目次
衣替え…服が虫に食われていた経験がある人は多い
季節の変わり目になると、気温に会わせて衣替えをするご家庭が多いですが、その時に起こるショックな出来事の代表格といえば、『悪臭』と『カビ』、そして『虫食われ』ではないでしょうか。服を出した途端「お気に入りなのに穴が開いている…」という経験を持つ人は少なくないはずです。
クローゼットは締め切っていることが多く、換気扇を備えていない家が多いため、意外と湿気が溜まりやすい場所です。そのため、温かく、湿度の高い場所は、虫たちにとって良い条件が揃い、居心地が良いのです。
クローゼットに虫が湧いてしまうNG行為とは?
では、クローゼットに虫が湧いてしまうNG行為には、どのような行為が当たるのでしょうか。皆さんは以下のような行為をクローゼットにしてはいませんか。
1.クローゼットにしまう前に洗濯しない
クローゼットに服をしまう前、きちんと洗濯をして収納していますか。特に厚手のニットセーターやコートは洗濯しにくいため、そのまま収納してしまう人が少なくありません。
しかし、洗濯やクリーニングしていたい衣服には、汚れや汗、食べこぼした食料や飲料が付着しています。虫たちにとって、それらはエサになるため、集まってきてしまうのです。
また、クローゼットに湧く虫たちは、一度に多くの卵を産み付けます。クローゼット内は虫にとって心地よい環境のため、卵も産みやすいので注意が必要です。
2.クローゼットの中を定期的に掃除しない
意外とクローゼットの中を掃除する人は少ないですが、虫にとって汚れや埃は格好のエサとなります。定期的に掃除しなければ、虫にとってエサもあり、気温や湿度も適しているため、多くの虫が集まったり、卵を産み孵化したりと、多くの虫が湧きやすくなります。
3.クローゼットを常に締め切っている
部屋の見栄えを気にして、クローゼットを締め切っているご家庭、そして部屋は多いですよね。特に面積の狭い部屋の場合、扉の仕様によっては、開けたままでは部屋が寄り狭くなってしまうことを危惧する人もいるでしょう。
しかし、クローゼットを締め切っていると、クローゼットの中に湿気を溜め込む原因となります。湿度が高いと、虫も湧きやすいですし、カビも生えやすくなります。服をダメにする原因となるので、普段はクローゼットを開けっ放しにしておくことをおすすめします。
クローゼットに虫を湧かせないための対策は?
クローゼットに虫が湧いてしまうと、気分が悪いですし、服もダメになってしまうので、早めに対策しておきたいですよね。では、クローゼットに虫を湧かせないためには、上記で紹介したNG行為を改善する以外に、どのような対策があるのでしょうか。
防虫剤と除湿剤を同時活用
基本的な対策法ではありますが、防虫剤をクローゼットに置いておく方法は効果的です。それと同時に、除湿剤も潜ませておくことで、湿度を下げる効果も期待でき、虫が湧くのを防ぐだけでなく、カビ予防にも効果があります。
クローゼットはなるべく開けておく
先ほどお話ししたように、できるだけクローゼットの中に湿気を溜め込まないためにも、クローゼットは基本的に開けておきましょう。全開にしておくことで、風通しが良くなり、湿度を下げることができます。
また、クローゼットのある部屋の換気も忘れないようにしましょう。クローゼットを開けていても、部屋の空気がよどんでいたり、締め切っていると、湿度の高い空気が入れ替わるだけで、風通しが良くなりません。
収納している服を時々日干しする
非常に手間がかかってしまいますが、収納している服を時々日光に当てて日干しすることで、害虫を駆除したり、湿気を蒸発させたりすることもできます。ノミやダニの予防にもなるので、時間のあるときに行いましょう。
クローゼットは風通しを良くして『虫湧き』を予防しよう
今回はクローゼットに虫が湧いてしまうNG行為を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。虫が湧いてしまうのは、湿度や食べこぼし、汚れが主な原因です。これらをしっかり予防、対策し、虫が湧くのを防ぎましょう。