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なぜ買い物の時間がもったいないのか?
「家事の中でどれが一番時間を使っている?」と聞かれたら、多くの人が料理や掃除を思い浮かべるかもしれません。でも、意外と見落とされがちなのが「買い物」にかかる時間です。特に、日常的に買い物に行く頻度が高い人や計画性がないまま買い物をしている人にとっては、時間を無駄にしている可能性が大いにあります。
例えば、毎日スーパーに通っている人なら、その移動時間や店内での物色時間が1週間でどれくらいになるか考えたことはありますか?単純に30分の買い物を週5回続けると、合計で2時間半!その時間を他の家事や自分のリラックスタイムに回せたら、もっと充実した日々を送れるかもしれません。
今回は、買い物にかかる時間を削減しつつ、効率を上げる方法について具体的に掘り下げていきます。
あなたもやってるかも?非効率な買い方6選
効率的な買い物をするためには、まず「どんな行動が非効率なのか」を知ることが大切です。よくある例を挙げながら、それぞれの課題を明らかにしていきましょう。
1. 毎日買い物に行く
毎日スーパーに通う人は、必要なものをその都度購入することで「無駄な時間」を生んでしまいます。ある調査によると、既婚女性の約23%が毎日買い物をしているとのこと。もちろん、日々の新鮮な食材を求めるのは大切なことですが、週1回のまとめ買いに切り替えるだけで、移動時間や店内での滞在時間を大幅に削減できます。
例えば、週1回の買い物に30分かかるとして、毎日30分を費やす場合と比べて週に2時間の節約が可能です。時間だけでなく、まとめ買いは余計な買い物を防ぎ、家計の節約にもつながるので一石二鳥です。
2. 在庫を確認せずに買い物に行く
家に帰って冷蔵庫を開けたら「あ、これもうあったんだ…」なんて経験はありませんか?在庫確認を怠ると、同じ調味料や日用品を買ってしまい、結局余計な出費が増えるだけでなく、時間の無駄にもつながります。
特に、忙しい人にとって便利なのが「買い物リスト」の活用です。調味料や日用品は使い切るタイミングでリストに追加し、それを基に買い物を計画すれば、買い忘れも防げます。最近ではスマートフォンのアプリを活用してリストを管理する人も増えており、紙のメモよりも効率的です。
3. お店をハシゴする
「少しでも安く買いたい!」と思う気持ちは誰にでもありますが、特売品を求めて何店舗もハシゴするのは、かえって効率を悪くしている場合があります。特に、目的地までの移動や店内での物色時間が積み重なると、気づかないうちに膨大な時間を消費してしまいます。
実際、慣れた1店舗でまとめて買い物をするだけで、商品の配置を把握している分スムーズに買い物を終えられるというメリットがあります。さらに、移動に使う時間や交通費を省けるため、結果的には節約にもつながります。
4. 時間帯を選ばずに買い物をしている
混雑する時間帯に行くことで、レジ待ちや駐車場探しに余計な時間を取られることはありませんか?特に、夕方や週末は多くの人が買い物に集中するため、効率が悪くなりがちです。
例えば、平日の午前中や閉店間際など、人が少ない時間帯を選ぶだけで、待ち時間を大幅に短縮できます。また、最近ではスマートフォンアプリで店舗の混雑状況を確認できるものもあり、事前に計画を立てるのに役立ちます。
5. 店舗の配置を把握していない
スーパーで「あれ、どこだっけ?」と探し回ってしまうことはありませんか?商品の配置を知らないと、無駄に店内を歩き回ることになり、結果として買い物にかかる時間が増えてしまいます。
行きつけの店舗を決め、売り場の配置を把握しておくと、必要なものを効率よく集めることができます。さらに、特定の曜日に特売が行われる場合もあるので、その情報を活用することで、時短と節約の両方が実現します。
6. 買い物の後片付けを考えていない
買い物の効率を上げても、袋詰めや後片付けで時間を無駄にしてしまっては本末転倒です。例えば、エコバッグを忘れてレジ袋を購入し、後で袋詰めに手間取ることはよくあるケースです。最近では「レジカゴバッグ」という便利なアイテムがあります。レジカゴバッグを使えば、レジで直接商品を詰めてもらえるので、家に帰ってからの袋詰め作業が不要になります。
さらに、ゴミの分別や収納場所の整理まで考慮して買い物をすることで、後片付けの負担を最小限に抑えることができます。例えば、パッケージが少ない商品を選んだり、リサイクル可能な素材を意識的に選ぶといった工夫も有効です。
効率を上げるための買い物時短術
ここまで効率の悪い買い方について触れてきましたが、それを改善するための具体的な方法をお伝えします。時短術を取り入れることで、毎日の生活にもっと余裕を持たせることができます。
買い物リストの活用で無駄を防ぐ
買い物に行く前にリストを作成するのは、効率的な買い物の第一歩です。冷蔵庫やストックを確認し、不足しているものをリストにまとめるだけで、買い忘れや重複購入を防げます。さらに、カテゴリーごとに整理されたリストを使えば、店内の移動もスムーズです。
最近ではスマートフォンアプリで買い物リストを作成できるサービスも増えています。例えば、「共有機能」を使えば家族と簡単にリストを共有できるため、買い物の手間が分散され、効率がさらにアップします。
まとめ買いの計画を立てる
週に一度、必要なものをまとめ買いするだけで、買い物にかかる時間が大幅に短縮されます。また、まとめ買いを計画的に行うことで、家計の節約にもつながります。特売日を活用するのはもちろんのこと、冷凍保存可能な食品を購入しておけば、必要なときに解凍して使えるため料理の手間も軽減されます。
例えば、週末に家族で買い物計画を立てておくと、次の1週間がスムーズに回ることを実感できるはずです。
キャッシュレス決済で支払いを迅速に
キャッシュレス決済は、買い物時の会計を短時間で済ませるための便利な方法です。現金を探して財布から取り出す手間や、ATMでお金を下ろす時間を省くことができます。
さらに、クレジットカードや電子マネーを使えば、ポイント還元や割引などの特典も受けられるため、効率だけでなく家計管理にもメリットがあります。
ネット通販やデリバリーサービスを活用する
移動時間や店内での物色時間を削減するなら、ネットスーパーやデリバリーサービスは有力な選択肢です。特に、日用品や定期的に購入する食品は、ネット通販の「定期便」を利用するとさらに効率が上がります。
例えば、重たい飲料水やお米などを自宅に届けてもらうことで、移動の手間も体力の消耗も避けられます。デジタル時代ならではの便利な選択肢を活用してみてください。
買い物を見直すだけで生まれる時間の余裕
買い物は毎日の生活に欠かせない行動ですが、少しの工夫で大幅に効率を上げることができます。買い物リストを作る、頻度を減らす、キャッシュレス決済を活用する。どれも簡単に取り入れられるものばかりです。
時間は誰にとっても限られた資源です。買い物の方法を見直すことで、浮いた時間を家族との団らんや自分の趣味に使うことができます。ぜひ今日から試してみてください!