掃除機がゴミを吸わなくなってしまう『NG行為』5選

掃除機のダストカップのゴミ

掃除機をかけていても吸引力が落ちるとゴミをしっかり吸わなくなってしまいます。効率よく掃除ができないだけでなく、消費電力もかかってしまいそうですよね。寿命によってゴミを吸わなくなることもありますが、日頃の使い方やお手入れ方法に問題があるかもしれません。掃除機がゴミを吸わなくなってしまうNG行為をご紹介します。

掃除機がゴミを吸わなくなってしまう原因とは?

1.紙パック式掃除機のゴミを溜めたままにしておく

紙パック式の掃除機

紙パック式の掃除機の場合、紙パックにゴミを溜めたままいっぱいになると吸引力が低下します。紙パック交換ランプが点滅や点灯している場合は、紙パックが満杯になっているはずです。そのような場合は、すぐに新しい紙パックに交換しましょう。

2.サイクロン式掃除機のダストカップのゴミを捨てない

サイクロン式掃除機はダストカップにゴミが溜まっていきます。基本的には掃除機を使った後にゴミを捨てるのが前提として作られているそうです。

そのため、ダストカップ内のゴミをそのままにしておくとゴミを吸わなくなる原因となりますので、使用後にはダストカップにたまったゴミを捨てる、という習慣をつけるようにしましょう。

3.床ノズルやヘッドブラシのゴミを取り除かない

フローリングに掃除機をかける女性

床ノズルには髪の毛や糸くずなどが巻き付きやすく、そのままにしておくとブラシが正常に回転しなくなるそうです。またヘッドブラシに絡まった髪の毛や糸くず、ホコリも取り除かないと吸引力が落ちます。

4.大きなゴミを吸い取る

大きめのゴミを吸い取っているとホースの途中でつまりゴミを吸わなくなってしまいます。ホース内にゴミが引っかかっているのが分かるようであれば、すぐに取り除いてください。

自分で取り除けない場合は、修理できるところに相談しましょう。そのまま使っていると吸引力が悪くなるだけでなく故障につながるため早めに対処してください。

5.サイクロン式掃除機のフィルターを掃除しない

掃除機のフィルターは吸い込んだ空気とゴミを分ける役割を持っているため、小さなゴミが付着しやすいそうです。そのため、フィルターをまめに掃除しないと目詰まりを起こしゴミを吸いにくくなるそうです。

ゴミを吸わなくなるのは寿命の場合もある

掃除機の平均寿命

掃除機のダストカップのゴミ

掃除機の平均寿命は7年程度と言われています。使い方や日頃のお手入れ方法によって寿命は変わりますが、掃除機は6年経過すると故障しても修理ができないケースが多いです。

その理由は、家電にはそれぞれ修理に使われる部品などの保存期間が定められていて、掃除機の部品の保有期間は6年と定められているそうです。この期間を過ぎると、修理に必要な部品が手に入らなくなるので、故障した場合、修理ではなく買い替えの検討をしなければなりません。

また、掃除機の種類によっても平均寿命は違うようです。紙パック式の掃除機は寿命が長く15年程度使えるものもあります。

一方、サイクロン式は6~10年。コードレス掃除機やロボット掃除機はバッテリーが主な寿命の原因になるそうですが、バッテリーの寿命はメーカーによって大きく異なるそうです。

寿命のサイン

赤いサイクロン掃除機

掃除機は寿命になると吸引力が落ちてきます。前述したNG行為に気を付けながらきちんとお手入れをしているにもかかわらず、ゴミを吸わない場合は寿命の可能性が高いでしょう。

寿命のサインは

  • 吸い込みが悪くなる
  • 動かない
  • 途中で止まる
  • 焦げ臭いにおいがする

などです。動かなくなったりするのはモーターの調子が悪い可能性が高いそうです。さらに、本体が熱くなったり焦げ臭いにおいがした場合は、モーター内部が過熱して発火の恐れもあるため危険なので早めに買い替えを検討しましょう。

さいごに

掃除機の横で×印をしている女性

吸引力が落ちる原因は日頃のお手入れ不足によるものが多いようです。紙パックやダストカップにゴミを溜めたままにしないことや、フィルターや床ノズルのゴミやホコリを取り除くことが大切です。

お手入れをきちんとしていても吸わなくなる場合は、掃除機そのものの寿命の可能性もあります。寿命のサインで当てはまるところがあれば買い替えを検討するのが良いでしょう。

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