフッ素樹脂がコーティングされています。使い方や洗い方を誤るとフッ素樹脂がはがれたり、目盛り線が消えてしまいます。

内釜のフッ素樹脂がはがれてしまっても、体に吸収されずに排出されるため人体に害はないそうです。また、炊飯や保温にも問題はないそうです。

ですが、ご飯がこびりつきやすくなるなどの支障は出やすくなるため、注意事項を守って正しく使うようにしましょう。次のような内釜が劣化するような行為には気を付けてください。

  • 洗米するときにザルを内釜に乗せるのはNG
  • 木製しゃもじや付属品のしゃもじを使い金属製の調理器具を使うのはNG
  • 内釜に食器類やかたい調理器具を入れて一緒に洗うのはNG
  • スポンジの研磨粒子面や金属タワシを使って洗うのはNG
  • 腕時計や指輪などの貴金属を付けてお手入れするのはNG
  • 食器洗い乾燥機を使うのはNG

最後に

炊飯器は身近な調理器具であり、炊飯器を使った簡単レシピも話題になったこともあります。そのため、ご飯を炊く以外に使用したことがあるご家庭も多いかもしれません。

ですが、取扱説明書に書かれていること以外の使い方は故障につながるだけでなく、怪我や事故を引き起こすこともあるため控えたほうがよいでしょう。

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