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秋~冬はりんごが旬の季節!どんな食べ方をしてる?
9月に入ると、少しずつスーパーにりんごが並び始めます。りんごは秋~冬にかけて旬を迎えるため、この時期に売られているりんごはとても美味しいですよね。みずみずしく甘いりんごは、小さなお子様から大人までが食べられるので、多くのご家庭で愛される果物の代表的存在です。
りんごの持つ栄養素とその効能
りんごは多くの栄養素を含んでいるため、食べることでさまざまな効能を得ることができます。主な栄養素は以下のとおりです。
- タンニン…抗酸化作用
- プロシアニジン…整腸作用
- ペクチン…整腸作用、便秘予防
特にプロシアニジンは、りんごの皮に多く含まれています。また、りんごは加熱するとペクチンの効果が約9倍にも高まると言われています。
食べ方によっては栄養や美味しさを損なうことも
りんごには上記で紹介したような健康や美容に良い効果をもたらしてくれる栄養素が多く含まれています。しかし、食べ方によっては栄養やりんご本来のおいしさを損なってしまう恐れもあります。
多くの場合、りんごの皮をむき、食べやすい大きさに切ってから、家族と一緒に食べるという人が多いですが、前述したように、りんごの皮にも多くの栄養素が含まれています。そのため、皮をすべて剥き、取り除いて食べてしまうと、栄養効果が減少してしまうのです。
りんごはどんな風に食べるべき?正しい食べ方を解説
多くの人がやりがちなりんごの皮をむいて食べる方法は、せっかく皮に含まれている栄養素を損なってしまいます。では、りんごはどのように食べるのが正解なのでしょうか。ここでは、りんごの正しい食べ方を解説していきます。
皮付きのまま生で食べるのが大正解!
ここまでお話ししたように、りんごの皮には多くの栄養素が含まれています。そのため、りんごの栄養素をすべて吸収するためには、皮付きのまま、そして生で食べるのが正解です。
再度解説すると、りんごの皮にはプロシアニジンと呼ばれる食物繊維の一種が豊富に含まれています。胃や腸の調子を良くしてくれるため、胃痛の改善や便秘予防に効果的です。
すりおろして食べるのもおすすめ
りんごの皮を剥かないと食べにくいという人もいますよね。この場合は、皮を付けたまますりおろして食べる方法もおすすめです。すりおろしたりんごは、料理やヨーグルトの味付けなど、さまざまな料理に活用できます。もちろん、そのまま食べても美味しいですよ。
離乳食や介護職にも活用できるので、乳幼児や小さなお子様、また高齢の方の料理にはすりおろして使う事をおすすめします。
切ったりんごは塩水につけておこう
りんごを皮付きのままカットし、家族一緒に食べることは多いでしょう。しかし、すべて食べきれなかったという経験はありませんか。そのまま冷蔵庫で保存してしまうと、酸化が進み、すぐに食べられなくなってしまいます。
切ったりんごは塩水につけておくことで、酸化を防ぐことができます。また、りんごに含まれるがんや老化防止に効果的なポリフェノールを守ることにもなります。栄養素を壊さず、みずみずしい状態を保ってくれるので、切ったりんごは塩水につけておきましょう。
りんごのべたつきは洗い流さないで!
りんごの皮にべたつきを感じると、べたつきを取り除こうと水で洗い流す人は多いです。しかし、実はこのべたつきも甘みを引き出してくれる成分の一種です。そのため、りんごのべたつきは洗い流さず、そのまま食べることで、栄養素と甘みを失わずに味わうことができます。
ミキサーにかける場合は皮ごとジュースに
りんごジュースを作るために、リンゴをミキサーにかける人も多いでしょう。作り立てのりんごジュースは新鮮でおいしいですよね。しかし、この場合も皮を剥かずに、皮ごとミキサーにかけましょう。栄養素と甘みを残したまま、りんごジュースを取り込めます。
りんごは皮ごと生で食べるのが大正解!
今回はりんごの正しい食べ方を解説しました。皮を剥いて食べていたという方も多いのではないでしょうか。しかし、皮には多くの栄養や甘みが含まれているので、りんごは皮ごと生で食べるのが正解です!ぜひ今後はりんごを皮ごと食べてくださいね。